兵庫医科大学/2024年度/一般

2兵庫医科大学 2024年 数学 第2問解答・解説

数列図形と方程式図形の性質

難易度勝負 レベル 5/10 目安 20分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

兵庫医科大学2024年度第2問
座標平面上で、xx 座標と yy 座標がいずれも整数である点 (x, y)(x,\,y) を格子点という。nn を正の整数として、以下の問いに答えよ。なお、途中の式や考え方等も記入すること。

(1) 0≦x≦40\leqq x\leqq4、0≦y≦x0\leqq y\leqq\sqrt{x} を満たす格子点 (x, y)(x,\,y) の個数を求めよ。

(2) 0≦x≦n20\leqq x\leqq n^{2}、0≦y≦x0\leqq y\leqq\sqrt{x} を満たす格子点 (x, y)(x,\,y) の個数を求めよ。

(3) 座標平面上に3点 O(0, 0)\mathrm{O}(0,\,0)、A(n, 3n)\mathrm{A}(n,\,3n)、B(10n, 0)\mathrm{B}(10n,\,0) がある。このとき、

(a) △OAB\triangle\mathrm{OAB} の周および内部にある格子点 (x, y)(x,\,y) の個数を求めよ。

(b) △OAB\triangle\mathrm{OAB} の内心の座標Iと外心の座標 O1\mathrm{O}_{1} をそれぞれ求めよ。

出典:兵庫医科大学 2024年度 一般 数学 第2問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    10 個
  • (2)
    (n+1)(4n2−n+6)6\dfrac{(n+1)(4n^{2}-n+6)}{6} 個
  • (3)(a)
    15n2+7n+115n^{2}+7n+1 個
  • (3)(b)
    I((5−10)n, (210−5)n)\mathrm{I}\left((5-\sqrt{10})n,\,(2\sqrt{10}-5)n\right)、O1(5n, 0)\mathrm{O}_{1}(5n,\,0)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

(2) は直線 y=jy=j ごとに数える(j2≦x≦n2j^{2}\leqq x\leqq n^{2})。(3)(a) は辺上の格子点を最大公約数で数え、内部はピックの定理か、y=ky=k ごとに数える。(b) は ∠OAB=90∘\angle\mathrm{OAB}=90^{\circ} に気づくと外心は斜辺OBの中点。

解答

(1) x=0,1,2,3,4x=0,1,2,3,4 で yy は 1,2,2,2,31,2,2,2,3 個。計10個。

(2) y=jy=j(0≦j≦n0\leqq j\leqq n)の上の格子点は j2≦x≦n2j^{2}\leqq x\leqq n^{2} の n2−j2+1n^{2}-j^{2}+1 個。
∑j=0n(n2+1−j2)=(n+1)(n2+1)−n(n+1)(2n+1)6=(n+1)(4n2−n+6)6. \displaystyle\sum_{j=0}^{n}(n^{2}+1-j^{2})=(n+1)(n^{2}+1)-\dfrac{n(n+1)(2n+1)}{6}=\dfrac{(n+1)(4n^{2}-n+6)}{6}.
(n=2n=2 で10となり (1) と合う。)

(3)(a) 面積は 12⋅10n⋅3n=15n2\dfrac{1}{2}\cdot10n\cdot3n=15n^{2}。辺上の格子点(頂点を1回ずつ)は、OAが nn 区間、ABが gcd⁡(9n, 3n)=3n\gcd(9n,\,3n)=3n 区間、BOが 10n10n 区間で、周上に 14n14n 個。ピックの定理より内部は 15n2−14n2+1=15n2−7n+115n^{2}-\dfrac{14n}{2}+1=15n^{2}-7n+1 個。合計 15n2+7n+115n^{2}+7n+1 個。

(b) OA=10 n\mathrm{OA}=\sqrt{10}\,n、AB=310 n\mathrm{AB}=3\sqrt{10}\,n、OB=10n\mathrm{OB}=10n。内心は各頂点を向かい合う辺の長さで重み付けした平均で
I=310 n⋅O+10n⋅A+10 n⋅B(10+410)n=n(10+1010, 30)10+410=((5−10)n, (210−5)n). \mathrm{I}=\dfrac{3\sqrt{10}\,n\cdot\mathrm{O}+10n\cdot\mathrm{A}+\sqrt{10}\,n\cdot\mathrm{B}}{(10+4\sqrt{10})n}=\dfrac{n(10+10\sqrt{10},\,30)}{10+4\sqrt{10}}=\left((5-\sqrt{10})n,\ (2\sqrt{10}-5)n\right).
(内接円の半径 2⋅15n2(10+410)n=(210−5)n\dfrac{2\cdot15n^{2}}{(10+4\sqrt{10})n}=(2\sqrt{10}-5)n と yy 座標が一致する。)
AO→⋅AB→=(−n)(9n)+(−3n)(−3n)=0\overrightarrow{\mathrm{AO}}\cdot\overrightarrow{\mathrm{AB}}=(-n)(9n)+(-3n)(-3n)=0 なので ∠OAB=90∘\angle\mathrm{OAB}=90^{\circ}。外心は斜辺OBの中点で O1(5n, 0)\mathrm{O}_{1}(5n,\,0)。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 格子点を直線ごとに数える
  • ピックの定理
  • 内心の公式

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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