日本大学/2023年度/N方式第2期・一次

4日本大学 2023年 数学 第4問解答・解説

1問題

日本大学2023年度第4問


pp は 0<p<10<p<1 を満たす定数とする。△ABC\triangle ABC の辺 ABAB を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を C1C_1、辺 BCBC を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を A1A_1、辺 CACA を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を B1B_1 として △A1B1C1\triangle A_1B_1C_1 を作る。以下、nn を自然数として、△AnBnCn\triangle A_nB_nC_n の辺 AnBnA_nB_n を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を Cn+1C_{n+1}、辺 BnCnB_nC_n を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を An+1A_{n+1}、辺 CnAnC_nA_n を p:(1−p)p:(1-p) に内分する点を Bn+1B_{n+1} として △An+1Bn+1Cn+1\triangle A_{n+1}B_{n+1}C_{n+1} を作る。△ABC\triangle ABC の面積を SS、△AnBnCn\triangle A_nB_nC_n の面積を SnS_n とする。

(1) p=12,S=4096p=\dfrac{1}{2},S=4096 のとき、S5=32S_5=\boxed{32} である。

(2) p=13p=\frac13 のとき、∑k=1nSk=3334{1−(3536)n}S\displaystyle \sum_{k=1}^{n}S_k=\dfrac{\boxed{33}}{\boxed{34}}\{1-(\dfrac{\boxed{35}}{\boxed{36}})^n\}S である。

(3) p=37+3839 40p=\dfrac{\boxed{37}+\sqrt{\boxed{38}}}{\boxed{39\ 40}} のとき、∑n=1∞Sn=23S\displaystyle \sum_{n=1}^{\infty}S_n=\dfrac{2}{3}S である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 五回後の面積
    S5=4S_5=4。空欄32は4。
  • (2) 面積の有限和
    ∑k=1nSk=12{1−(13)n}S\displaystyle\sum_{k=1}^nS_k=\dfrac12\left\{1-\left(\dfrac13\right)^n\right\}S。空欄33〜36は1、2、1、3。
  • (3) 無限和が2S/3となるp
    p=5±510p=\dfrac{5\pm\sqrt5}{10}。空欄37〜40は5、5、1、0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 五回後の面積

一回の操作で、各頂点から切り取られる三角形は、元の三角形に対し隣接二辺上の比の積 p(1−p)p(1-p) 倍の面積を持つ。
三つを引くと、新しい三角形の面積比は
r=1−3p(1−p)=3p2−3p+1. r=1-3p(1-p)=3p^2-3p+1.
各段階で同じ比が成り立つので、Sn=rnSS_n=r^nS である。
p=12p=\frac{1}{2} では r=14r=\frac{1}{4} だから、S5=409645=4S_5=\frac{4096}{4^5}=4 となる。

(2) 面積の有限和

p=13p=\frac{1}{3} のとき、r=39−1+1=13r=\frac{3}{9}-1+1=\frac{1}{3} である。
したがって、等比数列の和の公式から、
∑k=1nSk=S∑k=1n(13)k=S13{1−(13)n}1−13=12{1−(13)n}S. \begin{aligned} \sum_{k=1}^nS_k &=S\sum_{k=1}^n\left(\frac{1}{3}\right)^k\\ &=S\frac{\frac{1}{3}\left\{1-\left(\frac{1}{3}\right)^n\right\}}{1-\frac{1}{3}}\\ &=\frac{1}{2}\left\{1-\left(\frac{1}{3}\right)^n\right\}S. \end{aligned}

(3) 無限和が2S/3となるp

0<p<10<p<1 だから 0<p(1−p)≦140<p(1-p)\leqq\frac{1}{4}、したがって 14≦r<1\frac{1}{4}\leqq r<1 である。
無限等比級数は収束し、
∑n=1∞Sn=r1−rS. \sum_{n=1}^{\infty}S_n=\frac{r}{1-r}S.
これが 2S3\frac{2S}{3} に等しい条件は r1−r=23\frac{r}{1-r}=\frac{2}{3}、すなわち r=25r=\frac{2}{5} である。
3p2−3p+1=25⟺5p2−5p+1=0. 3p^2-3p+1=\frac{2}{5}\Longleftrightarrow5p^2-5p+1=0.
したがって、p=5±510p=\frac{5\pm\sqrt{5}}{10} となる。両値とも 00 と 11 の間にあり、条件を満たす。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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