琉球大学/2022年度/前期

3琉球大学 2022年 数学 第3問解答・解説

ベクトル図形と計量微分法

1問題

琉球大学2022年度第3問
一辺の長さが1の正四面体 OABCOABC において、辺 OAOA を 2:12:1 に内分する点を DD、辺 OBOB を 1:21:2 に内分する点を EE とする。辺 OCOC 上に点 PP をとり、線分 OPOP の長さを tt とおく。次の問いに答えよ。(50点)
問1 cos⁡∠EDP\cos\angle EDP を tt を用いて表せ。
問2 点 PP が辺 OCOC 上を動くとき、cos⁡∠EDP\cos\angle EDP の最大値と最小値を求めよ。
(解答は次のページの解答欄に記入すること。)

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1 cos⁡∠EDP=3(2−t)29t2−6t+4\cos\angle EDP=\dfrac{\sqrt3(2-t)}{2\sqrt{9t^2-6t+4}}(0≦t≦10\leqq t\leqq1)。問2 最大値 73\dfrac{\sqrt{7}}{3}(t=215t=\dfrac{2}{15})、最小値 2114\dfrac{\sqrt{21}}{14}(t=1t=1)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

OA⃗=a⃗, OB⃗=b⃗, OC⃗=c⃗\vec{OA}=\vec{a},\ \vec{OB}=\vec{b},\ \vec{OC}=\vec{c} とおく。正四面体の各面は一辺の長さが 11 の正三角形だから、
∣a⃗∣=∣b⃗∣=∣c⃗∣=1,a⃗⋅b⃗=b⃗⋅c⃗=c⃗⋅a⃗=12.|\vec{a}|=|\vec{b}|=|\vec{c}|=1,\qquad \vec{a}\cdot\vec{b}=\vec{b}\cdot\vec{c}=\vec{c}\cdot\vec{a}=\frac12.
内分比と OP=tOP=t より、0≦t≦10\leqq t\leqq1 であり、
OD⃗=23a⃗,OE⃗=13b⃗,OP⃗=tc⃗.\vec{OD}=\frac23\vec{a},\qquad \vec{OE}=\frac13\vec{b},\qquad \vec{OP}=t\vec{c}.
したがって、DE⃗=13b⃗−23a⃗\vec{DE}=\frac13\vec{b}-\frac23\vec{a}、DP⃗=tc⃗−23a⃗\vec{DP}=t\vec{c}-\frac23\vec{a} である。内積と長さを計算すると、
DE⃗⋅DP⃗=t6−19−t3+49=2−t6,∣DE⃗∣2=19+49−29=13,∣DP⃗∣2=t2−2t3+49=9t2−6t+49.\begin{aligned} \vec{DE}\cdot\vec{DP}&=\frac{t}{6}-\frac19-\frac{t}{3}+\frac49=\frac{2-t}{6},\\ |\vec{DE}|^2&=\frac19+\frac49-\frac29=\frac13,\\ |\vec{DP}|^2&=t^2-\frac{2t}{3}+\frac49=\frac{9t^2-6t+4}{9}. \end{aligned}
ここで Q=9t2−6t+4=9(t−13)2+3>0Q=9t^2-6t+4=9(t-\frac13)^2+3>0 だから DP≠0DP\ne0 である。よって、問1の答えは
cos⁡∠EDP=3(2−t)29t2−6t+4(0≦t≦1).\boxed{\displaystyle \cos\angle EDP=\frac{\sqrt3(2-t)}{2\sqrt{9t^2-6t+4}}\quad(0\leqq t\leqq1)}.
問2では、この式を f(t)f(t) とおく。Q>0Q>0 であるから、
f′(t)=3(4−30t)4(9t2−6t+4)3/2.f'(t)=\frac{\sqrt3(4-30t)}{4(9t^2-6t+4)^{3/2}}.
したがって ff は 0≦t<2150\leqq t<\frac{2}{15} で増加し、215<t≦1\frac{2}{15}<t\leqq1 で減少する。Q(215)=8425Q(\frac{2}{15})=\frac{84}{25} より
f ⁣(215)=73,f(0)=32,f(1)=2114.f\!\left(\frac{2}{15}\right)=\frac{\sqrt7}{3},\qquad f(0)=\frac{\sqrt3}{2},\qquad f(1)=\frac{\sqrt{21}}{14}.
また f(0)>f(1)f(0)>f(1) なので、最大値 73 (t=215),最小値 2114 (t=1)\boxed{\text{最大値 }\frac{\sqrt7}{3}\ (t=\frac{2}{15}),\quad\text{最小値 }\frac{\sqrt{21}}{14}\ (t=1)} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトルと内積
  • 余弦の定義
  • 導関数の符号による最大・最小

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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