滋賀医科大学/2025年度/前期
4滋賀医科大学 2025年 数学 第4問解答・解説
1問題
滋賀医科大学2025年度第4問
係数がすべて実数である多項式を実多項式、係数がすべて整数である多項式を整多項式と呼ぶ。ただし、単項式も多項式と考える。
とおく。
(1) を実多項式とする。複素数 が方程式 の解ならば、 の共役複素数 もこの方程式の解であることを示せ。
(2) 方程式 の解、方程式 の解をそれぞれ複素数の範囲で求め、複素数平面上に図示せよ。
(3) をそれぞれ1次以上3次以下の実多項式の積の形に表せ。
(4) は1次以上3次以下の整多項式の積の形に表せるか。
とおく。
(1) を実多項式とする。複素数 が方程式 の解ならば、 の共役複素数 もこの方程式の解であることを示せ。
(2) 方程式 の解、方程式 の解をそれぞれ複素数の範囲で求め、複素数平面上に図示せよ。
(3) をそれぞれ1次以上3次以下の実多項式の積の形に表せ。
(4) は1次以上3次以下の整多項式の積の形に表せるか。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。
タイマー
15:00
2解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
( は実数)と書く。 ならば、実数 は共役をとっても変わらないので、
よって も解である。
(2)
平方の差を用いると、
である。各二次方程式を解いて、
したがって、複素数平面上の点(実部、虚部)は、 について 、、、。 について 、、、 である。これらの 8 点はいずれも原点中心の単位円上にあり、 の解と の解は、単位円上で互いに異なる位置にある。
(3)
(2) の恒等式から、
各因子は実係数の二次多項式なので条件を満たす。
(4)
実数 に対して
であり、 は実数解をもたない。したがって一次の整多項式因子はない。もし指定された範囲の整多項式の積に表せるなら、次数の和が 4 であることから二次式二つの積となる。最高次の係数の積が 1 なので、必要なら両因子の符号を変えて
と書ける。 と定数項の係数を比較すると 、 である。ゆえに または となる。 の係数を比較すると
では 、 では となり、いずれも整数 に不可能である。よって は指定された整多項式の積に表せない。
( は実数)と書く。 ならば、実数 は共役をとっても変わらないので、
よって も解である。
(2)
平方の差を用いると、
である。各二次方程式を解いて、
したがって、複素数平面上の点(実部、虚部)は、 について 、、、。 について 、、、 である。これらの 8 点はいずれも原点中心の単位円上にあり、 の解と の解は、単位円上で互いに異なる位置にある。
(3)
(2) の恒等式から、
各因子は実係数の二次多項式なので条件を満たす。
(4)
実数 に対して
であり、 は実数解をもたない。したがって一次の整多項式因子はない。もし指定された範囲の整多項式の積に表せるなら、次数の和が 4 であることから二次式二つの積となる。最高次の係数の積が 1 なので、必要なら両因子の符号を変えて
と書ける。 と定数項の係数を比較すると 、 である。ゆえに または となる。 の係数を比較すると
では 、 では となり、いずれも整数 に不可能である。よって は指定された整多項式の積に表せない。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 共役根性
- 平方差による因数分解
- 二次方程式
- 係数比較による背理法
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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