奈良県立医科大学/2022年度/前期

3奈良県立医科大学 2022年 数学 第3問解答・解説

いろいろな式

1問題

奈良県立医科大学2022年度第3問
以下の空欄を適切に埋めて文章を完成させよ。

方程式
x6−5x5+2x4+13x3−4x2−7x=0 x^{6}-5x^{5}+2x^{4}+13x^{3}-4x^{2}-7x=0
は相異なる6つの実数解を持つ。そのうち整数解は2つであり、ア\boxed{\text{ア}} と イ\boxed{\text{イ}} である。整数解を α1,α2\alpha_{1},\alpha_{2}、その他の解を α3,α4,α5,α6\alpha_{3},\alpha_{4},\alpha_{5},\alpha_{6} とする。このとき、この方程式は
(x−α1)(x−α2)⋯(x−α6)=0 (x-\alpha_{1})(x-\alpha_{2})\cdots(x-\alpha_{6})=0
と書けることに注意すると、
α3+α4+α5+α6=ウ,α3α4α5α6=エ,α32+α42+α52+α62=オ \alpha_{3}+\alpha_{4}+\alpha_{5}+\alpha_{6}=\boxed{\text{ウ}},\qquad \alpha_{3}\alpha_{4}\alpha_{5}\alpha_{6}=\boxed{\text{エ}},\qquad \alpha_{3}^{2}+\alpha_{4}^{2}+\alpha_{5}^{2}+\alpha_{6}^{2}=\boxed{\text{オ}}
である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ア=0,イ=1,ウ=4,エ=7,オ=20\mathrm{ア}=0,\quad \mathrm{イ}=1,\quad \mathrm{ウ}=4,\quad \mathrm{エ}=7,\quad \mathrm{オ}=20

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

整数根を因数として取り出し、残る4次式について解と係数の関係を用いる。平方和は根の和と2個ずつの積の和から計算する。

解答

与えられた多項式を f(x)f(x) とする。f(0)=0f(0)=0 なので xx は因数であり、残る5次式は x=1x=1 で 1−5+2+13−4−7=01-5+2+13-4-7=0 となるから、x−1x-1 も因数である。実際に割ると
f(x)=x(x−1)(x4−4x3−2x2+11x+7).f(x)=x(x-1)(x^4-4x^3-2x^2+11x+7).
問題文より整数解はちょうど2つであるため、これらは 00 と 11 であり、ア=0, イ=1\mathrm{ア}=0,\ \mathrm{イ}=1 である。残る4つの解 α3,α4,α5,α6\alpha_3,\alpha_4,\alpha_5,\alpha_6 は4次式の根である。
4次式の根の和は x3x^3 の係数の符号を変えたもの、根の積は定数項であるから、
α3+α4+α5+α6=4,α3α4α5α6=7.\alpha_3+\alpha_4+\alpha_5+\alpha_6=4,\qquad \alpha_3\alpha_4\alpha_5\alpha_6=7.
また、根の2個ずつの積の和は x2x^2 の係数だから、
α3α4+α3α5+α3α6+α4α5+α4α6+α5α6=−2.\alpha_3\alpha_4+\alpha_3\alpha_5+\alpha_3\alpha_6+\alpha_4\alpha_5+\alpha_4\alpha_6+\alpha_5\alpha_6=-2.
したがって、平方和は和の平方から2倍の積の和を引いて
α32+α42+α52+α62=42−2(−2)=20.\alpha_3^2+\alpha_4^2+\alpha_5^2+\alpha_6^2=4^2-2(-2)=20.
よって ウ=4, エ=7, オ=20\mathrm{ウ}=4,\ \mathrm{エ}=7,\ \mathrm{オ}=20 である。因数分解した式を展開すると x6−5x5+2x4+13x3−4x2−7xx^6-5x^5+2x^4+13x^3-4x^2-7x に戻るため、係数と最終値を確認できる。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 多項式の除法
  • 剰余・因数定理
  • 解と係数の関係

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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