大阪医科薬科大学/2022年度/後期

1大阪医科薬科大学 2022年 数学 第1問解答・解説

1問題

大阪医科薬科大学2022年度第1問
x≧0x\geqq0 のとき次の(1)(2)の不等式が成り立つことを示せ。

(1) x−x22≦log⁡(x+1)x-\frac{x^2}{2}\leqq\log(x+1)

(2) ex≦(x+1)ex22≦ex+x33e^x\leqq(x+1)e^{\frac{x^2}{2}}\leqq e^{x+\frac{x^3}{3}}

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    x−x22≦log⁡(1+x)x-\frac{x^2}{2}\leqq\log(1+x)。等号は x=0x=0。
  • 2
    ex≦(1+x)ex22≦ex+x33e^x\leqq(1+x)e^{\frac{x^2}{2}}\leqq e^{x+\frac{x^3}{3}}。両等号は x=0x=0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

F(x)=log⁡(1+x)−x+x22F(x)=\log(1+x)-x+\frac{x^2}{2} とおく。x≧0x\geqq0 で
F′(x)=11+x−1+x=x21+x≧0,F(0)=0. F^{\prime}(x)=\frac1{1+x}-1+x=\frac{x^2}{1+x}\geqq0,\qquad F(0)=0.
従って F(x)≧0F(x)\geqq0 であり、求める不等式を得る。x>0x>0 では F′>0F^{\prime}>0 なので等号は x=0x=0 のみ。

(2)

全項は正なので対数をとると、x≦log⁡(1+x)+x22≦x+x33x\leqq\log(1+x)+\frac{x^2}{2}\leqq x+\frac{x^3}{3} を示せばよい。左は (1) そのもの。
右について G(x)=x+x33−x22−log⁡(1+x)G(x)=x+\frac{x^3}{3}-\frac{x^2}{2}-\log(1+x) とおくと、
G′(x)=1+x2−x−11+x=x31+x≧0,G(0)=0. G^{\prime}(x)=1+x^2-x-\frac1{1+x}=\frac{x^3}{1+x}\geqq0,\qquad G(0)=0.
よって G(x)≧0G(x)\geqq0。指数関数は狭義増加なので元の連鎖不等式が成立する。x>0x>0 では F,GF,G とも正なので等号は x=0x=0 だけである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

大阪医科薬科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第2問へ進む

大阪医科薬科大学のほかの年度