杏林大学/2022年度/一般

II杏林大学 2022年 数学 第II問解答・解説

積分法微分法

難易度必答 レベル 4/10 目安 15分編集部の評価

対象医学部医学科

1問題

杏林大学2022年度第II問
ツ\boxed{\text{ツ}} の解答は該当する解答群から最も適当なものを一つ選べ。自然対数の底を ee として、以下の問いに答えよ。

(1) CC を積分定数として、指数関数と単項式の積の不定積分について、次式が成り立つ。
∫xe−3x dx=−(アx+イウ)e−3x+C, \displaystyle\int xe^{-3x}\,dx=-\left(\dfrac{\boxed{\text{ア}}x+\boxed{\text{イ}}}{\boxed{\text{ウ}}}\right)e^{-3x}+C,
∫x2e−3x dx=−(エx2+オx+カキク)e−3x+C. \displaystyle\int x^{2}e^{-3x}\,dx=-\left(\dfrac{\boxed{\text{エ}}x^{2}+\boxed{\text{オ}}x+\boxed{\text{カ}}}{\boxed{\text{キク}}}\right)e^{-3x}+C .
また、定積分について、
∫01∣(9x2−1)e−3x∣dx=1ケ(−1+コeサシ−スセe−3) \displaystyle\int_{0}^{1}\left|(9x^{2}-1)e^{-3x}\right|dx=\dfrac{1}{\boxed{\text{ケ}}}\left(-1+\boxed{\text{コ}}e^{\boxed{\text{サシ}}}-\boxed{\text{スセ}}e^{-3}\right)
が成り立つ。

(2) p, q, rp,\,q,\,r を実数の定数とする。関数 f(x)=(px2+qx+r)e−3xf(x)=(px^{2}+qx+r)e^{-3x} が x=0x=0 で極大、x=1x=1 で極小となるための必要十分条件は、
p=ソタr,q=チr,ツ p=\boxed{\text{ソタ}}r,\quad q=\boxed{\text{チ}}r,\quad \boxed{\text{ツ}}
である。さらに、f(x)f(x) の極小値が −1-1 であるとすると、f(x)f(x) の極大値は eテト\dfrac{e^{\boxed{\text{テ}}}}{\boxed{\text{ト}}} となる。このとき、∫01f(x) dx=ナニ\displaystyle\int_{0}^{1}f(x)\,dx=\dfrac{\boxed{\text{ナ}}}{\boxed{\text{ニ}}} である。

ツ\boxed{\text{ツ}} の解答群:① r>0r>0 ② r=0r=0 ③ r<0r<0 ④ r>1r>1 ⑤ r=1r=1 ⑥ r<1r<1 ⑦ r>13r>\dfrac{1}{3} ⑧ r=13r=\dfrac{1}{3} ⑨ r<13r<\dfrac{1}{3}

出典:杏林大学 2022年度 一般 数学 第II問

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    −3x+19e−3x+C-\dfrac{3x+1}{9}e^{-3x}+C、−9x2+6x+227e−3x+C-\dfrac{9x^{2}+6x+2}{27}e^{-3x}+C、13(−1+8e−1−16e−3)\dfrac{1}{3}\left(-1+8e^{-1}-16e^{-3}\right)
  • (2)
    p=−9rp=-9r、q=3rq=3r、① r>0r>0。極大値 e35\dfrac{e^{3}}{5}、∫01f(x) dx=45\displaystyle\int_{0}^{1}f(x)\,dx=\dfrac{4}{5}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

部分積分で ∫xne−3xdx\displaystyle\int x^{n}e^{-3x}dx を順に求める。(9x2−1)e−3x(9x^{2}-1)e^{-3x} の原始関数は −(3x+1)23e−3x-\dfrac{(3x+1)^{2}}{3}e^{-3x} とまとまる。(2) は f′(x)={−3px2+(2p−3q)x+q−3r}e−3xf'(x)=\{-3px^{2}+(2p-3q)x+q-3r\}e^{-3x} が x=0, 1x=0,\,1 で0。

解答

(1) 部分積分で
∫xe−3xdx=−x3e−3x+13∫e−3xdx=−3x+19e−3x+C, \displaystyle\int xe^{-3x}dx=-\dfrac{x}{3}e^{-3x}+\dfrac{1}{3}\int e^{-3x}dx=-\dfrac{3x+1}{9}e^{-3x}+C,
∫x2e−3xdx=−x23e−3x+23∫xe−3xdx=−9x2+6x+227e−3x+C. \displaystyle\int x^{2}e^{-3x}dx=-\dfrac{x^{2}}{3}e^{-3x}+\dfrac{2}{3}\int xe^{-3x}dx=-\dfrac{9x^{2}+6x+2}{27}e^{-3x}+C .
よって (9x2−1)e−3x(9x^{2}-1)e^{-3x} の原始関数は F(x)=−(3x+1)23e−3xF(x)=-\dfrac{(3x+1)^{2}}{3}e^{-3x}。9x2−19x^{2}-1 は x=13x=\dfrac{1}{3} で符号が変わるので
∫01∣(9x2−1)e−3x∣dx=−2F(13)+F(0)+F(1)=13(−1+8e−1−16e−3). \displaystyle\int_{0}^{1}\left|(9x^{2}-1)e^{-3x}\right|dx=-2F\left(\tfrac{1}{3}\right)+F(0)+F(1)=\dfrac{1}{3}\left(-1+8e^{-1}-16e^{-3}\right).

(2) f′(x)={−3px2+(2p−3q)x+q−3r}e−3xf'(x)=\{-3px^{2}+(2p-3q)x+q-3r\}e^{-3x}。f′(0)=0f'(0)=0 より q=3rq=3r、f′(1)=0f'(1)=0 より −p−2q−3r=0-p-2q-3r=0、p=−9rp=-9r。このとき f′(x)=27rx(x−1)e−3xf'(x)=27rx(x-1)e^{-3x} で、x=0x=0 で極大、x=1x=1 で極小となるのは r>0r>0(①)。
極小値 f(1)=(p+q+r)e−3=−5re−3=−1f(1)=(p+q+r)e^{-3}=-5re^{-3}=-1 より r=e35r=\dfrac{e^{3}}{5}、極大値は f(0)=r=e35f(0)=r=\dfrac{e^{3}}{5}。
(−9x2+3x+1)e−3x(-9x^{2}+3x+1)e^{-3x} の原始関数は (3x2+x)e−3x(3x^{2}+x)e^{-3x}(微分して確かめられる)なので
∫01f(x) dx=r[(3x2+x)e−3x]01=e35⋅4e−3=45. \displaystyle\int_{0}^{1}f(x)\,dx=r\left[(3x^{2}+x)e^{-3x}\right]_{0}^{1}=\dfrac{e^{3}}{5}\cdot4e^{-3}=\dfrac{4}{5}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 部分積分
  • 絶対値を含む定積分
  • 極値の条件

答えと解答は編集部が AI で作成したもので、大学が公表したものではありません。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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