関西医科大学/2022年度/後期

4関西医科大学 2022年 数学 第4問解答・解説

1問題

関西医科大学2022年度第4問
xyxy 平面上に、点 A(1, 0)\mathrm{A}(1,\,0) をとる。原点を中心とする半径1の円に内接する正八角形の頂点を反時計回りに A, B, C, D, E, F, G, H\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{C},\,\mathrm{D},\,\mathrm{E},\,\mathrm{F},\,\mathrm{G},\,\mathrm{H} とする。頂点 A, B, C\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{C} の3点を通る放物線を P1P_{1}、頂点 A, B, D\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{D} の3点を通る放物線を P2P_{2} とする。この問題でいう放物線とは、その軸が yy 軸に平行なものとするとき、以下の設問に答えよ。

(1) P1P_{1} の方程式を求めよ。

(2) P1P_{1} 上に、正八角形の A, B, C\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{C} 以外の頂点は存在するか。存在するならば、その頂点を求めよ。

(3) P2P_{2} の方程式を求めよ。

(4) P2P_{2} 上に、正八角形の A, B, D\mathrm{A},\,\mathrm{B},\,\mathrm{D} 以外の頂点は存在するか。存在するならば、その頂点を求めよ。

(5) この正八角形の頂点から異なる4点を無作為に選んだときに、この4点が1つの放物線上にある確率を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1
    P1:y=−2x2+x+1P_1:y=-2x^2+x+1。
  • 2
    頂点 FF が存在する。
  • 3
    P2:y=−2 x2+2P_2:y=-\sqrt2\,x^2+\sqrt2。
  • 4
    頂点 EE が存在する。
  • 5
    335\frac3{35}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

r=22r=\frac{\sqrt2}{2} とおけば、A=(1,0), B=(r,r), C=(0,1)A=(1,0),\ B=(r,r),\ C=(0,1)。
y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c に代入すると、c=1, a+b=−1, a2+br+1=rc=1,\ a+b=-1,\ \frac a2+br+1=r。
これを解いて a=−2, b=1, c=1a=-2,\ b=1,\ c=1 となる。

(2)

残る頂点は D=(−r,r), E=(−1,0), F=(−r,−r), G=(0,−1), H=(r,−r)D=(-r,r),\ E=(-1,0),\ F=(-r,-r),\ G=(0,-1),\ H=(r,-r)。
P1P_1 の x=−r,−1,0,rx=-r,-1,0,r での yy は順に −r,−2,1,r-r,-2,1,r。
したがって、残る頂点のうち一致するのは FF のみ。

(3)

A=(1,0), B=(r,r), D=(−r,r)A=(1,0),\ B=(r,r),\ D=(-r,r) を通る。
B,DB,D の yy 座標が等しいから b=0b=0。
a+c=0, a2+c=ra+c=0,\ \frac a2+c=r より、a=−2r=−2, c=2a=-2r=-\sqrt2,\ c=\sqrt2。

(4)

P2(−1)=0P_2(-1)=0 より EE を通る。
x=0x=0 で y=2y=\sqrt2 となり C,GC,G とは異なり、x=±rx=\pm r で y=ry=r なので F,HF,H とも異なる。
よって、他の頂点は EE だけ。

(5)

同じ xx 座標をもつ異なる頂点は、同一の y=ax2+bx+cy=ax^2+bx+c 上にはない。
B,HB,H は x=rx=r、C,GC,G は x=0x=0、D,FD,F は x=−rx=-r である。
A,EA,E をどちらも選ばない場合、残る6頂点の xx 座標は3種類しかないため、4点の xx 座標を異ならせられない。したがって少なくとも一方を選ぶ。
A,EA,E をともに含む場合、a+b+c=a−b+c=0a+b+c=a-b+c=0 より b=0, c=−ab=0,\ c=-a。
この場合に CC または GG を含むと c=±1, a=∓1c=\pm1,\ a=\mp1 なので、x=±rx=\pm r での値は ±12\pm\frac12 となり、他の頂点の高さ ±r\pm r に一致しない。従って残る2点は x=±rx=\pm r で同じ高さを選ぶ必要があり、ABDEABDE と AEFHAEFH の2組。
AA だけを含む場合、x=0x=0 の高さを ε\varepsilon(±1\pm1)、x=r,−rx=r,-r の高さを rη+,rη−r\eta_+,r\eta_-(η+,η−=±1\eta_+,\eta_-=\pm1)とする。
c=ε, a=r(η++η−)−2ε, b=η+−η−2c=\varepsilon,\ a=r(\eta_++\eta_-)-2\varepsilon,\ b=\frac{\eta_+-\eta_-}{2}。
AA を通る条件は
r(η++η−)+η+−η−2−ε=0。 r(\eta_++\eta_-)+\frac{\eta_+-\eta_-}{2}-\varepsilon=0。
rr は無理数なので η−=−η+, η+=ε\eta_-=-\eta_+,\ \eta_+=\varepsilon。よって ABCFABCF と ADGHADGH。
EE だけを含む場合も a−b+c=0a-b+c=0 から η−=−η+, η+=−ε\eta_-=-\eta_+,\ \eta_+=-\varepsilon となり、BEFGBEFG と CDEHCDEH。
以上6組は(1),(3)の放物線およびその対称移動で実際に成立し、いずれも a≠0a\ne0。
全 8C4=70{}_{8}\mathrm{C}_{4}=70 組より、確率は 670=335\frac6{70}=\frac3{35}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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