岩手医科大学/2022年度/一般

3岩手医科大学 2022年 数学 第3問解答・解説

場合の数と確率

1問題

岩手医科大学2022年度第3問
右の図は正三角形の3つの頂点、重心および辺上に同じ大きさの円を描いたものである。辺上の円は図では各辺の中点に描かれている。次の問い(問1〜4)に答えよ。重心のまわりに回転して同じ配列になる並べ方は1通りと数える。

問1 1から7の自然数が1つずつ書かれた球を、図の円のところに1つずつ並べる。1が頂点に置かれる並べ方はアイウ\boxed{\text{アイウ}}通りある。また、並べ方は全部でエオカキ\boxed{\text{エオカキ}}通りある。

以下、同じ色の球は区別しないものとする。

問2 白球1個、赤球6個を図の円のところに1つずつ並べる並べ方はク\boxed{\text{ク}}通りある。また、白球2個、赤球5個を図の円のところに1つずつ並べる並べ方はケ\boxed{\text{ケ}}通りある。

問3 白球3個、赤球4個を図の円のところに1つずつ並べる並べ方はコサ\boxed{\text{コサ}}通りある。

問4 7個の白球または赤球を図の円のところに1つずつ並べる並べ方はシス\boxed{\text{シス}}通りある。ただし、どちらかの色のみであってもよいものとする。
正三角形の3つの頂点と各辺の中点、中央に同じ大きさの白い円を1つずつ、計7個描く。円をつなぐ三角形の辺を実線で示し、下に「図」と記す。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1:アイウ=720通り,エオカキ=1680通り;問2:ク=3通り,ケ=7通り;問3:コサ=13通り;問4:シス=48通り.\text{問1:アイウ}=720\text{通り},\quad \text{エオカキ}=1680\text{通り};\quad \text{問2:ク}=3\text{通り},\quad \text{ケ}=7\text{通り};\quad \text{問3:コサ}=13\text{通り};\quad \text{問4:シス}=48\text{通り}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

回転で同じとみなす配置を、回転不変の配置と3つの回転で一巡する配置に分けて直接数える。異なる球は順列、同色球は白球位置の組合せで数える。

解答

正三角形の頂点の3か所、各辺の中点の3か所、重心の1か所の計7か所に分ける。図のか所どうしを移す回転は、重心のまわりの 120∘120^\circ 回転と 240∘240^\circ 回転である。したがって、回転前、120∘120^\circ 回転後、240∘240^\circ 回転後の3つの配置を同じ並べ方と数える。回転しても変わらない配置は1通り、変わる配置はこの3つがすべて異なるので3通りを1つと数える。

(1)

1から7までの球はすべて異なるため、120∘120^\circ 回転で変わらない配置はない。よって、全部の並べ方は
7!3=50403=1680通り. \frac{7!}{3}=\frac{5040}{3}=1680\text{通り}.

1を頂点に置いた配置の総数は、1を置く頂点が3通り、残りの球の並べ方が 6!6! 通りなので 3⋅6!3\cdot 6! 通りである。この条件は回転しても保たれ、配置はすべて3通りずつ同じ並べ方になる。したがって
3⋅6!3=6!=720通り. \frac{3\cdot 6!}{3}=6!=720\text{通り}.

(2)

白球のある場所だけを選べばよい。白球1個の場合、回転しても変わらないのは重心に置く配置だけである。残り6配置は3通りずつ同じ並べ方になるから
1+7−13=3通り. 1+\frac{7-1}{3}=3\text{通り}.
白球2個の場合、回転しても変わらない配置はない。実際、回転で不変な白球の場所は、頂点3か所または辺の中点3か所をそれぞれ全部選ぶか全く選ばない形で、重心は選ぶか選ばないかのどちらかである。白球2個にはならない。白球の場所の選び方は 7C2=21{}_{7}\mathrm{C}_{2}=21 通りなので
7C23=7通り. \frac{{}_{7}\mathrm{C}_{2}}{3}=7\text{通り}.

(3)

白球の場所の選び方は 7C3=35{}_{7}\mathrm{C}_{3}=35 通りである。回転しても変わらない配置は、頂点3か所をすべて白にする場合と、辺の中点3か所をすべて白にする場合の2通りである。残る33配置は3通りずつ同じ並べ方になるから
2+35−23=13通り. 2+\frac{35-2}{3}=13\text{通り}.

(4)

白か赤かを各場所に選ぶ配置は全部で 27=1282^7=128 通りある。回転しても変わらないためには、頂点3か所が同じ色で、辺の中点3か所も同じ色でなければならない。重心の色も含め、このような配置は 2⋅2⋅2=82\cdot 2\cdot 2=8 通りある。残る120配置は3通りずつ同じ並べ方になるので
8+128−83=48通り. 8+\frac{128-8}{3}=48\text{通り}.

以上より、問1の答えは720通り、1680通り、問2は3通り、7通り、問3は13通り、問4は48通りである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 和の法則
  • 積の法則
  • 順列
  • 組合せ

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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