横浜市立大学/2024年度/前期

II横浜市立大学 2024年 数学 第II問解答・解説

図形と計量三角関数

1問題

横浜市立大学2024年度第II問
1sin⁡θ+1cos⁡θ=3(条件 A) \frac{1}{\sin\theta}+\frac{1}{\cos\theta}=\sqrt{3}\qquad\text{(条件 A)}
が成り立つとき、次の各問いに答えなさい。

(1) sin⁡θcos⁡θ\sin\theta\cos\theta の値を求めなさい。

(2) sin⁡4θ+cos⁡4θ+12sin⁡2θ\sin^4\theta+\cos^4\theta+\dfrac{1}{2}\sin 2\theta の値を求めなさい。

(3) (条件 A)に加えて、さらに −360∘≦θ≦360∘-360^\circ\leqq\theta\leqq360^\circ かつ sin⁡θ<cos⁡θ\sin\theta<\cos\theta をみたす異なる θ\theta の個数を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    −13-\frac{1}{3}
  • (2)
    49\frac{4}{9}
  • (3)
    22

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

条件式を分母を払った形にし、sinθcosθを未知数として基本恒等式で決定する。得た和と積から小問(3)の順序付きの組を数え、360°周期で指定区間の個数を求める。

解答

条件 A では分母が 0 でない。s=sin⁡θ, c=cos⁡θ, p=scs=\sin\theta,\ c=\cos\theta,\ p=sc とおくと、条件 A は s+c=3ps+c=\sqrt{3}p と同値である。また、s2+c2=1s^2+c^2=1 より (s+c)2=1+2p(s+c)^2=1+2p だから、3p2=1+2p3p^2=1+2p、すなわち (3p+1)(p−1)=0(3p+1)(p-1)=0 を得る。∣p∣=∣sc∣≦(s2+c2)/2=1/2|p|=|sc|\leqq (s^2+c^2)/2=1/2 なので p=1p=1 は不可能であり、p=−1/3p=-1/3 である。このとき条件 A から s+c=−1/3s+c=-1/\sqrt{3} となる。

(1) より、sin⁡θcos⁡θ=−13\sin\theta\cos\theta=-\frac{1}{3}。

(2) sin⁡4θ+cos⁡4θ=(sin⁡2θ+cos⁡2θ)2−2(sin⁡θcos⁡θ)2=1−29=79\sin^4\theta+\cos^4\theta=(\sin^2\theta+\cos^2\theta)^2-2(\sin\theta\cos\theta)^2=1-\frac{2}{9}=\frac{7}{9} であり、12sin⁡2θ=sin⁡θcos⁡θ=−13\frac12\sin 2\theta=\sin\theta\cos\theta=-\frac13 である。したがって求める値は 79−13=49\frac79-\frac13=\frac49。

(3) s+c=−1/3s+c=-1/\sqrt{3}、sc=−1/3sc=-1/3 なので、s,cs,c は二次方程式 x2+13x−13=0x^2+\frac{1}{\sqrt{3}}x-\frac13=0 の二つの解である。この方程式の解は積が負であるため、一方が負、他方が正である。順序付きの組 (s,c)(s,c) は二通りあるが、s<cs<c を満たすのは負の解を ss、正の解を cc とした一通りだけである。各組は一周につき一つの角を定めるので、条件を満たす角は 360°ごとに一つである。−360∘≦θ≦360∘-360^\circ\leqq\theta\leqq360^\circ の範囲は長さ 720°の区間であり、端点は sin⁡θ=0\sin\theta=0 となって条件 A の分母が 0 なので解ではない。したがって、この区間内の角は二つである。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 三角比と相互関係
  • 二倍角の公式
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 三角関数の相互関係

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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