岡山大学/2025年度/前期

2岡山大学 2025年 数学 第2問解答・解説

図形の性質場合の数と確率数列

1問題

岡山大学2025年度第2問
xyzxyz 空間における4点 O(0,0,0), A(n,0,0), B(0,n,0), C(0,0,2n)O(0,0,0),\ A(n,0,0),\ B(0,n,0),\ C(0,0,2n) を頂点とする四面体 OABCOABC を考える。ただし、nn は2以上の整数とする。以下の問いに答えよ。
(1) 四面体 OABCOABC を平面 x=kx=k で切ったとき、断面として現れる三角形 TkT_k のすべての頂点の座標を求めよ。ただし、kk は整数で 1≦k≦n−11\leqq k\leqq n-1 とする。
(2) (1)の三角形 TkT_k の内部に含まれ、y,zy,z 座標がいずれも整数となる点の個数を n,kn,k を用いて表せ。ただし、辺および頂点は内部に含まれないとする。
(3) 四面体 OABCOABC の内部に含まれ、x,y,zx,y,z 座標がいずれも整数となる点の個数を nn を用いて表せ。ただし、面、辺、および頂点は内部に含まれないとする。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

結論:
(1)  (k,0,0), (k,n−k,0), (k,0,2(n−k))(2)  (n−k−1)2(3)  (n−2)(n−1)(2n−3)6\begin{aligned}(1)\;&(k,0,0),\ (k,n-k,0),\ (k,0,2(n-k))\\(2)\;&(n-k-1)^2\\(3)\;&\dfrac{(n-2)(n-1)(2n-3)}{6}\end{aligned}

(1) 四面体の辺 OA, AB, ACOA,\,AB,\,AC と平面 x=kx=k との交点を求める。OAOA 上では y=z=0y=z=0 だから交点は (k,0,0)(k,0,0) である。ABAB 上では z=0, x+y=nz=0,\ x+y=n だから交点は (k,n−k,0)(k,n-k,0) である。また ACAC 上では y=0, xn+z2n=1y=0,\ \dfrac{x}{n}+\dfrac{z}{2n}=1 だから交点は (k,0,2(n−k))(k,0,2(n-k)) である。したがって、これらが三角形 TkT_k の頂点である。

(2) m=n−km=n-k とおくと m≧1m\geqq1 であり、断面の三角形は y≧0, z≧0, ym+z2m≦1y\geqq0,\ z\geqq0,\ \dfrac{y}{m}+\dfrac{z}{2m}\leqq1 で表される。その内部では y,z>0y,z>0 かつ ym+z2m<1\dfrac{y}{m}+\dfrac{z}{2m}<1 である。整数 yy は 1≦y≦m−11\leqq y\leqq m-1 であり、各 yy に対して z<2(m−y)z<2(m-y) を満たす正の整数 zz は 1, 2, ⋯ , 2(m−y)−11,\,2,\,\cdots,\,2(m-y)-1 の 2(m−y)−12(m-y)-1 個である。よって個数は
∑y=1m−1{2(m−y)−1}=∑r=1m−1(2r−1)=(m−1)2=(n−k−1)2\sum_{y=1}^{m-1}\{2(m-y)-1\}=\sum_{r=1}^{m-1}(2r-1)=(m-1)^2=(n-k-1)^2
個である。m=1m=1 のときも和は空で、個数は 00 となり、この式に一致する。

(3) 四面体の内部では x,y,z>0x,y,z>0 であり、さらに xn+yn+z2n<1\dfrac{x}{n}+\dfrac{y}{n}+\dfrac{z}{2n}<1 である。したがって整数 xx は 1≦x≦n−11\leqq x\leqq n-1 である。各 x=kx=k における内部の整数点の個数は (2) より (n−k−1)2(n-k-1)^2 個だから、求める個数は
∑k=1n−1(n−k−1)2=∑r=0n−2r2=(n−2)(n−1)(2n−3)6\sum_{k=1}^{n-1}(n-k-1)^2=\sum_{r=0}^{n-2}r^2=\dfrac{(n-2)(n-1)(2n-3)}{6}
個である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間図形の性質
  • 和の法則
  • 総和記号と数列の和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

岡山大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第3問へ進む図形と方程式・平面上の曲線と複素数平面

岡山大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で