広島大学/2026年度/前期

1広島大学 2026年 数学 第1問解答・解説

場合の数と確率

1問題

広島大学2026年度第1問
大小2個のさいころを投げ、出た目の最大値を得点とするゲームを「ゲームX」と呼ぶ。次の問いに答えよ。
(1) AさんがゲームXを行う。Aさんの得点が5である確率を求め、既約分数(それ以上約分できない分数)で表せ。
(2) AさんがゲームXを行う。Aさんの得点が5であるとき、大きいさいころの出た目が5である条件付き確率を求め、既約分数で表せ。
(3) AさんがゲームXを行う。Aさんの得点の期待値を求め、既約分数で表せ。
(4) AさんとBさんがそれぞれゲームXを行う。Aさんの得点がBさんの得点より大きい確率を求め、既約分数で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    1/41/4
  • (2)
    5/95/9
  • (3)
    161/36161/36
  • (4)
    505/1296505/1296

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

大小2個のさいころの出方は、大小を区別した36通りで、いずれも同様に確からしい。
(1) 得点が5であるのは、2個のさいころの目がともに5以下で、かつ、ともに4以下ではない場合である。したがって該当する出方は 52−42=95^2-4^2=9 通りであり、求める確率は 936=14\dfrac{9}{36}=\dfrac{1}{4} である。
(2) 得点が5である出方は(1)より9通りである。そのうち大きいさいころの目が5である出方は、小さいさいころの目が1から5までの5通りである。よって条件付き確率は 59\dfrac{5}{9} である。
(3) 得点を XX とする。X=kX=k となる出方は、2個の目がともに kk 以下である k2k^2 通りから、ともに k−1k-1 以下である (k−1)2(k-1)^2 通りを除いた 2k−12k-1 通りである。よって P(X=k)=2k−136P(X=k)=\dfrac{2k-1}{36} (k=1,2,3,4,5,6k=1,2,3,4,5,6) だから、E(X)=∑k=16k 2k−136=1+6+15+28+45+6636=16136.E(X)=\sum_{k=1}^{6} k\,\dfrac{2k-1}{36}=\dfrac{1+6+15+28+45+66}{36}=\dfrac{161}{36}.
(4) Aさんの得点が kk である確率は 2k−136\dfrac{2k-1}{36} である。また、Bさんの得点が kk より小さい確率は、Bさんの2個の目がともに k−1k-1 以下となる確率 (k−1)236\dfrac{(k-1)^2}{36} である。AさんとBさんのゲームは独立なので、P(Aさんの得点=k,Bさんの得点<k)=(2k−1)(k−1)2362.P(\text{Aさんの得点}=k,\text{Bさんの得点}<k)=\dfrac{(2k-1)(k-1)^2}{36^2}. これを k=1,2,3,4,5,6k=1,2,3,4,5,6 について加えると、P(Aさんの得点>Bさんの得点)=0+3+20+63+144+2751296=5051296.P(\text{Aさんの得点}>\text{Bさんの得点})=\dfrac{0+3+20+63+144+275}{1296}=\dfrac{505}{1296}. 505=5⋅101505=5\cdot101 は2でも3でも割り切れず、1296=24⋅341296=2^4\cdot3^4 と互いに素である。以上より既約分数での答えは、順に 14,59,16136,5051296\dfrac14,\dfrac59,\dfrac{161}{36},\dfrac{505}{1296} である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 余事象・累積差
  • 条件付き確率
  • 離散期待値
  • 独立事象の計数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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