福岡大学/2024年度/系統別

III福岡大学 2024年 数学 第III問解答・解説

指数関数・対数関数微分法積分法

1問題

福岡大学2024年度第III問

(記述問題)

2つの関数 f(x)=16log⁡(x+x2+16)f(x)=16\log\left(x+\sqrt{x^2+16}\right)、g(x)=f(x)+xx2+16g(x)=f(x)+x\sqrt{x^2+16} について次の問に答えよ。ただし、対数は自然対数とする。

(i) 曲線 C:y=g(x)(x≧0)C:y=g(x)\quad(x\geqq 0) 上の点 (3,g(3))(3,g(3)) における曲線 CC の接線の方程式を求めよ。

(ii) 曲線 y=xf(x)(x≧0)y=xf(x)\quad(x\geqq 0)、直線 x=3x=3、および xx 軸で囲まれた部分の面積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

対数式の微分を直接整理して接線を求めた。面積は部分積分し、平方根と対数の微分関係を使って原始関数を導き、端点で評価した。

解答


(i) R=x2+16R=\sqrt{x^2+16}、L=log⁡(x+R)L=\log(x+R) とおく。R′=x/RR'=x/R であり、x+R>0x+R>0 だから
L′=1+x/Rx+R=1R. L'=\frac{1+x/R}{x+R}=\frac1R.
従って
g′(x)=16L′+R+xR′=16R+R+x2R=2R. g'(x)=16L'+R+xR'=\frac{16}{R}+R+\frac{x^2}{R}=2R.
x=3x=3 では R=5R=5、g(3)=16log⁡8+15g(3)=16\log8+15、g′(3)=10g'(3)=10 である。ゆえに接線は
y−(16log⁡8+15)=10(x−3),y=10x+16log⁡8−15. y-(16\log8+15)=10(x-3),\qquad y=10x+16\log8-15.

(ii) x≧0x\geqq0 なら x+x2+16≧4x+\sqrt{x^2+16}\geqq4 なので f(x)≧16log⁡4>0f(x)\geqq16\log4>0。従って y=xf(x)y=xf(x) は x=0x=0 でのみ xx 軸と交わり、求める面積は
16∫03xL dx 16\int_0^3xL\,dx
である。部分積分すると
∫xL dx=x22L−12∫x2R dx. \int xL\,dx=\frac{x^2}{2}L-\frac12\int\frac{x^2}{R}\,dx.
ここで x2/R=R−16/Rx^2/R=R-16/R、L′=1/RL'=1/R であり、
ddx(xR2+8L)=R \frac{d}{dx}\left(\frac{xR}{2}+8L\right)=R
だから
∫x2R dx=xR2−8L. \int\frac{x^2}{R}\,dx=\frac{xR}{2}-8L.
したがって
∫xL dx=(x22+4)L−xR4. \int xL\,dx=\left(\frac{x^2}{2}+4\right)L-\frac{xR}{4}.
よって面積は
16[(x22+4)L−xR4]03=136log⁡8−64log⁡4−60=280log⁡2−60. 16\left[\left(\frac{x^2}{2}+4\right)L-\frac{xR}{4}\right]_0^3 =136\log8-64\log4-60 =280\log2-60.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 合成関数の微分
  • 指数・対数関数の微分
  • 曲線の接線
  • 部分積分法
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 曲線で囲まれた面積

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

福岡大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

似た問題を、ほかの大学で