藤田医科大学/2024年度/前期

1藤田医科大学 2024年 数学 第1問解答・解説

場合の数と確率数学と人間の活動(整数)三角関数微分法

1問題

藤田医科大学2024年度第1問
次の問いに答えよ。

(1) 5 個のさいころを投げて出た目の 5 つの数字を左から小さい順に並べるとき、1 番左の数字が 3 以下である確率は アイウエ\dfrac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウエ}}} であり、左から 2 番目の数字が 3 以下である確率は オカキク\dfrac{\boxed{\text{オカ}}}{\boxed{\text{キク}}} である。

(2) 202422024^{2} の正の約数の個数は ケコ\boxed{\text{ケコ}} 個である。

(3) xyxy 平面上に 2 点 A(0, 8)\mathrm{A}(0,\,8)、B(0, 98)\mathrm{B}(0,\,98) と動点 P(p, 0)\mathrm{P}(p,\,0) がある。p>0p>0 の範囲で点 P\mathrm{P} が動くとき、∠APB\angle\mathrm{APB} は p=サシp=\boxed{\text{サシ}} のとき最大となる。

(4) 実数 aa に対して xyxy 平面上の 3 点 O(0, 0)\mathrm{O}(0,\,0)、A(−a, a2)\mathrm{A}(-a,\,a^{2})、B(a, a2)\mathrm{B}(a,\,a^{2}) を頂点とする △OAB\triangle\mathrm{OAB} の内心の座標が (0, 380)(0,\,380) のとき、△OAB\triangle\mathrm{OAB} の内接円の半径は スセ\boxed{\text{スセ}} である。

(5) 実数 x, y, zx,\,y,\,z に対して x+y+z=3+2x+y+z=\sqrt{3}+2、xy+yz+zx=5xy+yz+zx=5、xyz=10xyz=10 のとき、x3+y3+z3=ソタx^{3}+y^{3}+z^{3}=\boxed{\text{ソタ}} である。

(6) 実数 x, yx,\,y に対して x≦yx\leqq y のとき、x2+2y2−8x−4y+9x^{2}+2y^{2}-8x-4y+9 の最小値は チツ\boxed{\text{チツ}} である。

(7) ∫−57x4+2x3−3x2−4x+4 dx=テトナ\displaystyle\int_{-5}^{7}\sqrt{x^{4}+2x^{3}-3x^{2}-4x+4}\,dx=\boxed{\text{テトナ}} である。

(8) 複素数平面上の 3 点 O(0)\mathrm{O}(0)、A(5−i)\mathrm{A}(5-i)、B(−4+6i)\mathrm{B}(-4+6i) に対して、∠AOB=ニヌπ\angle\mathrm{AOB}=\dfrac{\boxed{\text{ニ}}}{\boxed{\text{ヌ}}}\pi である。ただし 0<∠AOB<π0<\angle\mathrm{AOB}<\pi、ii は虚数単位とする。

(9) a=log⁡0.13a=\log_{0.1}3 のとき 0.0001a=ネノ0.0001^{a}=\boxed{\text{ネノ}} である。

(10) 関数 y=sin⁡x (−π2<x<π2)y=\sin x\ \left(-\dfrac{\pi}{2}<x<\dfrac{\pi}{2}\right) の逆関数を f(x)f(x) とするとき、微分係数 f′(74)=ハヒf'\left(\dfrac{\sqrt{7}}{4}\right)=\dfrac{\boxed{\text{ハ}}}{\boxed{\text{ヒ}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    3132\dfrac{31}{32}、1316\dfrac{13}{16}
  • (2)
    6363
  • (3)
    p=28p=28
  • (4)
    1919
  • (5)
    2626
  • (6)
    −3-3
  • (7)
    153153
  • (8)
    34π\dfrac{3}{4}\pi
  • (9)
    8181
  • (10)
    43\dfrac{4}{3}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

小問集合。どれも定番の考え方で解ける:余事象と反復試行、素因数分解、角の正接、内心と辺の距離、対称式、条件付きの最小(境界で考える)、平方の形を見抜く積分、複素数の商の偏角、指数と対数、逆関数の微分。

解答

(1)

1 番左(最小値)が 3 以下になるのは、3 以下の目が少なくとも 1 つ出るときだから 1−(12)5=31321-\left(\dfrac{1}{2}\right)^{5}=\dfrac{31}{32}。左から 2 番目が 3 以下になるのは、3 以下の目が少なくとも 2 つ出るときだから
1−(12)5−5C1(12)5=1−632=1316. 1-\left(\dfrac{1}{2}\right)^{5}-{}_{5}\mathrm{C}_{1}\left(\dfrac{1}{2}\right)^{5}=1-\dfrac{6}{32}=\dfrac{13}{16}.

