獨協医科大学/2024年度/1日目

4獨協医科大学 2024年 数学 第4問解答・解説

指数関数・対数関数微分法積分法

1問題

獨協医科大学2024年度第4問
x≧0x\geqq 0 で定義された関数 f(x)=2xx2+5f(x)=\dfrac{2x}{x^2+5} について、曲線 y=f(x)y=f(x) を C1C_1 とする。
(1) f(x)f(x) は x=アx=\sqrt{\boxed{\text{ア}}} のとき、極大値 イウ\dfrac{\sqrt{\boxed{\text{イ}}}}{\boxed{\text{ウ}}} をとる。また、C1C_1 の変曲点の座標は
(エオ,カキクケ) \left(\sqrt{\boxed{\text{エオ}}},\frac{\sqrt{\boxed{\text{カキ}}}}{\boxed{\text{クケ}}}\right)
である。
(2) tt を正の実数とする。xyxy 平面において、C1C_1 を xx 軸方向に −t-t だけ平行移動して得られる曲線を C2C_2 とする。C1C_1 と C2C_2 の交点の xx 座標を α\alpha とすると
α=コt+t2+サシス \alpha=\frac{\boxed{\text{コ}}t+\sqrt{t^2+\boxed{\text{サシ}}}}{\boxed{\text{ス}}}
である。また、式 (α+t)2+5α2+5\dfrac{(\alpha+t)^2+5}{\alpha^2+5} を tt のみの式で表すと
(α+t)2+5α2+5=(t+t2+サシ)2セソ \frac{(\alpha+t)^2+5}{\alpha^2+5}=\frac{\left(t+\sqrt{t^2+\boxed{\text{サシ}}}\right)^2}{\boxed{\text{セソ}}}
となる。C1,C2C_1,C_2 および yy 軸で囲まれた部分の面積を S(t)S(t) とすると
S(t)=タlog⁡(t+t2+サシ)−log⁡(t2+チ)−ツlog⁡テ. \begin{aligned} S(t)={}&\boxed{\text{タ}}\log\left(t+\sqrt{t^2+\boxed{\text{サシ}}}\right)\\ &-\log\left(t^2+\boxed{\text{チ}}\right)-\boxed{\text{ツ}}\log\boxed{\text{テ}}. \end{aligned}
である。tt が t>0t>0 の範囲で変化するとき、S(t)S(t) は
t=トナニ t=\frac{\sqrt{\boxed{\text{トナ}}}}{\boxed{\text{ニ}}}
のとき最大値をとる。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    ア=5, イ=5, ウ=5, エオ=15, カキ=15, クケ=10.\text{ア}=5,\ \text{イ}=5,\ \text{ウ}=5,\ \text{エオ}=15,\ \text{カキ}=15,\ \text{クケ}=10.
  • (2)
    コ=−1, サシ=20, ス=2, セソ=20, タ=2, チ=5, ツ=2, テ=2, トナ=10, ニ=2.\text{コ}=−1,\ \text{サシ}=20,\ \text{ス}=2,\ \text{セソ}=20,\ \text{タ}=2,\ \text{チ}=5,\ \text{ツ}=2,\ \text{テ}=2,\ \text{トナ}=10,\ \text{ニ}=2.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

導関数の符号と第二次導関数から (1) の極大と変曲を判定する。(2) は共通定義域で交点方程式を解き、対数の原始関数による面積表示を得た後、導関数の符号から t の最大点を決める。

