金沢大学/2023年度

3金沢大学 2023年 数学 第3問解答・解説

場合の数と確率

1問題

金沢大学2023年度第3問
K を自然数とする。2つの箱 A と B があり、A に赤玉 1 個、B に白玉 K 個が入っている。A の中の 1 個の玉と B の中の 1 個の玉の交換を繰り返し行う。n 回目の交換が終わったときに A の中の玉が赤玉である確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

赤玉の所在だけに注目し、n回目の交換終了後に赤玉がAにある確率について漸化式を立てて解く。

解答

【追加仮定】各回、その時点で箱Bに入っている KK 個の玉から、どの玉も等確率となるように1個を選ぶと仮定します。

赤玉は全体で1個だけなので、その所在だけを追う。nn 回目の交換後に赤玉がAにある確率を pnp_n とする。初めは赤玉がAにあるから p0=1p_0=1。

交換後に赤玉がAにあるためには、交換前に赤玉がBにあり、かつBの KK 個から赤玉を選ぶ必要がある。交換前に赤玉がBにある確率は 1−pn1-p_n で、Bから赤玉を選ぶ確率は 1/K1/K だから、pn+1=1−pnK.p_{n+1}=\frac{1-p_n}{K}.

定常値 p∗p_* は p∗=(1−p∗)/Kp_*=(1-p_*)/K を満たすので p∗=1/(K+1)p_*=1/(K+1)。したがって pn+1−p∗=−(pn−p∗)/Kp_{n+1}-p_* = -(p_n-p_*)/K である。初期値 p0=1p_0=1 を用いると、pn−p∗=(−1K)n(p0−p∗)=(−1K)nKK+1.p_n-p_*=\left(-\frac1K\right)^n(p_0-p_*)=\left(-\frac1K\right)^n\frac{K}{K+1}.

よって、pn=1K+1+KK+1(−1K)n(n=1,2,…).\boxed{p_n=\frac{1}{K+1}+\frac{K}{K+1}\left(-\frac1K\right)^n}\quad(n=1,2,\ldots).

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 確率の基本法則

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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