和歌山県立医科大学/2025年度/前期

4和歌山県立医科大学 2025年 数学 第4問解答・解説

いろいろな式図形と方程式

1問題

和歌山県立医科大学2025年度第4問
座標平面の4点 (−1,1),(−3,0),(−1,−2),(1,−2)(-1,1),(-3,0),(-1,-2),(1,-2) をこの順に結んで得られる折れ線を LL とする。さらに直線 y=axy=ax と、これに直交する直線で原点を通るものを考える。ただし、aa は −1≦a≦12-1\leqq a\leqq \dfrac{1}{2} をみたす実数とする。折れ線 LL とこの2つの直線で囲まれた部分の面積を SS とする。

(1) SS を aa の式で表せ。

(2) SS の最大値と最小値、およびそれらをとる aa の値を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
  • (2)

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

折れ線と各直線の交点が辺を切り替えるaの値で区間分けし,領域を三角形に分けて面積を求める。面積式の変数を置き換えて不等式で最大・最小を定める。

解答

直線y=axy=axと直交し原点を通る直線はx+ay=0x+ay=0である(a=0a=0のときはx=0x=0となる)。折れ線上でy=axy=axと交わる点をPP,x+ay=0x+ay=0と交わる点をQQとする。各辺の方程式を用いるとP={(32a−1,3a2a−1)(−1≦a≦0),(−3a+1,−3aa+1)(0≦a≦12),Q={(3a1−a,−31−a)(−1≦a≦−12),(2a,−2)(−12≦a≦12).P=\begin{cases}\left(\dfrac{3}{2a-1},\dfrac{3a}{2a-1}\right)&(-1\leqq a\leqq0),\\\left(-\dfrac{3}{a+1},-\dfrac{3a}{a+1}\right)&(0\leqq a\leqq\tfrac12),\end{cases}\qquad Q=\begin{cases}\left(\dfrac{3a}{1-a},-\dfrac{3}{1-a}\right)&(-1\leqq a\leqq-\tfrac12),\\(2a,-2)&(-\tfrac12\leqq a\leqq\tfrac12).\end{cases}前者ではPPは辺ABABまたはBCBC上,後者ではQQは辺BCBCまたはCDCD上にある。
(1) 各場合で,原点OOからの三角形に分け,座標と底辺・高さから面積を求める。A=(−1,1),B=(−3,0),C=(−1,−2),D=(1,−2)A=(-1,1),B=(-3,0),C=(-1,-2),D=(1,-2)とする。−1≦a≦−12-1\leqq a\leqq-\tfrac12では領域はO,P,B,QO,P,B,Qを頂点とし,S=12(3yP−3yQ)=32(3a2a−1+31−a)=92(a2a−1+11−a).S=\frac12(3y_P-3y_Q)=\frac32\left(\frac{3a}{2a-1}+\frac{3}{1-a}\right)=\frac92\left(\frac{a}{2a-1}+\frac{1}{1-a}\right).−12≦a≦0-\tfrac12\leqq a\leqq0では領域を三角形OPB,OBC,OCQOPB,OBC,OCQに分けられる。各面積は32yP,3,1+2a\frac32y_P,3,1+2aなのでS=32⋅3a2a−1+3+(1+2a)=4+2a+9a2(2a−1).S=\frac32\cdot\frac{3a}{2a-1}+3+(1+2a)=4+2a+\frac{9a}{2(2a-1)}.0≦a≦120\leqq a\leqq\tfrac12では領域を三角形OPC,OCQOPC,OCQに分ける。座標からその面積の2倍はそれぞれ3(2−a)a+1\frac{3(2-a)}{a+1}と2+4a2+4aであるからS=12(3(2−a)a+1+2+4a).S=\frac12\left(\frac{3(2-a)}{a+1}+2+4a\right).三つの式はa=−12,0a=-\tfrac12,0でそれぞれ一致する。
(2) 第1区間でu=1−au=1-aとおくと32≦u≦2\tfrac32\leqq u\leqq2であり,S=92(u−12u−1+1u).S=\frac92\left(\frac{u-1}{2u-1}+\frac1u\right).括弧内をg(u)g(u)とする。32≦u1<u2≦2\tfrac32\leqq u_1<u_2\leqq2ならg(u2)−g(u1)=(u2−u1)(1(2u2−1)(2u1−1)−1u1u2)<0,g(u_2)-g(u_1)=(u_2-u_1)\left(\frac1{(2u_2-1)(2u_1-1)}-\frac1{u_1u_2}\right)<0,なぜならui>1u_i>1より(2u2−1)(2u1−1)>u1u2(2u_2-1)(2u_1-1)>u_1u_2だからである。よってこの区間でSSはaaとともに増加し,154≦S≦338\frac{15}{4}\leqq S\leqq\frac{33}{8}である。
第2区間でt=1−2at=1-2aとおくと1≦t≦21\leqq t\leqq2であり,S=294−t−94t.S=\frac{29}{4}-t-\frac{9}{4t}.相加平均・相乗平均よりt+94t≧3t+\frac{9}{4t}\geqq3で,等号はt=32t=\tfrac32,すなわちa=−14a=-\tfrac14のときに成り立つ。したがってS≦174S\leqq\frac{17}{4}である。またS−4=(9−4t)(t−1)4t≧0S-4=\frac{(9-4t)(t-1)}{4t}\geqq0だからこの区間ではS≧4S\geqq4でもある。
第3区間でu=a+1u=a+1とおくと1≦u≦321\leqq u\leqq\tfrac32であり,S=2u−52+92u.S=2u-\frac52+\frac{9}{2u}.1≦u1<u2≦321\leqq u_1<u_2\leqq\tfrac32ならS(u2)−S(u1)=(u2−u1)(2−92u1u2)≦0,S(u_2)-S(u_1)=(u_2-u_1)\left(2-\frac{9}{2u_1u_2}\right)\leqq0,なぜならu1u2≦94u_1u_2\leqq\frac94だからである。よってこの区間でSSは減少し,72≦S≦4\frac72\leqq S\leqq4である。以上より全体の最大値は174\frac{17}{4}(a=−14a=-\frac14),最小値は72\frac72(a=12a=\frac12)である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 等式・不等式の証明

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

和歌山県立医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

和歌山県立医科大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で