解答

(1) 商の微分により
f′(x)=2(5−x2)(x2+5)2. f'(x)=\frac{2(5-x^2)}{(x^2+5)^2}.
分母は常に正であり、x≧0x\geqq 0 では 0≦x<50\leqq x<\sqrt5 で f′(x)>0f'(x)>0、x>5x>\sqrt5 で f′(x)<0f'(x)<0 となる。したがって x=5x=\sqrt5 で極大値をとり、
f(5)=2510=55. f(\sqrt5)=\frac{2\sqrt5}{10}=\frac{\sqrt5}{5}.
さらに
f′′(x)=4x(x2−15)(x2+5)3. f''(x)=\frac{4x(x^2-15)}{(x^2+5)^3}.
0<x<150<x<\sqrt{15} では f′′(x)<0f''(x)<0、x>15x>\sqrt{15} では f′′(x)>0f''(x)>0 だから、変曲点は x=15x=\sqrt{15} にある。そのとき
f(15)=21520=1510. f(\sqrt{15})=\frac{2\sqrt{15}}{20}=\frac{\sqrt{15}}{10}.
なお、定義域の端点 x=0x=0 の右側では f′′(x)<0f''(x)<0 で符号が変わらないので、そこは変曲点ではない。

(2) 左へ tt 平行移動した曲線は y=f(x+t)y=f(x+t) と表される。C1C_1 と C2C_2 の共通定義域は x≧0x\geqq0 である。交点では
2xx2+5=2(x+t)(x+t)2+5, \frac{2x}{x^2+5}=\frac{2(x+t)}{(x+t)^2+5},
分母は正だから交差して整理すると
t(x2+tx−5)=0. t(x^2+tx-5)=0.
t>0t>0 より x2+tx−5=0x^2+tx-5=0 であり、x≧0x\geqq0 を満たす解は
α=−t+t2+202 \alpha=\frac{-t+\sqrt{t^2+20}}{2}
だけである。特に α2+tα=5\alpha^2+t\alpha=5 だから、
(α+t)2+5α2+5=(α+t)(2α+t)α(2α+t)=α+tα=(t+t2+20)220. \frac{(\alpha+t)^2+5}{\alpha^2+5} =\frac{(\alpha+t)(2\alpha+t)}{\alpha(2\alpha+t)} =\frac{\alpha+t}{\alpha} =\frac{(t+\sqrt{t^2+20})^2}{20}.
x=0x=0 では f(x+t)>f(x)f(x+t)>f(x) であり、正の交点は α\alpha のみなので、0≦x≦α0\leqq x\leqq\alpha では C2C_2 が C1C_1 の上側にある。よって囲まれた部分の面積は
S(t)=∫0α{f(x+t)−f(x)} dx=log⁡(α+t)2+5α2+5−log⁡(t2+5)+log⁡5=2log⁡(t+t2+20)−log⁡(t2+5)−2log⁡2. \begin{aligned} S(t)&=\int_0^\alpha\{f(x+t)-f(x)\}\,dx\\ &=\log\frac{(\alpha+t)^2+5}{\alpha^2+5}-\log(t^2+5)+\log5\\ &=2\log(t+\sqrt{t^2+20})-\log(t^2+5)-2\log2. \end{aligned}
これを微分すると
S′(t)=2t2+20−2tt2+5. S'(t)=\frac{2}{\sqrt{t^2+20}}-\frac{2t}{t^2+5}.
t>0t>0 において各分母は正であり、S′(t)S'(t) の符号は
(t2+5)−tt2+20 (t^2+5)-t\sqrt{t^2+20}
の符号に等しい。両項は正なので平方して比較すると、その符号は
(t2+5)2−t2(t2+20)=25−10t2 (t^2+5)^2-t^2(t^2+20)=25-10t^2
の符号に等しい。したがって 0<t<5/20<t<\sqrt{5/2} で S′(t)>0S'(t)>0、t>5/2t>\sqrt{5/2} で S′(t)<0S'(t)<0 となり、最大となるのは
t=52=102 t=\sqrt{\frac52}=\frac{\sqrt{10}}2
のときである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 対数とその性質
  • 曲線で囲まれた面積
  • 合成関数の微分
  • 指数・対数関数の微分
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 凹凸と変曲点
  • 商の微分
  • 第二次導関数

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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