鳥取大学/2024年度/前期

II鳥取大学 2024年 数学 第II問解答・解説

二次関数いろいろな式極限微分法ベクトル

1問題

鳥取大学2024年度第II問
空間内の原点を中心とする半径1の球面を SS とする。
S:x2+y2+z2=1 S:x^2+y^2+z^2=1
球面 SS 上の点 N(0,0,1)N(0,0,1) と xyxy 平面上の点 P(s,t,0)P(s,t,0) を結ぶ直線が球面 SS と交わる点で、NN と異なる点を Q(x,y,z)Q(x,y,z) とする。このとき、以下の問いに答えよ。

(1) 点 QQ の座標 (x,y,z)(x,y,z) を s,ts,t を用いて表せ。

(2) 点 PP が xyxy 平面上の放物線 y=x2, z=0y=x^2,\ z=0 を動くものとする。(1)で求めた点 QQ の yy 座標を、点 PP の yy 座標 tt の関数とみなして f(t)f(t) とおく。f(t)f(t) の最大値および最小値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    (x, y, z)=(2ss2+t2+1, 2ts2+t2+1, s2+t2−1s2+t2+1)(x,\,y,\,z)=\left(\dfrac{2s}{s^{2}+t^{2}+1},\,\dfrac{2t}{s^{2}+t^{2}+1},\,\dfrac{s^{2}+t^{2}-1}{s^{2}+t^{2}+1}\right)
  • (2)
    最大値 23 (t=1),最小値 0 (t=0)\text{最大値 }\dfrac{2}{3}\ (t=1),\quad \text{最小値 }0\ (t=0)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)
直線 NP 上の点は、実数 uu を用いて (us, ut, 1−u)(us,\,ut,\,1-u) と表せる。これが球面 SS 上にあるとき
u2s2+u2t2+(1−u)2=1 u^{2}s^{2}+u^{2}t^{2}+(1-u)^{2}=1
となり、整理すると u2(s2+t2+1)−2u=0u^{2}(s^{2}+t^{2}+1)-2u=0 である。u=0u=0 は点 N に対応するから、点 Q は u=2s2+t2+1u=\dfrac{2}{s^{2}+t^{2}+1} に対応する点である。よって
Q(2ss2+t2+1, 2ts2+t2+1, s2+t2−1s2+t2+1) Q\left(\dfrac{2s}{s^{2}+t^{2}+1},\ \dfrac{2t}{s^{2}+t^{2}+1},\ \dfrac{s^{2}+t^{2}-1}{s^{2}+t^{2}+1}\right)
(2)
点 P は放物線 y=x2, z=0y=x^{2},\ z=0 上にあるから、P(x, x2, 0)P(x,\,x^{2},\,0) とおくと s=xs=x、t=x2t=x^{2} である。よって s2=ts^{2}=t であり、t≧0t\geqq 0 のどの値に対しても、s=±ts=\pm\sqrt{t} とすれば条件を満たす。
(1) より Q の yy 座標は 2ts2+t2+1\dfrac{2t}{s^{2}+t^{2}+1} であるから、s2=ts^{2}=t を代入して
f(t)=2tt2+t+1(t≧0) f(t)=\dfrac{2t}{t^{2}+t+1}\quad (t\geqq 0)
f(t)f(t) を微分すると
f′(t)=2(t2+t+1)−2t(2t+1)(t2+t+1)2=−2(t−1)(t+1)(t2+t+1)2 f'(t)=\dfrac{2(t^{2}+t+1)-2t(2t+1)}{(t^{2}+t+1)^{2}}=\dfrac{-2(t-1)(t+1)}{(t^{2}+t+1)^{2}}
t≧0t\geqq 0 では t+1>0t+1>0 であるから、0≦t<10\leqq t<1 で f′(t)>0f'(t)>0、t>1t>1 で f′(t)<0f'(t)<0 となる。よって f(t)f(t) は 0≦t≦10\leqq t\leqq 1 で増加し、t≧1t\geqq 1 で減少する。
また f(0)=0f(0)=0、f(1)=23f(1)=\dfrac{2}{3} であり、t>0t>0 では f(t)>0f(t)>0、t→∞t\to\infty のとき f(t)→0f(t)\to 0 である。
したがって、f(t)f(t) は t=1t=1 で最大値 23\dfrac{2}{3}、t=0t=0 で最小値 00 をとる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 線分NP上の媒介変数と球面交点、放物線条件による定義域、微分の符号

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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