鹿児島大学/2024年度/前期

2鹿児島大学 2024年 数学 第2問解答・解説

三角関数微分・積分の考え

1問題

鹿児島大学2024年度第2問
次の関数を考える。
y=4sin⁡3θ−4cos⁡3θ+32sin⁡θcos⁡θ(0≦θ<2π) y=4\sin^3\theta-4\cos^3\theta+3\sqrt{2}\sin\theta\cos\theta\quad(0\leqq\theta<2\pi)
また、x=sin⁡θ−cos⁡θx=\sin\theta-\cos\theta とする。
(1) xx のとりうる値の範囲を求めよ。
(2) yy を xx の関数で表せ。
(3) yy の最大値と最小値を求めよ。また、そのときの θ\theta の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 三角関数の合成により
x=sin⁡θ−cos⁡θ=2sin⁡(θ−π4). x=\sin\theta-\cos\theta=\sqrt{2}\sin\left(\theta-\frac{\pi}{4}\right).
ここで 0≦θ<2π0\leqq\theta<2\pi なので、θ−π4\theta-\frac{\pi}{4} は −π4≦θ−π4<7π4-\frac{\pi}{4}\leqq\theta-\frac{\pi}{4}<\frac{7\pi}{4} を動く。この範囲で正弦の値は −1-1 から 11 までをとり、両端の値も実現する。したがって −2≦x≦2-\sqrt{2}\leqq x\leqq\sqrt{2}。

(2) s=sin⁡θ, c=cos⁡θs=\sin\theta,\ c=\cos\theta とおくと、s−c=xs-c=x であり、
x2=(s−c)2=s2+c2−2sc=1−2sc x^2=(s-c)^2=s^2+c^2-2sc=1-2sc
より sc=1−x22sc=\frac{1-x^2}{2}。また、
s3−c3=(s−c)(s2+sc+c2)=x(1+sc) s^3-c^3=(s-c)(s^2+sc+c^2)=x(1+sc)
であるから、
y=4x(1+sc)+32sc=4x+2x(1−x2)+322(1−x2)=−2x3−322x2+6x+322(−2≦x≦2).\begin{aligned} y&=4x(1+sc)+3\sqrt{2}sc\\ &=4x+2x(1-x^2)+\frac{3\sqrt{2}}{2}(1-x^2)\\ &=-2x^3-\frac{3\sqrt{2}}{2}x^2+6x+\frac{3\sqrt{2}}{2} \quad(-\sqrt{2}\leqq x\leqq\sqrt{2}). \end{aligned}

(3) f(x)=−2x3−322x2+6x+322f(x)=-2x^3-\frac{3\sqrt{2}}{2}x^2+6x+\frac{3\sqrt{2}}{2} とおくと、
f′(x)=−6x2−32x+6=−3(2x−2)(x+2). f'(x)=-6x^2-3\sqrt{2}x+6=-3(2x-\sqrt{2})(x+\sqrt{2}).
定義域 −2≦x≦2-\sqrt{2}\leqq x\leqq\sqrt{2} では、−2<x<12-\sqrt{2}<x<\frac{1}{\sqrt{2}} で f′(x)>0f'(x)>0、12<x≦2\frac{1}{\sqrt{2}}<x\leqq\sqrt{2} で f′(x)<0f'(x)<0 となる。よって最大値は x=12x=\frac{1}{\sqrt{2}} のときにとる。
f(12)=1324,f(−2)=−722,f(2)=22. f\left(\frac{1}{\sqrt{2}}\right)=\frac{13\sqrt{2}}{4},\quad f(-\sqrt{2})=-\frac{7\sqrt{2}}{2},\quad f(\sqrt{2})=\frac{\sqrt{2}}{2}.
したがって最小値は x=−2x=-\sqrt{2} のときの −722-\frac{7\sqrt{2}}{2} である。

最大値をとるときは
2sin⁡(θ−π4)=12,sin⁡(θ−π4)=12. \sqrt{2}\sin\left(\theta-\frac{\pi}{4}\right)=\frac{1}{\sqrt{2}}, \quad \sin\left(\theta-\frac{\pi}{4}\right)=\frac{1}{2}.
0≦θ<2π0\leqq\theta<2\pi の範囲では θ−π4=π6,5π6\theta-\frac{\pi}{4}=\frac{\pi}{6},\frac{5\pi}{6} であるから、θ=5π12,13π12\theta=\frac{5\pi}{12},\frac{13\pi}{12}。また最小値をとるときは
sin⁡(θ−π4)=−1 \sin\left(\theta-\frac{\pi}{4}\right)=-1
より θ−π4=3π2\theta-\frac{\pi}{4}=\frac{3\pi}{2}、すなわち θ=7π4\theta=\frac{7\pi}{4}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の合成
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 三角関数の相互関係
  • 多項式の導関数
  • 極大・極小

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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