大阪公立大学/2025年度/前期

4大阪公立大学 2025年 数学 第4問解答・解説

図形と方程式三角関数平面上の曲線と複素数平面

1問題

大阪公立大学2025年度第4問
xyxy 平面において3点 O(0,0)O(0,0)、P(1,0)P(1,0)、Q(cos⁡α,sin⁡α)Q(\cos\alpha,\sin\alpha) を考える。ただし α\alpha は 0<α<π0<\alpha<\pi を満たす実数である。また、f(θ)=2cos⁡θ−1f(\theta)=2\cos\theta-1 とおく。次の問いに答えよ。
  問1 点 OO と直線 PQPQ の距離を α\alpha の式で表せ。
  問2 次の等式を示せ。
f(θ)cos⁡(θ−α2)=cos⁡α2−2sin⁡θ2sin⁡3θ−α2 f(\theta)\cos\left(\theta-\frac{\alpha}{2}\right)=\cos\frac{\alpha}{2}-2\sin\frac{\theta}{2}\sin\frac{3\theta-\alpha}{2}
  問3 媒介変数 tt を用いて
x=f(t)cos⁡t,y=f(t)sin⁡t(0<t<π3) x=f(t)\cos t,\qquad y=f(t)\sin t\qquad\left(0<t<\frac{\pi}{3}\right)
と表される曲線を CC とする。曲線 CC と直線 PQPQ は1点のみを共有することを示せ。また、その共有点を RR とするとき、∠POR\angle POR を α\alpha の式で表せ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら、または詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

大阪公立大学 2025年度 数学 第4問

(1)

直線 PQPQ の方程式を
xcos⁡α2+ysin⁡α2=cos⁡α2 x\cos\frac\alpha2+y\sin\frac\alpha2=\cos\frac\alpha2
とする。点 P(1,0)P(1,0) はこの式を満たし、点 Q(cos⁡α,sin⁡α)Q(\cos\alpha,\sin\alpha) についても
cos⁡αcos⁡α2+sin⁡αsin⁡α2=cos⁡(α−α2)=cos⁡α2 \cos\alpha\cos\frac\alpha2+\sin\alpha\sin\frac\alpha2 =\cos\left(\alpha-\frac\alpha2\right)=\cos\frac\alpha2
となるので、確かに直線 PQPQ の式である。係数から原点とこの直線の距離は
∣cos⁡α2∣cos⁡2α2+sin⁡2α2=cos⁡α2, \frac{\left|\cos\frac\alpha2\right|} {\sqrt{\cos^2\frac\alpha2+\sin^2\frac\alpha2}} =\boxed{\cos\frac\alpha2},
ここで 0<α<π0<\alpha<\pi より cos⁡(α/2)>0\cos(\alpha/2)>0。

(2)

積和公式により
f(θ)cos⁡(θ−α2)=2cos⁡θcos⁡(θ−α2)−cos⁡(θ−α2)=cos⁡(2θ−α2)+cos⁡α2−cos⁡(θ−α2)=cos⁡α2−2sin⁡θ2sin⁡3θ−α2. \begin{aligned} f(\theta)\cos\left(\theta-\frac\alpha2\right) &=2\cos\theta\cos\left(\theta-\frac\alpha2\right) -\cos\left(\theta-\frac\alpha2\right)\\ &=\cos\left(2\theta-\frac\alpha2\right) +\cos\frac\alpha2-\cos\left(\theta-\frac\alpha2\right)\\ &=\cos\frac\alpha2 -2\sin\frac\theta2\sin\frac{3\theta-\alpha}{2}. \end{aligned}
最後は cos⁡U−cos⁡V=−2sin⁡U+V2sin⁡U−V2\cos U-\cos V=-2\sin\frac{U+V}{2}\sin\frac{U-V}{2} に
U=2θ−α2U=2\theta-\frac\alpha2、V=θ−α2V=\theta-\frac\alpha2 を代入した。

(3)

0<t<π30<t<\frac\pi3 では cos⁡t>12\cos t>\frac12 なので f(t)=2cos⁡t−1>0f(t)=2\cos t-1>0。曲線上の点は
(x,y)=f(t)(cos⁡t,sin⁡t) (x,y)=f(t)(\cos t,\sin t)
であり、その原点からの距離は正、偏角は tt である。

問1の直線方程式にこの座標を代入すると、共有点となる条件は
f(t)cos⁡(t−α2)=cos⁡α2. f(t)\cos\left(t-\frac\alpha2\right)=\cos\frac\alpha2.
問2の恒等式によってこれは
sin⁡t2 sin⁡3t−α2=0 \sin\frac t2\,\sin\frac{3t-\alpha}{2}=0
と同値。0<t<π30<t<\frac\pi3 より 0<t/2<π/60<t/2<\pi/6 なので sin⁡(t/2)>0\sin(t/2)>0。また 0<3t<π0<3t<\pi、0<α<π0<\alpha<\pi から
−π2<3t−α2<π2. -\frac\pi2<\frac{3t-\alpha}{2}<\frac\pi2.
この範囲で第2の正弦が0になるのは (3t−α)/2=0(3t-\alpha)/2=0 のときだけであり、t=α/3t=\alpha/3。さらに 0<α<π0<\alpha<\pi なので 0<α/3<π/30<\alpha/3<\pi/3。従って許される媒介変数はただ1つで、直線と曲線は1点のみを共有する。

共有点 RR では偏角が t=α/3t=\alpha/3 である。OPOP は正の xx 軸方向であり RR の偏角はこの範囲にあるから
∠POR=α3. \boxed{\angle POR=\frac\alpha3}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 三角関数の加法定理
  • 曲線の媒介変数表示
  • 極座標と極方程式

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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