藤田医科大学/2024年度/前期

2藤田医科大学 2024年 数学 第2問解答・解説

数列極限

1問題

藤田医科大学2024年度第2問
数列 {an}\{a_{n}\} が
a1=1,nan+1=3∑k=1nak(n=1,2,3,4,⋯ ) a_{1}=1,\qquad na_{n+1}=3\sum_{k=1}^{n}a_{k}\quad(n=1,2,3,4,\cdots)
を満たす。次の問いに答えよ。
(1) 数列 {an}\{a_{n}\} の一般項を求めよ。
(2) ∑n=1∞an+1anan+2\displaystyle\sum_{n=1}^{\infty}\frac{a_{n+1}}{a_{n}a_{n+2}} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

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解答

藤田医科大学 2024年度 一般前期 数学 問題2

(1) 一般項

an+1=3nSn,Sn=∑k=1nak a_{n+1}=\dfrac{3}{n}S_n,\qquad S_n=\sum_{k=1}^{n}a_k
とおく。すると
Sn+1=Sn+an+1=(1+3n)Sn=n+3nSn. S_{n+1}=S_n+a_{n+1}=\left(1+\dfrac{3}{n}\right)S_n=\dfrac{n+3}{n}S_n.
S1=1S_1=1 なので
Sn=41⋅52⋅63⋯n+2n−1=(n+2)!3! (n−1)!=n(n+1)(n+2)6. S_n=\dfrac{4}{1}\cdot\dfrac{5}{2}\cdot\dfrac{6}{3}\cdots\dfrac{n+2}{n-1}=\dfrac{(n+2)!}{3!\,(n-1)!}=\dfrac{n(n+1)(n+2)}{6}.
S0=0S_0=0 とおけば、これから
an=Sn−Sn−1=n(n+1)(n+2)−(n−1)n(n+1)6=n(n+1)2(n≧1). a_n=S_n-S_{n-1}=\dfrac{n(n+1)(n+2)-(n-1)n(n+1)}{6}=\boxed{\dfrac{n(n+1)}{2}}\quad(n\geqq1).
この式は n=1n=1 でも a1=1a_{1}=1 と一致する。

(2) 無限級数

一般項を代入すると
an+1anan+2=(n+1)(n+2)2n(n+1)2⋅(n+2)(n+3)2=2n(n+3)=23(1n−1n+3). \dfrac{a_{n+1}}{a_{n}a_{n+2}}=\dfrac{\dfrac{(n+1)(n+2)}{2}}{\dfrac{n(n+1)}{2}\cdot\dfrac{(n+2)(n+3)}{2}}=\dfrac{2}{n(n+3)}=\dfrac{2}{3}\left(\dfrac{1}{n}-\dfrac{1}{n+3}\right).
従って第 NN 部分和は
∑n=1Nan+1anan+2=23(1+12+13−1N+1−1N+2−1N+3). \begin{aligned} \sum_{n=1}^{N}\dfrac{a_{n+1}}{a_{n}a_{n+2}} &=\dfrac{2}{3}\left(1+\dfrac{1}{2}+\dfrac{1}{3}-\dfrac{1}{N+1}-\dfrac{1}{N+2}-\dfrac{1}{N+3}\right). \end{aligned}
N→∞N\to\infty とすると末尾の 3 項は 00 に収束するので
∑n=1∞an+1anan+2=23(1+12+13)=119. \sum_{n=1}^{\infty}\dfrac{a_{n+1}}{a_{n}a_{n+2}}=\dfrac{2}{3}\left(1+\dfrac{1}{2}+\dfrac{1}{3}\right)=\boxed{\dfrac{11}{9}}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 漸化式
  • 総和記号と数列の和
  • 階差・和の利用
  • 数列の極限

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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