名古屋大学/2026年度

2名古屋大学 2026年 数学 第2問解答・解説

図形と方程式ベクトル

1問題

名古屋大学2026年度第2問
a を実数とする。空間内の 3 点 A(2, 1, 3)\mathrm{A}(2,\,1,\,3)、B(a+2, 3, 4)\mathrm{B}(a+2,\,3,\,4)、C(1, 0, 0)\mathrm{C}(1,\,0,\,0) を含む平面を HH とし、2 点 D(−1, 2, 1)\mathrm{D}(-1,\,2,\,1)、E(−3, 1, 0)\mathrm{E}(-3,\,1,\,0) を通る直線を考える。以下の問いに答えよ。

(1) 平面 H が直線 DE と共有点をもつための、a の条件を求めよ。

(2) 平面 H が線分 DE(両端を含む)と共有点をもつための、a の条件を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    aa は実数で、a≠92a\ne\dfrac{9}{2}。
  • (2)
    −193≦a≦−2-\dfrac{19}{3}\leqq a\leqq -2。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

空間内の平面と直線・線分の交差を媒介変数と端点条件で表す

解答

平面 HH の方程式を lx+my+nz=plx+my+nz=p とおく。点 C(1,0,0)\mathrm{C}(1,0,0) を代入すると p=lp=l である。さらに A, B を代入して
l+m+3n=0,(a+1)l+3m+4n=0 l+m+3n=0,\qquad (a+1)l+3m+4n=0
を得る。l=0l=0 とするとこの 2 式から m=n=0m=n=0 となり平面の方程式にならないので、l≠0l\ne 0 である。l=5l=5 とおけば m=1−3a, n=a−2m=1-3a,\ n=a-2 となる。したがって
H:5x+(1−3a)y+(a−2)z=5. H:\quad 5x+(1-3a)y+(a-2)z=5.

直線 DE 上の点 P(t) の位置ベクトルを
OP→=(1−t)OD→+tOE→ \overrightarrow{\mathrm{OP}}=(1-t)\overrightarrow{\mathrm{OD}}+t\overrightarrow{\mathrm{OE}}
と表す。成分で書くと P(t)=(−1−2t, 2−t, 1−t)\mathrm{P}(t)=(-1-2t,\ 2-t,\ 1-t) である。これを平面の式に代入すると
5(−1−2t)+(1−3a)(2−t)+(a−2)(1−t)=5, 5(-1-2t)+(1-3a)(2-t)+(a-2)(1-t)=5,
すなわち
(2a−9)t=10+5a (2a-9)t=10+5a
を得る。

(1)

a=92a=\dfrac{9}{2} なら左辺の係数は 0 だが、右辺は 652≠0\dfrac{65}{2}\ne 0 なので、交点はない。a≠92a\ne\dfrac{9}{2} ならこの一次方程式はただ 1 つの実数 tt をもつので、直線 DE と H は共有点をもつ。したがって a≠92a\ne\dfrac{9}{2} である。

(2)

線分 DE は 0≦t≦10\leqq t\leqq 1 に対応する。F(x,y,z)=5x+(1−3a)y+(a−2)z−5F(x,y,z)=5x+(1-3a)y+(a-2)z-5 とおくと
F(D)=−5(a+2),F(E)=−(3a+19). F(\mathrm{D})=-5(a+2),\qquad F(\mathrm{E})=-(3a+19).
FF は一次式なので、F(P(t))=(1−t)F(D)+tF(E)F(\mathrm{P}(t))=(1-t)F(\mathrm{D})+tF(\mathrm{E}) は tt の一次式である。よって、0≦t≦10\leqq t\leqq 1 で F(P(t))=0F(\mathrm{P}(t))=0 となる tt が存在するのは、端点での値が 0 を含んで符号をまたぐ場合、すなわち F(D)F(E)≦0F(\mathrm{D})F(\mathrm{E})\leqq 0 のとき、かつそのときに限る。したがって
5(a+2)(3a+19)≦0 5(a+2)(3a+19)\leqq 0
である。これを解いて −193≦a≦−2-\dfrac{19}{3}\leqq a\leqq -2 を得る。両端では、それぞれ E, D が平面上にあるので、等号を含む。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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