横浜市立大学/2025年度/前期

I横浜市立大学 2025年 数学 第I問解答・解説

いろいろな式数列数と式

1問題

横浜市立大学2025年度第I問
以下の各問いに答えなさい。
(1) 方程式
1x−2+65=1x−1−5x2+3x−4 \frac{1}{x-2}+\frac{6}{5}=\frac{1}{x-1}-\frac{5}{x^{2}+3x-4}
の解をすべて求めなさい。
(2) 次のように定められる数列 {an}\{a_n\} の一般項を求めなさい。
a1=1,an+1=an+3n−1 a_1=1,\qquad a_{n+1}=a_n+3^{n-1}
(3) x>0x>0 のとき、
x3+3x2+3x+5x2+2x+1 \frac{x^3+3x^2+3x+5}{x^2+2x+1}
の最小値を求めなさい。
(4) nn が100以上の整数であるとき、
∑k=1n1(k+1)k+kk+1 \sum_{k=1}^{n}\frac{1}{(k+1)\sqrt{k}+k\sqrt{k+1}}
が有理数になるような最小の nn の値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    x=−3x=-3
  • (2)
    an=3n−1+12a_n=\frac{3^{n-1}+1}{2}
  • (3)
    33
  • (4)
    n=120n=120。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 分母の条件は x≠2,1,−4x\ne2,1,-4 である。すべての項を左辺に移すと
1(x−2)(x−1)+5(x−1)(x+4)+65=0. \frac1{(x-2)(x-1)}+\frac5{(x-1)(x+4)}+\frac65=0.
最初の2項をまとめ、x≠1x\ne1 を用いると
6(x−2)(x+4)+65=0. \frac6{(x-2)(x+4)}+\frac65=0.
従って
(x−2)(x+4)=−5,(x+3)(x−1)=0. (x-2)(x+4)=-5,\qquad (x+3)(x-1)=0.
候補 x=1x=1 は定義域から除き、x=−3x=-3 は元の式を満たす。よって解は x=−3x=-3。

(2) 漸化式を初項から足し上げると
an=1+∑k=1n−13k−1=1+3n−1−13−1=3n−1+12(n≧1). a_n=1+\sum_{k=1}^{n-1}3^{k-1} =1+\frac{3^{n-1}-1}{3-1} =\frac{3^{n-1}+1}{2}\qquad(n\geqq1).

(3) t=x+1t=x+1 とおくと t>1t>1 であり、与式は t+4/t2t+4/t^2 となる。ここで
t+4t2−3=(t−2)2(t+1)t2≧0. t+\frac4{t^2}-3 =\frac{(t-2)^2(t+1)}{t^2}\geqq0.
等号は t=2t=2、すなわち x=1x=1 で成り立つので、最小値は 33。

(4) 各項は
1(k+1)k+kk+1=1k−1k+1 \frac1{(k+1)\sqrt{k}+k\sqrt{k+1}} =\frac1{\sqrt{k}}-\frac1{\sqrt{k+1}}
と書ける。従って和は
∑k=1n(1k−1k+1)=1−1n+1. \sum_{k=1}^{n}\left(\frac1{\sqrt{k}}-\frac1{\sqrt{k+1}}\right) =1-\frac1{\sqrt{n+1}}.
この値が有理数であることは n+1\sqrt{n+1} が有理数であることと同値である。整数 m>0m>0 について m=p/q\sqrt m=p/q(互いに素な正整数 p,qp,q)なら p2=mq2p^2=mq^2 であり、q>1q>1 なら、qq の素因数 rr は p2=mq2p^2=mq^2 を割るので pp も割り、p,qp,q が互いに素であることに矛盾する。従って q=1q=1 であり、mm は平方数である。よって n+1n+1 が平方数でなければならない。n≧100n\geqq100 のもとで最小の平方数は 121=112121=11^2 だから、求める最小値は
n=120. \boxed{n=120}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 分母の因数分解と定義域確認
  • 有限等比数列の和
  • 平方因子による最小値評価
  • 望遠鏡和
  • 有理数と整数の平方根の判定

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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