山口大学/2025年度/前期

1山口大学 2025年 数学 第1問解答・解説

平面上の曲線と複素数平面数列

1問題

山口大学2025年度第1問
次の問いに答えなさい。
(1) 次の複素数を極形式 r(cos⁡θ+isin⁡θ)r(\cos\theta+i\sin\theta) で表すとき、rr と θ\theta の値を求めなさい。ただし、r>0r>0 で、偏角 θ\theta の範囲は 0≦θ<2π0\leqq\theta<2\pi とする。また、ii を虚数単位とする。
(i) (3+12+3−12i)2\left(\frac{\sqrt{3}+1}{\sqrt{2}}+\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{2}}i\right)^{2}
(ii) 3+12+3−12i\frac{\sqrt{3}+1}{\sqrt{2}}+\frac{\sqrt{3}-1}{\sqrt{2}}i
(2) 数列 {an}\{a_n\} が
a1=3,an+1an−3an+2=0(n=1,2,3,⋯ ) a_1=3,\qquad a_{n+1}a_n-3a_n+2=0\quad(n=1,2,3,\cdots)
で定められるとき、次の問いに答えなさい。
(i) 数列 {bn}\{b_n\} を
b1=3,bn+1=an+1bn(n=1,2,3,⋯ ) b_1=3,\qquad b_{n+1}=a_{n+1}b_n\quad(n=1,2,3,\cdots)
によって定める。n≧2n\geqq2 に対して、bn+1b_{n+1} を bnb_n と bn−1b_{n-1} を用いて表しなさい。
(ii) (i)で定めた数列 {bn}\{b_n\} に対して、bn+1−bnb_{n+1}-b_n を nn を用いて表しなさい。
(iii) 数列 {an}\{a_n\} の一般項 ana_n を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) z=3+12+3−12iz=\frac{\sqrt3+1}{\sqrt2}+\frac{\sqrt3-1}{\sqrt2}i とおく。加法定理から
cos⁡π12=6+24,sin⁡π12=6−24\cos\frac\pi{12}=\frac{\sqrt6+\sqrt2}{4},\qquad\sin\frac\pi{12}=\frac{\sqrt6-\sqrt2}{4}
なので z=2(cos⁡π12+isin⁡π12)z=2(\cos\frac\pi{12}+i\sin\frac\pi{12})。したがって (i) r=4,θ=π/6r=4,\theta=\pi/6、(ii) r=2,θ=π/12r=2,\theta=\pi/12 である。

(2) a1>2a_1>2 であり、an>2a_n>2 なら an+1=3−2/an>2a_{n+1}=3-2/a_n>2。よって全項が正で割り算ができる。
(i) anbn−1=bna_nb_{n-1}=b_n より、n≧2n\geqq2 で
bn+1=an+1bn=(3−2/an)bn=3bn−2bn−1.b_{n+1}=a_{n+1}b_n=(3-2/a_n)b_n=3b_n-2b_{n-1}.
(ii) a2=7/3,b2=7a_2=7/3,b_2=7。dn=bn+1−bnd_n=b_{n+1}-b_n とおくと dn=2dn−1d_n=2d_{n-1}、d1=4d_1=4 なので dn=2n+1d_n=2^{n+1}。
(iii) bn=3+∑k=1n−12k+1=2n+1−1b_n=3+\sum_{k=1}^{n-1}2^{k+1}=2^{n+1}-1。したがって
an=2n+1−12n−1(n≧1).\boxed{a_n=\frac{2^{n+1}-1}{2^n-1}}\quad(n\geqq1).
n=1n=1 でも3となる。この式を an+1=3−2/ana_{n+1}=3-2/a_n に代入すると両辺が一致する。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 極形式
  • 階差数列

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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