鳥取大学/2022年度/前期

I鳥取大学 2022年 数学 第I問解答・解説

平面上の曲線と複素数平面図形と方程式数と式

1問題

鳥取大学2022年度第I問
ii を虚数単位とし、kk を実数とする。
α=−1+i \alpha=-1+i
であり、点 zz は複素数平面上で原点を中心とする単位円上を動く。以下の問いに答えよ。

(1) w1=α+ziw_1=\dfrac{\alpha+z}{i} とする。w1w_1 が描く図形を図示せよ。

(2) w2w_2 は等式
w2α‾−w2‾α+ki=0 w_2\overline{\alpha}-\overline{w_2}\alpha+ki=0
を満たす。w2w_2 の軌跡が、(1)で求めた w1w_1 の軌跡と共有点を持つ場合の kk の最大値を求めよ。ただし、α‾\overline{\alpha}、w2‾\overline{w_2} はそれぞれ α\alpha、w2w_2 の共役複素数である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    (x−1)2+(y−1)2=1(中心 (1,1), 半径 1).(x-1)^2+(y-1)^2=1\quad(\text{中心 }(1,1),\ \text{半径 }1).
  • (2)
    kmax⁡=4+22.k_{\max}=4+2\sqrt2.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

複素数を実部・虚部に分けてw1w_1の円を得る。w2w_2の共役を成分計算して直線の式に直し、単位円条件と平方の非負性でその直線が円と交わる範囲のkの最大値を求める。

解答

(1)  z=u+ivz=u+iv(u2+v2=1u^2+v^2=1)とおくと、
w1=−1+i+zi=−i(−1+i+z)=1+i−iz=(1+v)+i(1−u). w_1=\frac{-1+i+z}{i}=-i(-1+i+z)=1+i-iz=(1+v)+i(1-u).
w1=X+iYw_1=X+iY と書けば X−1=v, Y−1=−uX-1=v,\ Y-1=-u だから
(X−1)2+(Y−1)2=v2+u2=1. (X-1)^2+(Y-1)^2=v^2+u^2=1.
逆にこの円上の点に対して u=1−Y, v=X−1u=1-Y,\ v=X-1 とすれば u2+v2=1u^2+v^2=1 となるため、軌跡は円全体である。従って中心 (1,1)(1,1)、半径 11 の円
(X−1)2+(Y−1)2=1 \boxed{(X-1)^2+(Y-1)^2=1}
を図示すればよい。この円は (1,0),(0,1)(1,0),(0,1) で各座標軸に接し、(1,2),(2,1)(1,2),(2,1) を通る。

(2)  w2=x+iyw_2=x+iy(x,y は実数x,y\text{ は実数})とおく。 α=−1+i\alpha=-1+i より
w2α‾=(x+iy)(−1−i)=(y−x)−i(x+y), w_2\overline{\alpha}=(x+iy)(-1-i)=(y-x)-i(x+y),
w2‾α=(x−iy)(−1+i)=(y−x)+i(x+y). \overline{w_2}\alpha=(x-iy)(-1+i)=(y-x)+i(x+y).
したがって与式は
−2i(x+y)+ki=0,x+y=k2 -2i(x+y)+ki=0, \qquad x+y=\frac{k}{2}
となり、w2w_2 の軌跡は直線 x+y=k/2x+y=k/2 である。

(1)の円との共有点では X=x−1, Y=y−1X=x-1,\ Y=y-1 とおくと
X2+Y2=1,x+y=2+X+Y. X^2+Y^2=1,\qquad x+y=2+X+Y.
(X−Y)2≧0(X-Y)^2\geqq0 から
(X+Y)2≦2(X2+Y2)=2,X+Y≦2. (X+Y)^2\leqq2(X^2+Y^2)=2, \qquad X+Y\leqq\sqrt2.
よって x+y≦2+2x+y\leqq2+\sqrt2、したがって
k=2(x+y)≦4+22. k=2(x+y)\leqq4+2\sqrt2.
等号は X=Y=1/2X=Y=1/\sqrt2、すなわち w2=(1+1/2)+i(1+1/2)w_2=(1+1/\sqrt2)+i(1+1/\sqrt2) のとき成立し、この点は円上かつ直線上にある。ゆえに求める最大値は
4+22. \boxed{4+2\sqrt2}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 複素数平面
  • 直線の方程式
  • 円の方程式
  • 一次不等式

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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