獨協医科大学/2023年度/2日目

1獨協医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説

数列数学と人間の活動(整数)

1問題

獨協医科大学2023年度第1問
下の図のような AB=30cm, AD=10cm\mathrm{AB}=30\mathrm{cm},\,\mathrm{AD}=10\mathrm{cm} の長方形 ABCD の周上を点 P と点 Q が次のような規則で動く。点 P は頂点 D を出発し頂点 D, C, B, A, D, C, ⋯\mathrm{D},\,\mathrm{C},\,\mathrm{B},\,\mathrm{A},\,\mathrm{D},\,\mathrm{C},\,\cdots の順に周上を回り続ける。点 Q は点 P が頂点 D を出発してから4秒後に頂点 A を出発し、頂点 A, B, C, D, A, B, ⋯\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{C},\,\mathrm{D},\,\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\cdots の順に周上を回り続ける。点 P と点 Q の周上での速さはそれぞれ毎秒 5cm5\mathrm{cm}、毎秒 4cm4\mathrm{cm} である。点 P が頂点 D を出発する時刻を時刻 00 秒とする。

(1) 点 P が xx 回目に頂点 C に到達する時刻は アイx−ウエ\boxed{\text{アイ}}x-\boxed{\text{ウエ}} 秒である。また、点 Q が yy 回目に頂点 C に到達する時刻は オカy−キ\boxed{\text{オカ}}y-\boxed{\text{キ}} 秒である。

(2) ある時刻で点 P と点 Q が頂点 C 上でちょうど互いにすれ違っているとする。2点 P、Q が動きはじめてからその時刻に頂点 C へ到達するのは、それぞれちょうど aa 回目、bb 回目であった。このとき クa−ケb=1\boxed{\text{ク}}a-\boxed{\text{ケ}}b=1 が成立する。

(3) 点 P、Q が1回目に頂点 C で互いにすれ違うのは時刻 コサ\boxed{\text{コサ}} 秒であり、6回目に頂点 C で互いにすれ違うのは時刻 シスセ\boxed{\text{シスセ}} 秒である。また、点 P、Q は1回目に頂点 C で互いにすれ違ってから、それぞれ長方形 ABCD を ソ\boxed{\text{ソ}} 周、タ\boxed{\text{タ}} 周するたびに頂点 C で互いにすれ違う。
長方形ABCDの図で、右上にA、左上にB、左下にC、右下にDがある。下辺CD上に黒点P、上辺AB上に黒点Qがあり、それぞれの横に左向きの矢印が描かれている。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    16x−10 秒,20y−6 秒16x-10\text{ 秒},\quad20y-6\text{ 秒}
  • (2)
    4a−5b=14a-5b=1
  • (3)
    54 秒, 454 秒, Pは5周、Qは4周。54\text{ 秒},\ 454\text{ 秒},\ \text{Pは5周、Qは4周。}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

各点がCに到着する時刻を周回時間を公差とする等差数列で表し、同時到着条件を整数方程式に直して最初と6回目を求める。最後に共通時間間隔から周回数を計算して到着時刻を検算する。

解答

(1) 長方形の周の長さは 2(30+10)=80 cm2(30+10)=80\,\mathrm{cm} である。点Pは毎秒 5 cm5\,\mathrm{cm} で進むから、1周に 80/5=1680/5=16 秒かかる。DからCまでの距離は 30 cm30\,\mathrm{cm} なので、最初にCに着くのは 30/5=630/5=6 秒後である。したがって、Pが xx 回目にCに着く時刻は
6+16(x−1)=16x−10(秒). 6+16(x-1)=16x-10\quad(\text{秒}).
点Qは時刻4秒にAを出発し、AからB、BからCまでの距離は 30+10=40 cm30+10=40\,\mathrm{cm} だから、最初にCに着く時刻は 4+40/4=144+40/4=14 秒である。Qの1周の時間は 80/4=2080/4=20 秒なので、Qが yy 回目にCに着く時刻は
14+20(y−1)=20y−6(秒). 14+20(y-1)=20y-6\quad(\text{秒}).

(2) Cで互いにすれ違うときは、PとQが同時にCに到着する。よって
16a−10=20b−6すなわち4a−5b=1. 16a-10=20b-6 \quad\text{すなわち}\quad 4a-5b=1.

(3) 4a−5b=14a-5b=1 を5で割った余りで考えると 4a≡1(mod5)4a\equiv1\pmod 5 だから、a≡4(mod5)a\equiv4\pmod5。したがって a=4+5na=4+5n とおけて、これを元の式に代入すると b=3+4nb=3+4n となる。a,ba,b は到着回数なので正の整数であり、可能な組は n=0,1,2,…n=0,1,2,\ldots に対する (a,b)=(4+5n,3+4n)(a,b)=(4+5n,3+4n) である。n=0n=0 が最初のすれ違いなので、その時刻は
16⋅4−10=54(秒). 16\cdot4-10=54\quad(\text{秒}).
6回目は n=5n=5、すなわち (a,b)=(29,23)(a,b)=(29,23) のときであり、その時刻は
16⋅29−10=454(秒). 16\cdot29-10=454\quad(\text{秒}).
隣り合うすれ違いの時刻の差は、整数解の列で aa が次に進むと5増えるから 16⋅5=8016\cdot5=80 秒である。この間にPは 5⋅80=400 cm5\cdot80=400\,\mathrm{cm} 進むので、周長80cmの長方形を5周する。Qは 4⋅80=320 cm4\cdot80=320\,\mathrm{cm} 進むので4周する。したがって、それぞれ5周、4周するたびにCですれ違う。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 等差数列の一般項と和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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