新潟大学/2022年度

3新潟大学 2022年 数学 第3問解答・解説

二次関数いろいろな式図形と方程式指数関数・対数関数

1問題

新潟大学2022年度第3問
式 A, B, C を次のように定める。
A=y²−3x²y+11xy+4y−3x³+13x²−5x−5,
B=y²+x²y−5xy+4y+x³−7x²+11x−5,
C=y+x−1。
次の問いに答えよ。

(1) 式 A, B, C を y の整式とみて、A, B を C で割ったときの商をそれぞれ求めよ。

(2) 不等式 log A>log(−B) が表す領域を xy 平面上に図示せよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

C=y+x−1,P=y−3x2+10x+5,Q=y+x2−6x+5C=y+x-1,\quad P=y-3x^2+10x+5,\quad Q=y+x^2-6x+5
とおく。展開すると
CP=(y+x−1)(y−3x2+10x+5)=y2−3x2y+11xy+4y−3x3+13x2−5x−5=A, CP=(y+x-1)(y-3x^2+10x+5)=y^2-3x^2y+11xy+4y-3x^3+13x^2-5x-5=A,
CQ=(y+x−1)(y+x2−6x+5)=y2+x2y−5xy+4y+x3−7x2+11x−5=B. CQ=(y+x-1)(y+x^2-6x+5)=y^2+x^2y-5xy+4y+x^3-7x^2+11x-5=B.
よって (1) の商はそれぞれ P,QP,Q である。

(2) さらに
U=P+Q2=y−x2+2x+5 U=\frac{P+Q}{2}=y-x^2+2x+5
とおく。対数の定義域と単調増加性より
log⁡A>log⁡(−B)の必要十分条件はA>0,B<0,A>−B. \log A>\log(-B)\quad\text{の必要十分条件は}\quad A>0,\quad B<0,\quad A>-B.
したがって求める条件は
CP>0,CQ<0,A+B=C(P+Q)=2CU>0 CP>0,\quad CQ<0,\quad A+B=C(P+Q)=2CU>0
である。

まず C>0C>0 の場合は P>0, Q<0, U>0P>0,\ Q<0,\ U>0。これは
y>1−x,y<−x2+6x−5,y>x2−2x−5 y>1-x,\quad y<-x^2+6x-5,\quad y>x^2-2x-5
を意味する。上側の曲線 y=−x2+6x−5y=-x^2+6x-5 が下側の直線・放物線より上にあるための二つの不等式を調べると、
−x2+6x−5>1−xの必要十分条件は1<x<6, -x^2+6x-5>1-x\quad\text{の必要十分条件は}\quad 1<x<6,
−x2+6x−5>x2−2x−5の必要十分条件は0<x<4 -x^2+6x-5>x^2-2x-5\quad\text{の必要十分条件は}\quad 0<x<4
である。両方を満たす条件は 1<x<41<x<4 となる。この範囲で上記の yy の条件を満たせば P=2U−Q>0P=2U-Q>0 も成り立つ。よってこの場合の領域は
1<x<4,max⁡(1−x,x2−2x−5)<y<−x2+6x−5. 1<x<4,\quad \max(1-x,x^2-2x-5)<y<-x^2+6x-5.

次に C<0C<0 の場合は P<0, Q>0, U<0P<0,\ Q>0,\ U<0。よって
y<1−x,y>−x2+6x−5,y<x2−2x−5. y<1-x,\quad y>-x^2+6x-5,\quad y<x^2-2x-5.
これらの上下関係を表す二つの不等式を調べると、
−x2+6x−5<1−xの必要十分条件はx<1 または x>6, -x^2+6x-5<1-x\quad\text{の必要十分条件は}\quad x<1\ \text{または}\ x>6,
−x2+6x−5<x2−2x−5の必要十分条件はx<0 または x>4 -x^2+6x-5<x^2-2x-5\quad\text{の必要十分条件は}\quad x<0\ \text{または}\ x>4
である。両方を満たす条件は x<0x<0 または x>6x>6 となる。この範囲で条件を満たせば P=2U−Q<0P=2U-Q<0 も成り立つ。したがってこの場合の領域は
x<0 または x>6,−x2+6x−5<y<min⁡(1−x,x2−2x−5). x<0\text{ または }x>6,\quad -x^2+6x-5<y<\min(1-x,x^2-2x-5).

図示する際、前者では 1<x<31<x<3 の下側境界が直線 y=1−xy=1-x、3<x<43<x<4 では放物線 y=x2−2x−5y=x^2-2x-5、上側境界は放物線 y=−x2+6x−5y=-x^2+6x-5 である。後者では下側境界が同じ放物線 y=−x2+6x−5y=-x^2+6x-5。上側境界は x<−2x<-2 と x>6x>6 で直線 y=1−xy=1-x、−2<x<0-2<x<0 で放物線 y=x2−2x−5y=x^2-2x-5 となる。すべての境界は対数の定義域または厳密不等号により含まない.

保存済みの図

上に「求める領域」「境界(破線)と白丸の点は含まない。表示枠−3≤x≤9、−31≤y≤8は領域の端ではない。」とある図。紫の破線y=1−x、緑の破線y=x²−2x−5、紺の破線y=−x²+6x−5が境界で、青の領域(C>0側)は1<x<4で下側が直線(1<x≤3)と緑の放物線(3≤x<4)、上側が紺の放物線に囲まれる。橙の領域(C<0側)はx<0とx>6にあり、下側が紺の放物線、上側がx<−2とx>6では直線、−2≤x<0では緑の放物線で、左右の矢印で枠の外へ続くことを示す。白丸(−2, 3)、(0, −5)、(1, 0)、(3, −2)、(4, 3)、(6, −5)が除く点で、右に凡例、下に各領域の不等式が通常のマイナス記号で書かれている。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

新潟大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第4問へ進む二次関数・極限・微分法・積分法

新潟大学のほかの年度