島根大学/2022年度/前期

3島根大学 2022年 数学 第3問解答・解説

微分・積分の考え極限場合の数と確率

1問題

島根大学2022年度第3問
1個のさいころを3回投げるとき、1回目に出る目の数を pp、2回目に出る目の数を qq、3回目に出る目の数を rr とする。次の問いに答えよ。
(1) lim⁡x→−∞(x2+2px+1+x+q)=r\lim_{x\to-\infty}\left(\sqrt{x^{2}+2px+1}+x+q\right)=r となる確率を求めよ。
(2) ∫0r(px2−4x+q) dx<0\int_{0}^{r}(px^{2}-4x+q)\,dx<0 となる確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    5/72。5/72。
  • (2)
    5/108。5/108。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

サイコロを3回投げた順序つきの結果 (p,q,r)(p,q,r) は 63=2166^3=216 通りあり、いずれも同様に確からしい。

(1) x→−∞x\to-\infty で、根号の中は正である。有理化すると
x2+2px+1+x=2px+1x2+2px+1−x=2p+1/x−1+2p/x+1/x2−1⟶−p. \sqrt{x^2+2px+1}+x =\frac{2px+1}{\sqrt{x^2+2px+1}-x} =\frac{2p+1/x}{-\sqrt{1+2p/x+1/x^2}-1} \longrightarrow -p.
従って問題の極限は q−pq-p であり、これが rr に等しい条件は q=p+rq=p+r。目の範囲から p+r≦6p+r\leqq6 なので、条件を満たす順序つき組 (p,r)(p,r) は
∑p=15(6−p)=5+4+3+2+1=15 \sum_{p=1}^{5}(6-p)=5+4+3+2+1=15
通り。qq は各組ごとに一意だから、確率は
15216=572. \frac{15}{216}=\boxed{\frac{5}{72}}.

(2) 定積分は
∫0r(px2−4x+q) dx=pr33−2r2+qr. \int_0^r(px^2-4x+q)\,dx=\frac{pr^3}{3}-2r^2+qr.
r>0r>0 なので、これが負であることは
pr2−6r+3q<0 pr^2-6r+3q<0
と同値である。rr ごとにこの厳密不等式を満たす (p,q)(p,q) を数えると
r(p,q)個数1(1,1),(2,1)22(1,1),(1,2),(2,1)33(1,1),(1,2)24(1,1),(1,2)25(1,1)16なし0 \begin{array}{c|l|c} r& (p,q)&\text{個数}\\ \hline 1&(1,1),(2,1)&2\\ 2&(1,1),(1,2),(2,1)&3\\ 3&(1,1),(1,2)&2\\ 4&(1,1),(1,2)&2\\ 5&(1,1)&1\\ 6&\text{なし}&0 \end{array}
となる。合計は 2+3+2+2+1=102+3+2+2+1=10 通り。従って確率は
10216=5108. \frac{10}{216}=\boxed{\frac{5}{108}}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 根号式の有理化
  • 多項式の定積分
  • さいころ結果の全事象の数え上げ

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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