(2)

2024=23⋅11⋅232024=2^{3}\cdot 11\cdot 23 だから 20242=26⋅112⋅2322024^{2}=2^{6}\cdot 11^{2}\cdot 23^{2} で、約数の個数は 7⋅3⋅3=637\cdot 3\cdot 3=63。

(3)

∠OPA=α\angle\mathrm{OPA}=\alpha、∠OPB=β\angle\mathrm{OPB}=\beta とすると tan⁡α=8p\tan\alpha=\dfrac{8}{p}、tan⁡β=98p\tan\beta=\dfrac{98}{p} で、
tan⁡∠APB=tan⁡(β−α)=98p−8p1+784p2=90p+784p. \tan\angle\mathrm{APB}=\tan(\beta-\alpha)=\dfrac{\dfrac{98}{p}-\dfrac{8}{p}}{1+\dfrac{784}{p^{2}}}=\dfrac{90}{p+\dfrac{784}{p}}.
相加平均と相乗平均の関係より p+784p≧2784=56p+\dfrac{784}{p}\geqq 2\sqrt{784}=56(等号は p=28p=28)。∠APB\angle\mathrm{APB} は鋭角だから、p=28p=28 で最大となる。

(4)

内心 (0, 380)(0,\,380) は三角形の内部にあり、内接円の半径を rr とすると、辺 AB\mathrm{AB}(y=a2y=a^{2})との距離から r=a2−380r=a^{2}-380、辺 OB\mathrm{OB}(ax−y=0ax-y=0)との距離から r=380a2+1r=\dfrac{380}{\sqrt{a^{2}+1}}。u=a2+1u=\sqrt{a^{2}+1} とおくと
u2−381=380uよりu3−381u−380=(u+1)(u−20)(u+19)=0. u^{2}-381=\dfrac{380}{u}\quad\text{より}\quad u^{3}-381u-380=(u+1)(u-20)(u+19)=0.
u>0u>0 より u=20u=20、a2=399a^{2}=399 で、r=399−380=19r=399-380=19。

(5)

s=x+y+z=2+3s=x+y+z=2+\sqrt{3} とおくと s3=26+153s^{3}=26+15\sqrt{3} で、
x3+y3+z3=s3−3s(xy+yz+zx)+3xyz=26+153−15(2+3)+30=26. x^{3}+y^{3}+z^{3}=s^{3}-3s(xy+yz+zx)+3xyz=26+15\sqrt{3}-15(2+\sqrt{3})+30=26.

(6)

F=(x−4)2+2(y−1)2−9F=(x-4)^{2}+2(y-1)^{2}-9。x≦yx\leqq y の範囲で、FF が最小となる点は境界 x=yx=y 上にある(範囲の内部の点 (x, y)(x,\,y) は、点 (4, 1)(4,\,1) と結んだ線分が境界 x=yx=y と交わり、その交点のほうが FF の値が小さい)。x=yx=y のとき F=3x2−12x+9=3(x−2)2−3F=3x^{2}-12x+9=3(x-2)^{2}-3 で、最小値は −3-3(x=y=2x=y=2)。

(7)

x4+2x3−3x2−4x+4=(x2+x−2)2x^{4}+2x^{3}-3x^{2}-4x+4=(x^{2}+x-2)^{2} だから、被積分関数は ∣(x+2)(x−1)∣|(x+2)(x-1)| である。G(x)=x33+x22−2xG(x)=\dfrac{x^{3}}{3}+\dfrac{x^{2}}{2}-2x とおくと
∫−57(x2+x−2) dx=G(7)−G(−5)=144,∫−21(x2+x−2) dx=−92 \int_{-5}^{7}(x^{2}+x-2)\,dx=G(7)-G(-5)=144,\qquad \int_{-2}^{1}(x^{2}+x-2)\,dx=-\dfrac{9}{2}
だから、求める値は 144+2⋅92=153144+2\cdot\dfrac{9}{2}=153。

(8)

−4+6i5−i=(−4+6i)(5+i)26=−26+26i26=−1+i\dfrac{-4+6i}{5-i}=\dfrac{(-4+6i)(5+i)}{26}=\dfrac{-26+26i}{26}=-1+i で、偏角は 34π\dfrac{3}{4}\pi。よって ∠AOB=34π\angle\mathrm{AOB}=\dfrac{3}{4}\pi。

(9)

0.1a=30.1^{a}=3 だから 0.0001a=(0.1a)4=810.0001^{a}=\left(0.1^{a}\right)^{4}=81。

(10)

y=f(x)y=f(x) とすると x=sin⁡yx=\sin y で、dxdy=cos⁡y>0\dfrac{dx}{dy}=\cos y>0。x=74x=\dfrac{\sqrt{7}}{4} のとき cos⁡y=1−716=34\cos y=\sqrt{1-\dfrac{7}{16}}=\dfrac{3}{4} だから、f′(74)=1cos⁡y=43f'\left(\dfrac{\sqrt{7}}{4}\right)=\dfrac{1}{\cos y}=\dfrac{4}{3}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 余事象の確率
  • 反復試行の確率
  • 約数の個数
  • 正接の加法定理
  • 対称式
  • 定積分と絶対値
  • 逆関数の微分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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