東北医科薬科大学/2022年度/一般

III東北医科薬科大学 2022年 数学 第III問解答・解説

図形と計量図形と方程式極限微分法図形の性質

1問題

東北医科薬科大学2022年度第III問
座標平面において xx 軸と平行な直線 ℓ\ell 上に2点 A,BA,B を AB=23\mathrm{AB}=2\sqrt{3} となるようにとる。ここで、AA の xx 座標は負とする。また動点 PP は ∠APB=60∘\angle\mathrm{APB}=60^{\circ} を満たしながら直線 ℓ\ell より上側の領域(境界線を含まない)を動き、原点 O\mathrm{O} と PP の距離は一定であるとする。また、ℓ\ell より上側の領域(境界線を含まない)に図の配置のように2点 C,DC,D を四角形 ABCD\mathrm{ABCD} が正方形になるようにとる。このとき、次の問に答えなさい。

(1) 点 AA の座標は (−ア, −イ)\left(-\sqrt{\boxed{\text{ア}}},\,-\boxed{\text{イ}}\right)、OP=ウ\mathrm{OP}=\boxed{\text{ウ}}、∠AOB=エオカ∘\angle\mathrm{AOB}=\boxed{\text{エオカ}}^{\circ} である。

(2) 点 PP が2点 C,DC,D から等距離にあるとき、
PC=PD=キク−ケ \mathrm{PC}=\mathrm{PD}=\boxed{\text{キ}}\sqrt{\boxed{\text{ク}}}-\sqrt{\boxed{\text{ケ}}}
である。

(3) PDPC\dfrac{\mathrm{PD}}{\mathrm{PC}} の値を最小とする点 PP を P1P_{1} とする。P1P_{1} から ℓ\ell におろした垂線と ℓ\ell の交点を P1′P_{1}' とするとき、
P1P1′=コサ+シスセソ P_{1}P_{1}'=\dfrac{\boxed{\text{コ}}\sqrt{\boxed{\text{サ}}}+\boxed{\text{シス}}}{\boxed{\text{セソ}}}
である。
水平な直線ℓ上に左から黒点A、Bがあり、その上に黒点Pが示されている。破線PAとPBのなす角に弧の印と60°の表示があり、Aの真上に黒点D、Bの真上に黒点Cが置かれている。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    A=(−3, −1)A=(-\sqrt{3},\,-1)、OP=2\mathrm{OP}=2、∠AOB=120∘\angle\mathrm{AOB}=120^{\circ}。
  • (2)
    PC=PD=32−6\mathrm{PC}=\mathrm{PD}=3\sqrt{2}-\sqrt{6}。
  • (3)
    P1P1′=93+1211\mathrm{P}_{1}\mathrm{P}_{1}'=\dfrac{9\sqrt{3}+12}{11}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

P\mathrm{P} は原点を中心とする一定半径の円上を動く。同じ弦 AB\mathrm{AB} を見込む角が 60∘60^{\circ} なので、A\mathrm{A}、B\mathrm{B} もこの円上にあり、中心角の小さい方は 120∘120^{\circ} である。
AB=23=2Rsin⁡60∘ \mathrm{AB}=2\sqrt{3}=2R\sin 60^{\circ}
より R=OP=2R=\mathrm{OP}=2 である。

ℓ\ell は弦 AB\mathrm{AB} から中心までの距離が R2−(AB2)2=1\sqrt{R^{2}-\left(\dfrac{\mathrm{AB}}{2}\right)^{2}}=1 の水平線であり、C\mathrm{C} と D\mathrm{D} が上側にある配置から ℓ: y=−1\ell:\ y=-1 である。A\mathrm{A} の xx 座標は負なので、
A=(−3, −1),B=(3, −1) \mathrm{A}=(-\sqrt{3},\,-1),\quad \mathrm{B}=(\sqrt{3},\,-1)
となる。正方形の一辺は 232\sqrt{3} なので、
C=(3, 23−1),D=(−3, 23−1) \mathrm{C}=(\sqrt{3},\,2\sqrt{3}-1),\quad \mathrm{D}=(-\sqrt{3},\,2\sqrt{3}-1)
である。

(2)

PC=PD\mathrm{PC}=\mathrm{PD} となる点は、CD\mathrm{CD} の垂直二等分線 x=0x=0 と円 x2+y2=4x^{2}+y^{2}=4 の交点のうち、y>−1y>-1 を満たすものである。よって P=(0, 2)\mathrm{P}=(0,\,2) であり、
PC2=3+(23−3)2=24−123=(32−6)2. \mathrm{PC}^{2}=3+(2\sqrt{3}-3)^{2}=24-12\sqrt{3}=(3\sqrt{2}-\sqrt{6})^{2}.

(3)

s=3s=\sqrt{3}、h=23−1h=2\sqrt{3}-1、K=4+s2+h2=20−43K=4+s^{2}+h^{2}=20-4\sqrt{3} とおく。P=(x, y)\mathrm{P}=(x,\,y)(x2+y2=4x^{2}+y^{2}=4)とすると、比 PDPC\dfrac{\mathrm{PD}}{\mathrm{PC}} が 1 未満となるのは x<0x<0 の側である。x=−4−y2x=-\sqrt{4-y^{2}} として、比の二乗は
PD2PC2=K−2s4−y2−2hyK+2s4−y2−2hy \dfrac{\mathrm{PD}^{2}}{\mathrm{PC}^{2}}=\dfrac{K-2s\sqrt{4-y^{2}}-2hy}{K+2s\sqrt{4-y^{2}}-2hy}
となる。これは g(y)=4−y2K−2hyg(y)=\dfrac{\sqrt{4-y^{2}}}{K-2hy} を最大化すれば最小となる。−1<y≦2-1<y\leqq2 で g′(y)=0g'(y)=0 は y=8hK=93+111y=\dfrac{8h}{K}=\dfrac{9\sqrt{3}+1}{11} であり、符号が変わることから、これが唯一の最大点である。

ℓ\ell は y=−1y=-1 なので、P1\mathrm{P}_{1} から ℓ\ell までの距離は y+1=93+1211y+1=\dfrac{9\sqrt{3}+12}{11} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 弦と中心角
  • 対称性・距離の二乗
  • 微分を用いない一変数最大化(導関数計算相当)

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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