徳島大学/2023年度/前期
3徳島大学 2023年 数学 第3問解答・解説
数列極限
1問題
徳島大学2023年度第3問
数列
{an} は次を満たす。
a1=1,a2=1,an+1=an1+an−1(n=2,3,4,⋯) (1)
a3,a4,a5 を求めよ。
(2)
n≧3 のとき、
1<an<n を示せ。
(3)
n→∞lima2n+1=∞ を示せ。
まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
(1)(2)(3)a3=2,a4=23,a5=38.1<an<n(n≧3).n→∞lima2n+1=∞.(1)a3=2,a4=23,a5=38.(2)1<an<n(n≧3).(3)n→∞lima2n+1=∞.
3解答
解答を見る途中式つきの解答
解答
(1) 漸化式に順に代入すると
a3=a21+a1=2,a4=a31+a2=23,a5=a41+a3=38.(2)
a1=a2=1>0 であり、正の項から
an+1=an−1+1/an>0 なので全項は正である。また
an+1>an−1 だから奇数項、偶数項はそれぞれ増加し、
n≧3 で
an>1。
偶数項と奇数項に分けて帰納する。
a2=1<2, a3=2<3。
m≧2 で
am<m とすると、先に示した
am+1>1 より
am+2=am+am+11<am+1<m+1<m+2.したがって各偶奇列について
an<n が続く。よって
1<an<n (n≧3)。
(3) 漸化式から
a2k+1−a2k−1=a2k1(k≧1),したがって
a2n+1=a1+k=1∑na2k1.(2)より
a2k<2k だから
a2n+1>1+21k=1∑nk1.n=2m とし、各
j=1,…,m で
2j−1<k≦2j の
2j−1 項をまとめると、そのブロックの
∑1/k は少なくとも
1/2。従って
k=1∑2m2k1≧21+4m⟶∞.さらに
a2n+1 は差
1/a2n+2>0 で増加するので、
n→∞lima2n+1=∞.
読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。
この問題で使う考え方
- recurrence
- parity-wise induction
- telescoping differences
- harmonic lower bound
答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。
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