秋田大学/2024年度

7秋田大学 2024年 数学 第7問解答・解説

場合の数と確率

1問題

秋田大学2024年度第7問
1から4までの番号が1つずつ書かれた4枚のカードが箱に入っている。箱からカードを1枚引いて、カードの番号を見て箱へ戻す。これを8回くり返し、n回目に引いたカードの番号を cnc_{n} とする。iiを虚数単位とするとき、 ic1+ic2+⋯+ic8i^{c_{1}} + i^{c_{2}} + \cdots + i^{c_{8}} の実部をaa、虚部をbbとする。次の問いに答えなさい。

(i) a=b=0a=b=0 となる確率を求めなさい。

(ii) a≧0a \geqq 0 かつ b>0b>0 となる確率を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) 122516384\frac{1225}{16384}。 (ii) 1515965536\frac{15159}{65536}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

解答

カード番号1,2,3,4を引いたときの値 icni^{c_n} はそれぞれ i,−1,−i,1i,-1,-i,1 である。8回の出現回数を N1,N2,N3,N4N_1,N_2,N_3,N_4 とすると
a=N4−N2,b=N1−N3. a=N_4-N_2,\qquad b=N_1-N_3.

(i) a=b=0a=b=0 となる条件は N1=N3=rN_1=N_3=r, N2=N4=4−rN_2=N_4=4-r(r=0,1,2,3,4r=0,1,2,3,4)。該当する列数は
∑r=048!r!2(4−r)!2=8!(4!)2∑r=04⋅4Cr2=70(1+16+36+16+1)=4900. \sum_{r=0}^4\frac{8!}{r!^2(4-r)!^2} =\frac{8!}{(4!)^2}\sum_{r=0}^4\cdot{}_{4}\mathrm{C}_{r}^2 =70(1+16+36+16+1)=4900.
全列数は 484^8 なので
P(a=b=0)=490048=122516384. P(a=b=0)=\frac{4900}{4^8}=\frac{1225}{16384}.

(ii) 各回の (a,b)(a,b) への寄与は (0,1),(−1,0),(0,−1),(1,0)(0,1),(-1,0),(0,-1),(1,0) のいずれかで、同確率である。この4方向は座標の符号反転と座標交換で互いに移る。各変換は8回の列全体を重複も漏れもなく一対一に対応させるので、4つの非零象限の確率は等しい。また、座標交換で
P(a=0,b≠0)=P(a≠0,b=0). P(a=0,b\ne0)=P(a\ne0,b=0).
Z=P(a=b=0)Z=P(a=b=0)、O=P(a≠0,b≠0)O=P(a\ne0,b\ne0)、X=P(a=0,b≠0)X=P(a=0,b\ne0)、Y=P(a≠0,b=0)Y=P(a\ne0,b=0) とおく。4つの象限の共通確率を qq とすれば O=4qO=4q、符号反転対称性から P(a=0,b>0)=X/2P(a=0,b>0)=X/2。従って
P(a≧0,b>0)=q+X2=O+X+Y4=1−Z4=1−1225/163844=1515965536. P(a\geqq0,b>0)=q+\frac X2 =\frac{O+X+Y}{4} =\frac{1-Z}{4} =\frac{1-1225/16384}{4} =\frac{15159}{65536}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 組合せ
  • 確率の基本法則
  • 独立な試行

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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