徳島大学/2023年度/前期

2徳島大学 2023年 数学 第2問解答・解説

図形と計量三角関数極限積分法平面上の曲線と複素数平面

1問題

徳島大学2023年度第2問
nnを2以上の整数とする。複素数平面上の4点を O(0),A(1),B(i),C(−1)O(0),A(1),B(i),C(-1) とする。ACAC を直径として点 BB を含む半円を考える。弧 ACAC を nn 等分する分点を点 AA に近い方から順に P1,P2,⋯ ,Pn−1P_1,P_2,\cdots,P_{n-1} とし、A=P0, C=PnA=P_0,\ C=P_n とおく。ただし、iiは虚数単位とする。
(1) △OP1P2\triangle OP_1P_2 の面積が 14\frac14 になるとき、点 P1P_1 を表す複素数 α\alpha および点 P2P_2 を表す複素数 β\beta を求めよ。
(2) 0<k<n0<k<n に対して、APk≦CPkAP_k\leqq CP_k を満たす △APkC\triangle AP_kC の2辺の長さの和 APk+CPkAP_k+CP_k が 6\sqrt6 になるとき、kn\frac{k}{n} の値を求めよ。
(3) 0<k<n0<k<n に対して、△APkC\triangle AP_kC の面積を SkS_k とするとき、lim⁡n→∞S1+S2+⋯+Sn−1n\displaystyle \lim_{n\to\infty}\frac{S_1+S_2+\cdots+S_{n-1}}{n} を求めよ。
(4) 点 BB を原点 OO を中心として π3\frac\pi3 だけ回転した点を表す複素数を zz とする。z2023z^{2023} を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
  • (2)
    kn=16。\frac{k}{n}=\frac16。
  • (3)
    2π。\frac2\pi。
  • (4)
    z2023=32−12i。z^{2023}=\frac{\sqrt3}{2}-\frac12i。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) θ=π/n\theta=\pi/n とおく。OP1=OP2=1OP_1=OP_2=1、そのなす角は θ\theta なので面積は sin⁡θ/2\sin\theta/2。0<θ≦π/20<\theta\leqq\pi/2 より、これが 1/41/4 となるのは θ=π/6\theta=\pi/6、従って n=6n=6 である。
α=32+12i,β=12+32i.\boxed{\alpha=\frac{\sqrt3}{2}+\frac12i,\qquad\beta=\frac12+\frac{\sqrt3}{2}i}.
(2) x=kπ/(2n)x=k\pi/(2n) とおく。単位円の弦の長さより APk=2sin⁡x, CPk=2cos⁡xAP_k=2\sin x,\ CP_k=2\cos x。条件から 0<x≦π/40<x\leqq\pi/4 であり、
2(sin⁡x+cos⁡x)=6であるための必要十分条件は4(1+sin⁡2x)=6.2(\sin x+\cos x)=\sqrt6\text{であるための必要十分条件は} 4(1+\sin2x)=6.
従って 2x=π/62x=\pi/6 なので k/n=1/6\boxed{k/n=1/6}。
(3) 底辺 AC=2AC=2 と高さから Sk=sin⁡(kπ/n)S_k=\sin(k\pi/n)。連続関数の区分求積法により
lim⁡n→∞1n∑k=1n−1sin⁡kπn=∫01sin⁡(πt) dt=2π.\boxed{\lim_{n\to\infty}\frac1n\sum_{k=1}^{n-1}\sin\frac{k\pi}{n} =\int_0^1\sin(\pi t)\,dt=\frac2\pi}.
(4) 回転後の点は偏角 π/2+π/3=5π/6\pi/2+\pi/3=5\pi/6、絶対値1である。ド・モアブルの定理と 5⋅2023=12⋅842+115\cdot2023=12\cdot842+11 から
z2023=cos⁡11π6+isin⁡11π6=32−12i.\boxed{z^{2023}=\cos\frac{11\pi}{6}+i\sin\frac{11\pi}{6}=\frac{\sqrt3}{2}-\frac12i}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 弦長と三角比
  • 区分求積法
  • ド・モアブルの定理

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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