岐阜大学/2024年度
5岐阜大学 2024年 数学 第5問解答・解説
平面上の曲線と複素数平面数列
1問題
岐阜大学2024年度第5問
数列
{an} と
{bn} が、
a1=1,b1=1,an+1=43an−41bn(n=1,2,3,⋯)bn+1=41an+43bn(n=1,2,3,⋯)a1=1,an+1=43an−41bn(n=1,2,3,⋯)b1=1,bn+1=41an+43bn(n=1,2,3,⋯)を満たすとする。複素数
zn を
zn=an+ibn (n=1,2,3,⋯) で定める。以下の問に答えよ。ただし、
i は虚数単位とする。
(1) 複素数
z1 の絶対値
∣z1∣ と偏角
θ1 (0≦θ1<2π) を、それぞれ求めよ。
(2) すべての自然数
n に対して
zn+1=r(cosθ+isinθ)zn となるような正の実数
r と
θ (0≦θ<2π) の値を、それぞれ求めよ。
(3)
an と
bn を
n を用いてそれぞれ表せ。
(4)
an=bn となる自然数
n を小さいほうから順に
m(1)、
m(2)、
m(3)、
⋯ とする。
am(k) を
k を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)∣z1∣=2、
θ1=4π (2)r=21、
θ=6π (3)an=2n−12cos(4π+6(n−1)π)、
bn=2n−12sin(4π+6(n−1)π) (4)m(k)=6k−5、
am(k)=26k−6(−1)k−1
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1)
初期値は
z1=1+iなので
z1=2(cos4π+isin4π),∣z1∣=2,θ1=4π.(2)
漸化式を複素数でまとめると
zn+1=(43+4i)zn.ここで
q=43+4i=21(cos6π+isin6π)だから
r=21、
θ=6πである。
(3)
積の形から
zn=z1qn−1であり、
zn=2n−12{cos(4π+6(n−1)π)+isin(4π+6(n−1)π)}.したがって
an=2n−12cos(4π+6(n−1)π),bn=2n−12sin(4π+6(n−1)π).(4)
an=bnとなるのは、
cosϕn=sinϕn、すなわち位相
ϕn=4π+6(n−1)πが
4π+ℓπ(
ℓ=0,1,2,⋯)となるときである。よって小さい順に
m(k)=6(k−1)+1=6k−5である。このとき
am(k)=26k−62cos(4π+(k−1)π)=26k−6(−1)k−1である。
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- 複素数の極形式
- 複素数の積による漸化式
- 位相の一般項
- 三角関数の等式条件
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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