秋田大学/2024年度

8秋田大学 2024年 数学 第8問解答・解説

図形と方程式平面上の曲線と複素数平面

1問題

秋田大学2024年度第8問
複素数平面において、i を虚数単位とするとき、次の問いに答えなさい。

(i) z+izˉ=1+iz + i\bar{z} = 1 + i を満たす複素数 z の全体の集合と ∣z∣=∣z−α∣|z| = |z - \alpha| を満たす複素数 z の全体の集合が等しいとき、複素数 α\alpha を求めなさい。

(ii) 複素数 z が z+izˉ=1+iz + i\bar{z} = 1 + i を満たすとき、3 点 0, 1z\dfrac{1}{z} , 1+3i2z\dfrac{1 + \sqrt{3}i}{2z} がつくる三角形の面積の最大値を求めなさい。

(iii) 複素数 z が z+izˉ=1+iz + i\bar{z} = 1 + i を満たすとき、3 点 3, 1z\dfrac{1}{z} , 1z+1+i\dfrac{1}{z} + 1 + i がつくる三角形の面積の最小値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

z=x+iyz=x+iy\ (x,y は実数) とおくと\ z+iz‾=(x+y)(1+i)z+i\overline z=(x+y)(1+i) だから、条件は x+y=1x+y=1 である。
(i) α=a+bi\alpha=a+bi とする。\ ∣z∣=∣z−α∣|z|=|z-\alpha| を平方して整理すると\ 2ax+2by=a2+b22ax+2by=a^2+b^2 を得る。\ x+y=1x+y=1 上で左辺が一定になるには a=b でなければならず、そのとき\ 2a=2a22a=2a^2 より a=0,1a=0,1。α=0\alpha=0 では等距離の点は平面全体となるため、α=1+i\alpha=1+i である。
(ii) w=1/zw=1/z,\ c=1+3i2c=\dfrac{1+\sqrt{3}i}{2} とおく。三角形 0,w,cw の面積は12∣w‾cw の虚部∣=34∣z∣2\dfrac12|\overline{w}cw\text{ の虚部}|=\dfrac{\sqrt{3}}{4|z|^2}。また\ x+y=1x+y=1 より\ ∣z∣2=x2+y2=12+(x−y)22≧12|z|^2=x^2+y^2=\dfrac12+\dfrac{(x-y)^2}{2}\geqq\dfrac12。したがって面積の最大値は32\dfrac{\sqrt{3}}{2} で、\ x=y=12x=y=\dfrac12 のとき達する。
(iii) w=1z=u+ivw=\dfrac{1}{z}=u+iv,\ x2+y2=Nx^{2}+y^{2}=N とする。頂点 w からの二辺は 3-w と 1+i だから、面積は12∣3−w‾(1+i) の虚部∣=12∣3−u+v∣\dfrac12|\overline{3-w}(1+i)\text{ の虚部}|=\dfrac12|3-u+v|。\ u=xN,v=−yNu=\dfrac{x}{N},\quad v=-\dfrac{y}{N} および x+y=1x+y=1 より\ 3−u+v=3−1N3-u+v=3-\dfrac{1}{N}。\ N≧12N\geqq\dfrac12 なので 3−1N≧13-\dfrac{1}{N}\geqq1 であり、面積の最小値は12\dfrac12。等号は N=12N=\dfrac12、すなわち\ x=y=12x=y=\dfrac12 のとき成立する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 複素共役と垂直二等分線

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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