杏林大学/2026年度/一般

I杏林大学 2026年 数学 第I問解答・解説

図形と計量

1問題

杏林大学2026年度第I問
媒介変数ttを用いて次式で表される座標平面上の2次曲線をCCとする。
x=1+cos⁡t−5sin⁡t,y=1+cos⁡t+5sin⁡t(ただし 0≦t<2π) x=1+\cos t-\sqrt{5}\sin t,\qquad y=1+\cos t+\sqrt{5}\sin t \quad(\text{ただし }0\leqq t<2\pi)
座標原点をOOとして、以下の問いに答えよ。

(a) 曲線CC上の点P(x,y)P(x,y)は
アイ(x2+y2)+xy−ウエ(x+y)=0 \frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}(x^2+y^2)+xy-\frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}(x+y)=0
を満たし、点PPの原点OOからの距離の最大値は
オカキ \frac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カ}}}\sqrt{\boxed{\text{キ}}}
である。点PPのxx座標が最大となるとき、点PPのyy座標は
ク−ケコサ \boxed{\text{ク}}-\frac{\boxed{\text{ケ}}}{\boxed{\text{コ}}}\sqrt{\boxed{\text{サ}}}
となる。曲線CCの焦点は
E(シス,セ),F(ソ,タチ) E\left(\boxed{\text{シス}},\boxed{\text{セ}}\right),\qquad F\left(\boxed{\text{ソ}},\boxed{\text{タチ}}\right)
である。

(b) 原点OOと焦点FFおよび曲線CC上の点PPを頂点とする三角形の面積は、点PPの座標が
(ツ,テトナ) \left(\boxed{\text{ツ}},\frac{\boxed{\text{テト}}}{\boxed{\text{ナ}}}\right)
のとき最大値ニ\boxed{\text{ニ}}をとる。このとき、点PPにおける曲線CCの接線の傾きは
ヌネノ \frac{\boxed{\text{ヌネ}}}{\boxed{\text{ノ}}}
である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (a)ア=3, イ=4, ウ=5, エ=2,オ=5, カ=2, キ=2, ク=1,ケ=2, コ=3, サ=6, シ=−,ス=1, セ=3, ソ=3, タ=−,チ=1,(b)ツ=0, テ=1, ト=0, ナ=3,ニ=5, ヌ=−, ネ=1, ノ=3. \begin{aligned} \text{(a)}\quad&\text{ア}=3,\ \text{イ}=4,\ \text{ウ}=5,\ \text{エ}=2,\\ &\text{オ}=5,\ \text{カ}=2,\ \text{キ}=2,\ \text{ク}=1,\\ &\text{ケ}=2,\ \text{コ}=3,\ \text{サ}=6,\ \text{シ}=-,\\ &\text{ス}=1,\ \text{セ}=3,\ \text{ソ}=3,\ \text{タ}=-,\\ &\text{チ}=1,\\ \text{(b)}\quad&\text{ツ}=0,\ \text{テ}=1,\ \text{ト}=0,\ \text{ナ}=3,\\ &\text{ニ}=5,\ \text{ヌ}=-,\ \text{ネ}=1,\ \text{ノ}=3. \end{aligned}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

媒介変数の和差で楕円を標準形にし、平方完成と三角関数の合成で最大値を求める。焦点は主軸座標から計算し、面積最大点の接線は媒介微分で求める。

解答

媒介変数表示から c=cos⁡t, s=sin⁡tc=\cos t,\ s=\sin t とおく。範囲は 0≦t<2π0\leqq t<2\pi であり、常に c2+s2=1c^2+s^2=1 である。

(a) 与式の和と差をとると
x+y−2=2c,y−x=25 s.x+y-2=2c,\qquad y-x=2\sqrt5\,s.
したがって
5(x+y−2)2+(y−x)2=20(c2+s2)=20.5(x+y-2)^2+(y-x)^2=20(c^2+s^2)=20.
これを展開すると
6(x2+y2)+8xy−20(x+y)=0,6(x^2+y^2)+8xy-20(x+y)=0,
ゆえに
34(x2+y2)+xy−52(x+y)=0.\frac34(x^2+y^2)+xy-\frac52(x+y)=0.

原点からの距離については
x2+y2=(1+c−5s)2+(1+c+5s)2=2(1+c)2+10s2=12+4c−8c2=252−8(c−14)2≦252.\begin{aligned} x^2+y^2&=(1+c-\sqrt5s)^2+(1+c+\sqrt5s)^2\\ &=2(1+c)^2+10s^2=12+4c-8c^2\\ &=\frac{25}{2}-8\left(c-\frac14\right)^2\leqq\frac{25}{2}. \end{aligned}
ここで c=1/4c=1/4 は −1≦c≦1-1\leqq c\leqq1 の範囲で実現し、s=±15/4s=\pm\sqrt{15}/4 も実数である。よって距離の最大値は 522\frac52\sqrt2 である。

c−5sc-\sqrt5s を三角関数の合成で表す。 cos⁡ϕ=1/6, sin⁡ϕ=5/6\cos\phi=1/\sqrt6,\ \sin\phi=\sqrt{5/6} を満たす 0<ϕ<π/20<\phi<\pi/2 をとると
c−5s=6cos⁡(t+ϕ)≦6.c-\sqrt5s=\sqrt6\cos(t+\phi)\leqq\sqrt6.
等号は t=2π−ϕt=2\pi-\phi で成立し、このとき
(c,s)=(16,−56).(c,s)=\left(\frac1{\sqrt6},-\sqrt{\frac56}\right).
したがって
y=1+16−56=1−236.y=1+\frac1{\sqrt6}-\frac5{\sqrt6}=1-\frac23\sqrt6.

