福井大学/2023年度

4福井大学 2023年 数学 第4問解答・解説

図形と計量積分法図形の性質ベクトル

1問題

福井大学2023年度第4問
座標空間において、3点 Q(−1, −1, 1), R(1, −1, −1), S(−1, 1, −1) に対し、点Pを四面体PQRSが正四面体となるようにとる。また、点Tは三角形QRSを含む平面に関して点Pと対称な点とする。このとき、以下の問いに答えよ。

(1) 上の条件を満たす点Pの座標をすべて求めよ。

(2) 正四面体PQRSに外接する球の半径を求めよ。

(3) 正四面体PQRSを直線PTを軸として回転させるとき、面PQRが通過する部分の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    P=(1, 1, 1)P=(1,\,1,\,1) または P=(−53, −53, −53)P=\left(-\dfrac{5}{3},\,-\dfrac{5}{3},\,-\dfrac{5}{3}\right)。
  • (2)
    3\sqrt{3}。
  • (3)
    8π33\dfrac{8\pi}{3\sqrt{3}}(=83 π9=\dfrac{8\sqrt{3}\,\pi}{9})。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

正四面体の辺の長さは a=22a=2\sqrt{2} である。底面 QRS\mathrm{QRS} の重心は G(−13, −13, −13)G\left(-\dfrac{1}{3},\,-\dfrac{1}{3},\,-\dfrac{1}{3}\right) である。底面の平面は x+y+z=−1x+y+z=-1 で、その単位法線ベクトルは ±13(1, 1, 1)\pm\dfrac{1}{\sqrt{3}}(1,\,1,\,1) である。正四面体の高さは h=a23=43h=a\sqrt{\dfrac{2}{3}}=\dfrac{4}{\sqrt{3}} なので、GG から法線方向に ±43(1, 1, 1)\pm\dfrac{4}{3}(1,\,1,\,1) だけ移動した点が P\mathrm{P} である。よって 2 解は P(1, 1, 1)\mathrm{P}(1,\,1,\,1)、P(−53, −53, −53)\mathrm{P}\left(-\dfrac{5}{3},\,-\dfrac{5}{3},\,-\dfrac{5}{3}\right) である。

(2)

外接球の半径は a64=3\dfrac{a\sqrt{6}}{4}=\sqrt{3} である。

(3)

回転軸 PT\mathrm{PT} は底面の重心 GG を通る底面の法線である。頂点 P\mathrm{P} から軸方向に底面まで距離 zz 進んだ水平断面では、面 PQR\mathrm{PQR} の線分が回転して環状領域になる。相似比 t=zht=\dfrac{z}{h}(h=43h=\dfrac{4}{\sqrt{3}})として、外半径は底面の外接半径 t⋅263t\cdot\dfrac{2\sqrt{6}}{3}、内半径は底面の内接半径 t⋅63t\cdot\dfrac{\sqrt{6}}{3} である。断面積は πt2(83−23)=2π(zh)2\pi t^{2}\left(\dfrac{8}{3}-\dfrac{2}{3}\right)=2\pi\left(\dfrac{z}{h}\right)^{2} である。積分すると、体積は
∫0h2π(zh)2 dz=2πh3=8π33 \displaystyle\int_{0}^{h}2\pi\left(\dfrac{z}{h}\right)^{2}\,dz=\dfrac{2\pi h}{3}=\dfrac{8\pi}{3\sqrt{3}}
である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 重心・法線による座標化
  • 相似な断面と定積分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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