鳥取大学/2024年度/前期

IV鳥取大学 2024年 数学 第IV問解答・解説

微分法積分法

1問題

鳥取大学2024年度第IV問
xyxy 平面上の曲線 C:y=tan⁡x(0≦x<π2)C:y=\tan x\quad\left(0\leqq x<\frac{\pi}{2}\right) を考える。曲線 CC 上の点 A(π4,1)A\left(\frac{\pi}{4},1\right) における接線を ℓ\ell とし、接線 ℓ\ell と xx 軸との交点を PP とする。以下の問いに答えよ。ただし、OO は原点である。

(1) 接線 ℓ\ell の方程式、および点 PP の座標を求めよ。

(2) 曲線 CC と線分 APAP および線分 OPOP で囲まれた部分の面積 SS を求めよ。

(3) 曲線 CC と線分 APAP および線分 OPOP で囲まれた部分を、xx 軸の周りに一回転してできる回転体の体積 VV を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

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  • (1)
    ℓ:y=2x+1−π2,P=(π4−12,0)\ell: y=2x+1-\frac{\pi}{2},\quad P=\left(\frac\pi4-\frac12,0\right).
  • (2)
    S=12log⁡2−14S=\frac12\log2-\frac14.
  • (3)
    V=5π6−π24V=\frac{5\pi}{6}-\frac{\pi^2}{4}.

3解答

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解答


結論
(1)  ℓ:y=2x+1−π2,P(π4−12,0),(2)  S=12log⁡2−14,(3)  V=5π6−π24.\begin{aligned} (1)\;&\ell: y=2x+1-\frac{\pi}{2},\quad P\left(\frac{\pi}{4}-\frac12,0\right),\\ (2)\;&S=\frac12\log 2-\frac14,\\ (3)\;&V=\frac{5\pi}{6}-\frac{\pi^2}{4}. \end{aligned}

曲線を表す関数を f(x)=tan⁡xf(x)=\tan x とおく。

(1) f′(x)=1cos⁡2xf'(x)=\dfrac{1}{\cos^2 x} より f′(π/4)=2f'(\pi/4)=2 である。したがって、点 A での接線 ℓ\ell は
y−1=2(x−π4),y=2x+1−π2.y-1=2\left(x-\frac{\pi}{4}\right),\qquad y=2x+1-\frac{\pi}{2}.
これと xx 軸との交点では y=0y=0 だから、
x=π4−12,P(π4−12,0).x=\frac{\pi}{4}-\frac12,\qquad P\left(\frac{\pi}{4}-\frac12,0\right).
ここで a=π/4−1/2a=\pi/4-1/2、b=π/4b=\pi/4 とおくと 0<a<b0<a<b であり、直線 ℓ\ell は y=2(x−a)y=2(x-a) と表せる。

(2) f′′(x)=2sin⁡xcos⁡3x≧0f''(x)=\dfrac{2\sin x}{\cos^3 x}\geqq 0 (0≦x≦b0\leqq x\leqq b) なので、接線 ℓ\ell はこの区間で曲線 CC の下側にある。また、0≦x≦a0\leqq x\leqq a では ℓ\ell の高さ 2(x−a)2(x-a) は 0 以下である。したがって面積は
S=∫0atan⁡x dx+∫ab{tan⁡x−2(x−a)} dx=∫0btan⁡x dx−∫ab2(x−a) dx=[−log⁡(cos⁡x)]0π/4−[(x−a)2]ab=12log⁡2−14.\begin{aligned} S&=\int_0^a \tan x\,dx+\int_a^b\{\tan x-2(x-a)\}\,dx\\ &=\int_0^b\tan x\,dx-\int_a^b2(x-a)\,dx\\ &=\left[-\log(\cos x)\right]_0^{\pi/4}-\left[(x-a)^2\right]_a^b\\ &=\frac12\log 2-\frac14. \end{aligned}

(3) xx 軸の周りに回転すると、0≦x≦a0\leqq x\leqq a では半径 tan⁡x\tan x の円板、a≦x≦ba\leqq x\leqq b では外半径 tan⁡x\tan x、内半径 2(x−a)2(x-a) の円環となる。よって
V=π∫0atan⁡2x dx+π∫ab{tan⁡2x−4(x−a)2} dx=π(∫0btan⁡2x dx−∫ab4(x−a)2 dx)=π([tan⁡x−x]0π/4−[43(x−a)3]ab)=π(1−π4−16)=5π6−π24.\begin{aligned} V&=\pi\int_0^a\tan^2x\,dx+\pi\int_a^b\{\tan^2x-4(x-a)^2\}\,dx\\ &=\pi\left(\int_0^b\tan^2x\,dx-\int_a^b4(x-a)^2\,dx\right)\\ &=\pi\left(\left[\tan x-x\right]_0^{\pi/4}-\left[\frac43(x-a)^3\right]_a^b\right)\\ &=\pi\left(1-\frac{\pi}{4}-\frac16\right)=\frac{5\pi}{6}-\frac{\pi^2}{4}. \end{aligned}
ここで ∫tan⁡x dx=−log⁡(cos⁡x)\int\tan x\,dx=-\log(\cos x)、tan⁡2x=1cos⁡2x−1\tan^2x=\dfrac{1}{\cos^2x}-1 を用いた。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の微分
  • 曲線の接線
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 曲線で囲まれた面積
  • 定積分による体積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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