福岡大学/2024年度/系統別

I福岡大学 2024年 数学 第I問解答・解説

図形と計量三角関数図形と方程式場合の数と確率ベクトル

1問題

福岡大学2024年度第I問
次の □\square をうめよ。
(i) 34π≦θ≦54π\dfrac{3}{4}\pi\leqq\theta\leqq\dfrac{5}{4}\pi とする。t=sin⁡θcos⁡θt=\sin\theta\cos\theta として、sin⁡θ+cos⁡θ\sin\theta+\cos\theta を tt の式で表すと (1)\boxed{(1)} である。また関数 f(θ)=sin⁡2θcos⁡θ+cos⁡2θsin⁡θf(\theta)=\sin^2\theta\cos\theta+\cos^2\theta\sin\theta の最大値は (2)\boxed{(2)} である。
(ii) △ABC\triangle ABC において AB=3, CA=4, cos⁡∠BAC=14AB=3,\ CA=4,\ \cos\angle BAC=\dfrac{1}{4} とし、辺 BCBC を 3:13:1 に内分する点を DD とする。このとき AD→\overrightarrow{AD} の大きさは ∣AD→∣=(3)|\overrightarrow{AD}|=\boxed{(3)} である。また辺 BCBC の中点を MM とし、直線 AMAM 上に点 PP をとり、線分 BPBP の中点を NN とする。DN→\overrightarrow{DN} と AM→\overrightarrow{AM} が直交するとき、AP→\overrightarrow{AP} を AB→\overrightarrow{AB} と AC→\overrightarrow{AC} を用いて表すと、AP→=(4)\overrightarrow{AP}=\boxed{(4)} である。
(iii) nn を3以上の自然数とする。箱の中に1から nn までの番号を1つずつ書いた nn 枚の札が入っている。この箱の中から同時に3枚の札を取り出すとき、取り出した3枚の札の番号のうち最小の番号が3である確率を PnP_n とする。このとき P6P_6 の値は (5)\boxed{(5)} である。また nn の値が変化するとき、PnP_n の最大値は (6)\boxed{(6)} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    −1+2t.-\sqrt{1+2t}.
  • (2)
    39.\frac{\sqrt3}{9}.
  • (3)
    3194.\frac{3\sqrt{19}}4.
  • (4)
  • (5)
    320.\frac3{20}.
  • (6)
    528.\frac5{28}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

三角関数の恒等式と符号、ベクトルの位置・内積、組合せによる確率をそれぞれ用いて6つの空欄を導出した。

解答

(i) s=sin⁡θ+cos⁡θs=\sin\theta+\cos\theta とおくと、
s2=1+2sin⁡θcos⁡θ=1+2t. s^2=1+2\sin\theta\cos\theta=1+2t.
また θ+π/4\theta+\pi/4 は π\pi から 3π/23\pi/2 までの範囲にあるので
s=2sin⁡(θ+π/4)≦0. s=\sqrt2\sin(\theta+\pi/4)\leqq0.
従って s=−1+2ts=-\sqrt{1+2t}。
さらに r=−sr=-s とおくと、同じ角度範囲から 0≦r≦20\leqq r\leqq\sqrt2 である。関数は
f(θ)=sin⁡θcos⁡θ(sin⁡θ+cos⁡θ)=ts=r−r32. f(\theta)=\sin\theta\cos\theta(\sin\theta+\cos\theta)=ts =\frac{r-r^3}{2}.
このとき
39−f(θ)=12(r−13)2(r+23)≧0. \frac{\sqrt3}{9}-f(\theta) =\frac12\left(r-\frac1{\sqrt3}\right)^2\left(r+\frac2{\sqrt3}\right)\geqq0.
等号は r=1/3r=1/\sqrt3 のときに成り立ち、その値は範囲内で実現する。よって最大値は 3/9\sqrt3/9。

(ii) b⃗=AB→\vec{b}=\overrightarrow{AB}、c⃗=AC→\vec{c}=\overrightarrow{AC} とおくと
∣b⃗∣2=9,∣c⃗∣2=16,b⃗⋅c⃗=∣b⃗∣∣c⃗∣cos⁡∠BAC=3. |\vec{b}|^2=9,\quad |\vec{c}|^2=16,\quad \vec{b}\cdot\vec{c}=|\vec{b}||\vec{c}|\cos\angle BAC=3.
BD:DC=3:1BD:DC=3:1 より
AD→=14b⃗+34c⃗,∣AD→∣2=9+9⋅16+6⋅316=17116. \overrightarrow{AD}=\frac14\vec{b}+\frac34\vec{c}, \quad |\overrightarrow{AD}|^2=\frac{9+9\cdot16+6\cdot3}{16}=\frac{171}{16}.
したがって ∣AD→∣=319/4|\overrightarrow{AD}|=3\sqrt{19}/4。

次に AM→=(b⃗+c⃗)/2\overrightarrow{AM}=(\vec{b}+\vec{c})/2 なので、PP が直線 AMAM 上にあることから、ある実数 uu を用いて
AP→=u2(b⃗+c⃗) \overrightarrow{AP}=\frac u2(\vec{b}+\vec{c})
とおける。位置ベクトルを AA を原点として表すと
DN→=14((1+u)b⃗+(u−3)c⃗). \overrightarrow{DN}=\frac14\bigl((1+u)\vec{b}+(u-3)\vec{c}\bigr).
よって直交条件は
0=DN→⋅AM→=18{12(1+u)+19(u−3)}=31u−458, 0=\overrightarrow{DN}\cdot\overrightarrow{AM} =\frac18\{12(1+u)+19(u-3)\} =\frac{31u-45}{8},
従って u=45/31u=45/31 であり、
AP→=4562(AB→+AC→). \overrightarrow{AP}=\frac{45}{62}\left(\overrightarrow{AB}+\overrightarrow{AC}\right).

(iii) 最小の番号が 33 となるには、番号 33 を選び、残る2枚を 4,5,…,n4,5,\ldots,n から選べばよい。n=3,4n=3,4 ではそのような選び方はない。n≧5n\geqq5 では
Pn=n−3C2nC3=3(n−3)(n−4)n(n−1)(n−2). P_n=\frac{{}_{n-3}\mathrm{C}_{2}}{{}_{n}\mathrm{C}_{3}} =\frac{3(n-3)(n-4)}{n(n-1)(n-2)}.
したがって
P6=3⋅3⋅26⋅5⋅4=320. P_6=\frac{3\cdot3\cdot2}{6\cdot5\cdot4}=\frac3{20}.
最大値を調べるため、n≧5n\geqq5 に対して
Pn+1Pn=(n−2)2(n+1)(n−4),(n−2)2−(n+1)(n−4)=8−n. \frac{P_{n+1}}{P_n}=\frac{(n-2)^2}{(n+1)(n-4)},\qquad (n-2)^2-(n+1)(n-4)=8-n.
よって n<8n<8 では Pn+1>PnP_{n+1}>P_n、n=8n=8 では P9=P8P_9=P_8、n>8n>8 では Pn+1<PnP_{n+1}<P_n。また P3=P4=0P_3=P_4=0 である。ゆえに最大値は n=8,9n=8,9 でとり、
P8=P9=528. P_8=P_9=\frac5{28}.

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理
  • 三角関数の相互関係
  • 三角関数の周期・グラフ
  • 内分・外分点
  • 位置ベクトル
  • ベクトルの和・差・実数倍
  • ベクトルの内積
  • 組合せ
  • 確率の基本法則

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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