焦点を求めるため
u=x+y−22,v=y−x2u=\frac{x+y-2}{\sqrt2},\qquad v=\frac{y-x}{\sqrt2}
とおくと、媒介表示から u=2c, v=10su=\sqrt2c,\ v=\sqrt{10}s なので
u22+v210=1.\frac{u^2}{2}+\frac{v^2}{10}=1.
中心は元の座標で (1,1)(1,1)、長半径は 10\sqrt{10}、短半径は 2\sqrt2。したがって焦点距離は 10−2=22\sqrt{10-2}=2\sqrt2 で、焦点は (u,v)=(0,±22)(u,v)=(0,\pm2\sqrt2) にある。逆変換
x=1+u−v2,y=1+u+v2x=1+\frac{u-v}{\sqrt2},\qquad y=1+\frac{u+v}{\sqrt2}
より焦点は (−1,3)(-1,3) と (3,−1)(3,-1) である。(b)で使うFに合わせて E=(−1,3), F=(3,−1)E=(-1,3),\ F=(3,-1) とする。

(b) 三角形 OFPOFP の面積を底辺と高さで求める。
F=(3,−1)F=(3,-1) だから OF→=(3,−1)\overrightarrow{OF}=(3,-1) であり、底辺 OFOF の長さは 10\sqrt{10} である。点 P=(x,y)P=(x,y) の位置ベクトルは OP→=(x,y)\overrightarrow{OP}=(x,y)。n⃗=110(1,3)\vec n=\frac{1}{\sqrt{10}}(1,3) とおくと
OF→⋅n⃗=3−310=0,∣n⃗∣=12+3210=1\overrightarrow{OF}\cdot\vec n=\frac{3-3}{\sqrt{10}}=0,\qquad |\vec n|=\frac{\sqrt{1^2+3^2}}{\sqrt{10}}=1
なので、n⃗\vec n は OFOF に垂直な単位ベクトルである。点 PP から直線 OFOF までの高さ hh は、OP→\overrightarrow{OP} の n⃗\vec n 方向の成分の絶対値だから
h=∣OP→⋅n⃗∣=∣x+3y∣10.h=|\overrightarrow{OP}\cdot\vec n|=\frac{|x+3y|}{\sqrt{10}}.
また、媒介表示から
x+3y=(1+c−5s)+3(1+c+5s)=4+4c+25s.\begin{aligned} x+3y&=(1+c-\sqrt5s)+3(1+c+\sqrt5s)\\ &=4+4c+2\sqrt5s. \end{aligned}
よって底辺と高さによる面積の公式から
12∣OF∣h=1210⋅∣x+3y∣10=12∣x+3y∣=∣2+2c+5s∣.\frac12|OF|h=\frac12\sqrt{10}\cdot\frac{|x+3y|}{\sqrt{10}}=\frac12|x+3y|=|2+2c+\sqrt5s|.
cos⁡ϕ=2/3, sin⁡ϕ=5/3\cos\phi=2/3,\ \sin\phi=\sqrt5/3 を満たす 0<ϕ<π/20<\phi<\pi/2 をとると
2c+5s=3cos⁡(t−ϕ),−3≦2c+5s≦3.2c+\sqrt5s=3\cos(t-\phi),\qquad -3\leqq2c+\sqrt5s\leqq3.
よって −1≦2+2c+5s≦5-1\leqq2+2c+\sqrt5s\leqq5 であり、面積の最大値は 55。等号は t=ϕt=\phi、すなわち (c,s)=(2/3,5/3)(c,s)=(2/3,\sqrt5/3) のときに限る。この条件は 0≦t<2π0\leqq t<2\pi で実現する。そのとき
P=(1+23−53, 1+23+53)=(0,103).P=\left(1+\frac23-\frac53,\ 1+\frac23+\frac53\right)=\left(0,\frac{10}{3}\right).

この点で
dxdt=−s−5c=−5≠0,dydt=−s+5c=53.\frac{dx}{dt}=-s-\sqrt5c=-\sqrt5\ne0,\qquad \frac{dy}{dt}=-s+\sqrt5c=\frac{\sqrt5}{3}.
したがって接線が存在し、その傾きは
dydx=dy/dtdx/dt=−13.\frac{dy}{dx}=\frac{dy/dt}{dx/dt}=-\frac13.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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