滋賀医科大学/2025年度/前期

2滋賀医科大学 2025年 数学 第2問解答・解説

図形と計量図形と方程式微分法積分法

1問題

滋賀医科大学2025年度第2問
OO を原点とする xyxy 平面上に点 A(1,0)A(1,0) をとる。第1象限に点 BB を、xx 座標が1、OB=2OB=2 となるようにとる。線分 ABAB 上に点 PP があり、∠AOP=θ\angle AOP=\theta とする。ただし 0≦θ≦π0\leqq\theta\leqq\pi である。直線 OPOP 上に点 QQ を、xx 座標が1以下、PQ=2PQ=2 となるようにとる。PP が線分 ABAB 上を動くとき、QQ の軌跡を LL とする。
(1) 線分 OPOP の長さを θ\theta を用いて表せ。
(2) QQ の座標を θ\theta を用いて表せ。
(3) LL 上で、yy 座標が最小となる点の座標を求めよ。
(4) LL と xx 軸で囲まれた部分の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    OP=secθ(0≦θ≦π/3).OP=secθ (0\leqq θ\leqq π/3).
  • (2)
    Q=(1−2cos⁡θ,(sec⁡θ−2)sin⁡θ)Q=(1-2\cos\theta,(\sec\theta-2)\sin\theta).
  • (3)
    (1−22/3, (21/3−2)1−2−2/3)\left(1-2^{2/3},\ (2^{1/3}-2)\sqrt{1-2^{-2/3}}\right).
  • (4)
    2π3+32−2log⁡(2+3)\frac{2\pi}{3}+\frac{\sqrt3}{2}-2\log(2+\sqrt3).

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

点 BB は第1象限にあり、xx 座標が1、OB=2OB=2 なので B=(1,3)B=(1,\sqrt3) である。PP は線分 ABAB 上を動くので、0≦θ≦π30\leqq\theta\leqq\frac\pi3。r=OPr=OP とすると rcos⁡θ=OA=1r\cos\theta=OA=1 より
OP=sec⁡θ,P=(1,tan⁡θ). OP=\sec\theta,\qquad P=(1,\tan\theta).

(2) 直線 OPOP の方向の単位ベクトルは (cos⁡θ,sin⁡θ)(\cos\theta,\sin\theta)。距離が2である候補は P±2(cos⁡θ,sin⁡θ)P\pm2(\cos\theta,\sin\theta) である。プラス側は x=1+2cos⁡θ>1x=1+2\cos\theta>1 となり条件に合わないため、
Q=P−2(cos⁡θ,sin⁡θ)=(1−2cos⁡θ, (sec⁡θ−2)sin⁡θ). Q=P-2(\cos\theta,\sin\theta)=\left(1-2\cos\theta,\ (\sec\theta-2)\sin\theta\right).

(3) y(θ)=(sec⁡θ−2)sin⁡θy(\theta)=(\sec\theta-2)\sin\theta とおくと
y′(θ)=sec⁡2θ−2cos⁡θ=1−2cos⁡3θcos⁡2θ. y'(\theta)=\sec^2\theta-2\cos\theta=\frac{1-2\cos^3\theta}{\cos^2\theta}.
0≦θ≦π30\leqq\theta\leqq\frac\pi3 の範囲で、θ\theta が大きくなると cos⁡θ\cos\theta は1から12\frac12まで必ず小さくなるため、導関数はただ一度、cos⁡3θ0=12\cos^3\theta_0=\frac12 で負から正に変わる。よってここが最小点である。cos⁡θ0=2−1/3\cos\theta_0=2^{-1/3}、sin⁡θ0=1−2−2/3\sin\theta_0=\sqrt{1-2^{-2/3}} から
Q(θ0)=(1−22/3, (21/3−2)1−2−2/3). Q(\theta_0)=\left(1-2^{2/3},\ (2^{1/3}-2)\sqrt{1-2^{-2/3}}\right).

(4) x(θ)=1−2cos⁡θx(\theta)=1-2\cos\theta は増加し、端点は (−1,0)(-1,0)、(0,0)(0,0)、その間は y<0y<0。したがって囲まれた面積は
S=−∫0π/3y(θ)x′(θ) dθ=2∫0π/3(2−sec⁡θ)sin⁡2θ dθ=[2θ−sin⁡2θ−2log⁡(sec⁡θ+tan⁡θ)+2sin⁡θ]0π/3=2π3+32−2log⁡(2+3). \begin{aligned} S&=-\int_0^{\pi/3}y(\theta)x'(\theta)\,d\theta =2\int_0^{\pi/3}(2-\sec\theta)\sin^2\theta\,d\theta\\ &=\left[2\theta-\sin2\theta-2\log(\sec\theta+\tan\theta)+2\sin\theta\right]_0^{\pi/3}\\ &=\frac{2\pi}{3}+\frac{\sqrt3}{2}-2\log(2+\sqrt3). \end{aligned}

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 座標と三角比
  • 媒介変数表示
  • 導関数による最小値
  • 媒介変数による面積積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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