聖マリアンナ医科大学/2022年度/一般

2聖マリアンナ医科大学 2022年 数学 第2問解答・解説

いろいろな式ベクトル

1問題

聖マリアンナ医科大学2022年度第2問
点OOを原点とする座標空間において3点
A(0,2,0),B(a,2−a,0),C(12,12,1) A(0,2,0),\qquad B(a,2-a,0),\qquad C\left(\frac{1}{2},\frac{1}{2},1\right)
とする。aaを0でない実数とするとき、以下の設問(1)~(4)のク~シにあてはまる数を答えよ。

(1) AB→\overrightarrow{AB}とOC→\overrightarrow{OC}のなす角θ (0≦θ≦π2)\theta\ (0\leqq\theta\leqq\dfrac{\pi}{2})を求めると、θ=ク\theta=\boxed{\text{ク}}である。

(2) ∣AB→∣2\left|\overrightarrow{AB}\right|^2と内積AB→⋅AC→\overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}をaaを用いて表すと
∣AB→∣2=ケa2,AB→⋅AC→=コa \left|\overrightarrow{AB}\right|^2=\boxed{\text{ケ}}a^2,\qquad \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=\boxed{\text{コ}}a
である。

(3) △OBC\triangle OBCと△ABC\triangle ABCの面積が等しいとき、a=サa=\boxed{\text{サ}}である。

(4) 直線ABAB上の点PPと直線OCOC上の点QQの距離の最小値はシ\boxed{\text{シ}}である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • ク=π2,ケ=2,コ=2,サ=56,シ=23=233\text{ク}=\frac\pi2,\quad \text{ケ}=2,\quad \text{コ}=2,\quad \text{サ}=\frac56,\quad \text{シ}=\frac2{\sqrt3}=\frac{2\sqrt3}{3}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) 座標から
AB→=(a,−a,0),OC→=(12,12,1). \overrightarrow{AB}=(a,-a,0),\qquad \overrightarrow{OC}=\left(\frac12,\frac12,1\right).
内積は a/2−a/2=0a/2-a/2=0。a≠0a\ne0 より AB→≠0⃗\overrightarrow{AB}\ne\vec0 であり、OC→≠0⃗\overrightarrow{OC}\ne\vec0 でもあるから両ベクトルは垂直である。指定された範囲の角は θ=π2\theta=\frac\pi2、したがって ク=π2\text{ク}=\frac\pi2。

(2)
∣AB→∣2=a2+(−a)2=2a2. |\overrightarrow{AB}|^2=a^2+(-a)^2=2a^2.
また AC→=(12,−32,1)\overrightarrow{AC}=(\frac12,-\frac32,1) だから
AB→⋅AC→=a2+3a2=2a. \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC} =\frac a2+\frac{3a}{2}=2a.
よって ケ=2, コ=2\text{ケ}=2,\ \text{コ}=2。

(3) 2つのベクトル u,vu,v がつくる三角形の面積を KK とすると、vv の uu 方向成分と垂直な成分をピタゴラスの定理で分けて
K2=14(∣u∣2∣v∣2−(u⋅v)2) K^2=\frac14\bigl(|u|^2|v|^2-(u\cdot v)^2\bigr)
となる。まず OB→=(a,2−a,0)\overrightarrow{OB}=(a,2-a,0) について
∣OB→∣2=2a2−4a+4,∣OC→∣2=32,OB→⋅OC→=1. |\overrightarrow{OB}|^2=2a^2-4a+4,\quad |\overrightarrow{OC}|^2=\frac32,\quad \overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OC}=1.
従って
[△OBC]2=14(32(2a2−4a+4)−1)=3a2−6a+54. [\triangle OBC]^2 =\frac14\left(\frac32(2a^2-4a+4)-1\right) =\frac{3a^2-6a+5}{4}.
一方、AB→\overrightarrow{AB} と AC→\overrightarrow{AC} に対して
∣AB→∣2=2a2,∣AC→∣2=72,AB→⋅AC→=2a |\overrightarrow{AB}|^2=2a^2,\quad |\overrightarrow{AC}|^2=\frac72,\quad \overrightarrow{AB}\cdot\overrightarrow{AC}=2a
だから
[△ABC]2=14(2a2⋅72−(2a)2)=3a24. [\triangle ABC]^2 =\frac14\left(2a^2\cdot\frac72-(2a)^2\right) =\frac{3a^2}{4}.
面積は非負なので面積が等しいことはこれらの平方が等しいことと同値であり、
3a2−6a+5=3a2すなわちa=56. 3a^2-6a+5=3a^2\quad\text{すなわち}\quad a=\frac56.
従って サ=56\text{サ}=\frac56。これは0でないので条件にも合う。

(4) 直線AB上の点と直線OC上の点をそれぞれ
P=A+t(1,−1,0)=(t,2−t,0),Q=s(1,1,2)=(s,s,2s) P=A+t(1,-1,0)=(t,2-t,0),\qquad Q=s(1,1,2)=(s,s,2s)
とおく。t=1,s=13t=1,s=\frac13 のとき
P−Q=w0=(23,23,−23). P-Q=w_0=\left(\frac23,\frac23,-\frac23\right).
方向ベクトル d=(1,−1,0),e=(1,1,2)d=(1,-1,0), e=(1,1,2) に対して w0⋅d=w0⋅e=0w_0\cdot d=w_0\cdot e=0。任意の t,st,s では
P−Q=w0+(t−1)d−(s−13)e P-Q=w_0+(t-1)d-(s-\tfrac13)e
であり、後ろの2項の和は w0w_0 と垂直だから
∣P−Q∣2=∣w0∣2+∣(t−1)d−(s−13)e∣2≧∣w0∣2=43. |P-Q|^2=|w_0|^2+|(t-1)d-(s-\tfrac13)e|^2\geqq |w_0|^2=\frac43.
等号は t=1,s=13t=1,s=\frac13 で実現する。従って最小距離は 23=233\frac2{\sqrt3}=\frac{2\sqrt3}{3}、ゆえに シ=23\text{シ}=\frac2{\sqrt3}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • ベクトルの成分表示
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルの内積
  • ベクトルによる図形の考察
  • 位置ベクトル
  • 等式・不等式の証明

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

聖マリアンナ医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第3問へ進むいろいろな式・微分・積分の考え・極限・積分法

聖マリアンナ医科大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で