和歌山県立医科大学/2024年度/前期

1和歌山県立医科大学 2024年 数学 第1問解答・解説

数と式いろいろな式数学と人間の活動(整数)

1問題

和歌山県立医科大学2024年度第1問
(1) xx を整数とし、m=4x+6x2+2x+3m=\dfrac{4x+6}{x^{2}+2x+3}を考える。mm が整数となる xx とそのときの mm を求めよ。
(2) kk を整数とし、三次方程式x3+3x2+x−3−k(x2+2x+3)=0x^{3}+3x^{2}+x-3-k(x^{2}+2x+3)=0を考える。この方程式が整数解を少なくとも一つ持つ様な kk を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    x=−3,−1,0,3 のとき、それぞれ m=−1,1,2,1.x=-3,-1,0,3\text{ のとき、それぞれ }m=-1,1,2,1.
  • (2)
    k=−1,3.k=-1,3.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

分母を正と確認し、変数をずらして分子と分母の大小から有限候補に絞る。続いて三次式を二次式の分母で整理し、整数解条件を(1)の整数値条件へ帰着する。

解答

(1) 分母は x2+2x+3=(x+1)2+2>0x^2+2x+3=(x+1)^2+2>0 である。y=x+1y=x+1 とおくと m=4y+2y2+2m=\dfrac{4y+2}{y^2+2} となる。y≦−3y\leqq -3 なら y2+2−∣4y+2∣=(y+2)2>0y^2+2-|4y+2|=(y+2)^2>0、y≧5y\geqq 5 なら y2+2−∣4y+2∣=y(y−4)>0y^2+2-|4y+2|=y(y-4)>0 である。したがってこの範囲では −1<m<1-1<m<1 となるが、整数 yy について 4y+2≠04y+2\neq 0 なので m=0m=0 にもならず、整数 mm は得られない。残る y=−2,−1,0,1,2,3,4y=-2,-1,0,1,2,3,4 を調べると、mm は順に −1,−23,1,2,53,1411,1-1,-\dfrac23,1,2,\dfrac53,\dfrac{14}{11},1 である。よって y=−2,0,1,4y=-2,0,1,4、すなわち x=−3,−1,0,3x=-3,-1,0,3 であり、それぞれ m=−1,1,2,1m=-1,1,2,1 である。
(2) D=x2+2x+3D=x^2+2x+3 とおくと、x3+3x2+x−3=(x+1)D−(4x+6)x^3+3x^2+x-3=(x+1)D-(4x+6) である。したがって方程式は D(x+1−k)=4x+6D(x+1-k)=4x+6 と同値である。D>0D>0 より、整数 x,kx,k に対しこれは m=(4x+6)/D=x+1−km=(4x+6)/D=x+1-k が整数であることと同値である。(1) の候補を代入すると、x=−3,−1,0,3x=-3,-1,0,3 に対応する k=x+1−mk=x+1-m はそれぞれ −1,−1,−1,3-1,-1,-1,3 となる。各値は実際にそれぞれ整数解(例えば k=−1k=-1 では x=−3x=-3、k=3k=3 では x=3x=3)を持つので、求める kk は −1,3-1,3 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 多項式の除法

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

和歌山県立医科大学の数学を、過去 10 年分まとめて解けるものがあったら使いたいですか?

次にやること

同じ年度の次の問題第2問へ進む数列

和歌山県立医科大学のほかの年度

似た問題を、ほかの大学で