横浜市立大学/2024年度/前期

IV横浜市立大学 2024年 数学 第IV問解答・解説

三角関数微分法積分法

1問題

横浜市立大学2024年度第IV問
以下の各問いに答えなさい。

(1) 関数 tan⁡x\tan x の導関数を求めなさい。

(2) 関数 1xsin⁡x+cos⁡x\dfrac{1}{x\sin x+\cos x} の導関数を求めなさい。

(3) 不定積分 ∫x2(xsin⁡x+cos⁡x)2 dx\displaystyle\int\frac{x^2}{(x\sin x+\cos x)^2}\,dx を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1) cos⁡x≠0\cos x\ne 0 のとき、商の微分法と sin⁡2x+cos⁡2x=1\sin^2x+\cos^2x=1 より、ddxtan⁡x=ddx(sin⁡xcos⁡x)=cos⁡2x+sin⁡2xcos⁡2x=1cos⁡2x.\frac{d}{dx}\tan x=\frac{d}{dx}\left(\frac{\sin x}{\cos x}\right)=\frac{\cos^2x+\sin^2x}{\cos^2x}=\frac{1}{\cos^2x}.

(2) D=xsin⁡x+cos⁡xD=x\sin x+\cos x とおくと、D′=sin⁡x+xcos⁡x−sin⁡x=xcos⁡x.D'=\sin x+x\cos x-\sin x=x\cos x.したがって、D≠0D\ne 0 のとき、ddx1xsin⁡x+cos⁡x=−D′D2=−xcos⁡x(xsin⁡x+cos⁡x)2.\frac{d}{dx}\frac{1}{x\sin x+\cos x}=-\frac{D'}{D^2}=-\frac{x\cos x}{(x\sin x+\cos x)^2}.

(3) D=xsin⁡x+cos⁡xD=x\sin x+\cos x、N=sin⁡x−xcos⁡xN=\sin x-x\cos x とおくと、D≠0D\ne 0 のときD′=xcos⁡x,N′=xsin⁡x.D'=x\cos x,\qquad N'=x\sin x.よって商の微分法から(ND)′=xsin⁡x(xsin⁡x+cos⁡x)−(sin⁡x−xcos⁡x)xcos⁡x(xsin⁡x+cos⁡x)2=x2(sin⁡2x+cos⁡2x)(xsin⁡x+cos⁡x)2=x2(xsin⁡x+cos⁡x)2.\left(\frac{N}{D}\right)'=\frac{x\sin x(x\sin x+\cos x)-(\sin x-x\cos x)x\cos x}{(x\sin x+\cos x)^2}=\frac{x^2(\sin^2x+\cos^2x)}{(x\sin x+\cos x)^2}=\frac{x^2}{(x\sin x+\cos x)^2}.したがって、求める不定積分は∫x2(xsin⁡x+cos⁡x)2 dx=sin⁡x−xcos⁡xxsin⁡x+cos⁡x+C\int\frac{x^2}{(x\sin x+\cos x)^2}\,dx=\frac{\sin x-x\cos x}{x\sin x+\cos x}+Cである。いずれも、分母が0でない区間で考える。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の相互関係
  • 不定積分・定積分の性質
  • 積の微分
  • 商の微分
  • 三角関数の微分

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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