東海大学/2024年度/2日目

3東海大学 2024年 数学 第3問解答・解説

図形と計量図形の性質数列

1問題

東海大学2024年度第3問
次の空欄を埋めなさい。解答は分数の場合には既約分数の形で書きなさい。

S1S_{1} を半径1の球とする。自然数 nn に対し、球 SnS_{n} に内接する立方体を PnP_{n} とし、PnP_{n} に内接する球を Sn+1S_{n+1} とする。

(1) P1P_{1} の一辺の長さは ア\boxed{\text{ア}} である。

(2) S2S_{2} の半径は イ\boxed{\text{イ}} である。

(3) P2P_{2} の一辺の長さは ウ\boxed{\text{ウ}} である。

(4) PnP_{n} の体積は エ×3オn\boxed{\text{エ}}\times 3^{\boxed{\text{オ}}n} である。

(5) SnS_{n} の体積は カ×3キn\boxed{\text{カ}}\times 3^{\boxed{\text{キ}}n} である。

(6) SnS_{n} の体積が S1S_{1} の体積の 1216\frac{1}{216} 倍以下となる最小の nn の値は ク\boxed{\text{ク}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ア=233\text{(1) ア}=\dfrac{2\sqrt{3}}{3};(2) イ=33\text{(2) イ}=\dfrac{\sqrt{3}}{3};(3) ウ=23\text{(3) ウ}=\dfrac{2}{3};(4) エ=8\text{(4) エ}=8、オ=−32\text{オ}=-\dfrac{3}{2};(5) カ=4π3\text{(5) カ}=4\pi\sqrt{3}、キ=−32\text{キ}=-\dfrac{3}{2};(6) ク=5\text{(6) ク}=5。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

球と内接立方体の関係(空間対角線が球の直径になること、内接球の直径が立方体の一辺に等しいこと)から、半径と一辺の関係を求める。体積比は 33 の累乗として整理し、整数で比較した。

解答

(1)

半径 1 の球に内接する立方体では、立方体の空間対角線が球の直径である。一辺を a1a_{1} とすると 3 a1=2\sqrt{3}\,a_{1}=2 だから
a1=23=233. a_{1}=\dfrac{2}{\sqrt{3}}=\dfrac{2\sqrt{3}}{3}.

(2)

立方体に内接する球の直径は、立方体の一辺に等しい。したがって
r2=a12=13=33. r_{2}=\dfrac{a_{1}}{2}=\dfrac{1}{\sqrt{3}}=\dfrac{\sqrt{3}}{3}.

(3)

球 S2S_{2} に内接する立方体の一辺を a2a_{2} とすると、3 a2=2r2\sqrt{3}\,a_{2}=2r_{2}。よって a2=23a_{2}=\dfrac{2}{3}。

(4)

半径を rnr_{n}、立方体 PnP_{n} の一辺を ana_{n} とすると
r1=1,an=2rn3,rn+1=an2=rn3. r_{1}=1,\qquad a_{n}=\dfrac{2r_{n}}{\sqrt{3}},\qquad r_{n+1}=\dfrac{a_{n}}{2}=\dfrac{r_{n}}{\sqrt{3}}.
したがって rn=3−(n−1)/2r_{n}=3^{-(n-1)/2}、an=2⋅3−n/2a_{n}=2\cdot3^{-n/2}。ゆえに PnP_{n} の体積は
an3=8⋅3−3n/2. a_{n}^{3}=8\cdot3^{-3n/2}.

(5)

球 SnS_{n} の体積は
43πrn3=43π⋅3−3(n−1)/2=4π3⋅3−3n/2. \dfrac{4}{3}\pi r_{n}^{3} =\dfrac{4}{3}\pi\cdot3^{-3(n-1)/2} =4\pi\sqrt{3}\cdot3^{-3n/2}.

(6)

SnS_{n} の体積を VnV_{n} とすると、S1S_{1} に対する体積の比は
VnV1=3−3(n−1)/2. \dfrac{V_{n}}{V_{1}}=3^{-3(n-1)/2}.
n=4n=4 では 3−9/2=1813>12163^{-9/2}=\dfrac{1}{81\sqrt{3}}>\dfrac{1}{216} である(両辺の分母を比べると 813<21681\sqrt{3}<216。実際 19683<4665619683<46656)。一方、n=5n=5 では 3−6=1729<12163^{-6}=\dfrac{1}{729}<\dfrac{1}{216}。この比は nn が1増えるごとに 133\dfrac{1}{3\sqrt{3}} 倍となって小さくなるので、条件を満たす最小の自然数は 55。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 空間図形の計量
  • 空間図形の性質
  • 等比数列の一般項と和

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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