筑波大学/2024年度/推薦

3筑波大学 2024年 数学 第3問解答・解説

1問題

筑波大学2024年度第3問
実数 p 、\,p\,\text{、} q q\,を係数に持つ 2 \,2\,次方程式 x2+p x+q=0 \,{x}^{2}+p\,x+q=0\,の解を z1 、\,{z}_{1}\,\text{、} z2 {z}_{2}\,とし、それらを複素数平面上の点とみなす。2 2\,点 z1 、\,{z}_{1}\,\text{、} z2 {z}_{2}\,は次の[A]をみたす。

[A] 2 2\,点 z1 、\,{z}_{1}\,\text{、} z2 {z}_{2}\,は実軸上にも虚軸上にもない。

このとき次の問に答えなさい。

問1 [A]をみたす条件を p \,p\,と q \,q\,を用いて表しなさい。

問2 0≦2 p+q≦5 0\leqq 2\,p+q\leqq 5\,のとき、2 2\,次方程式 x2+p x+q=0 \,{x}^{2}+p\,x+q=0\,の解が存在する領域を複素数平面上に図示しなさい。

問3 2 2\,点 z1 、\,{z}_{1}\,\text{、} z2 {z}_{2}\,をそれぞれ原点を中心に π2 \,\frac{\pi }{2}\,だけ回転させた点を w1 、\,{w}_{1}\,\text{、} w2 {w}_{2}\,とする。このとき、w1 、{w}_{1}\,\text{、} w2 {w}_{2}\,を解に持つ係数が実数の高次方程式のうち、次数が最小の高次方程式を p \,p\,と q \,q\,を用いて表しなさい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    p≠0,q>p24p\ne0,q>\frac{p^2}4。
  • 問2
    z=u+ivz=u+iv とすると 4≦(u−2)2+v2≦94\leqq(u-2)^2+v^2\leqq9、ただし u≠0,v≠0u\ne0,v\ne0。中心 (2,0)(2,0)、内半径2・外半径3の閉円環から両座標軸を除く。
  • 問3
    最小次数は4。x4+(p2−2q)x2+q2=0x^4+(p^2-2q)x^2+q^2=0。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

実係数二次式の根が実軸上にない条件は p2−4q<0p^2-4q<0。このとき共役根の実部は −p2-\frac p2 なので、虚軸上にもない条件は p≠0p\ne0。これらが必要十分である。

(2)

根を u±ivu\pm iv とすれば p=−2u,q=u2+v2p=-2u,q=u^2+v^2。0≦2p+q≦50\leqq2p+q\leqq5 は 0≦u2+v2−4u≦50\leqq u^2+v^2-4u\leqq5、すなわち 4≦(u−2)2+v2≦94\leqq(u-2)^2+v^2\leqq9。[A]から u,vu,v はともに 00 でない。
逆にこの領域内の任意の u+ivu+iv に対して上式で p,qp,q を定めると原条件を満たすので、必要十分な領域である。円周は軸上の点以外を含む。

(3)

正方向へ π2\frac\pi2 回転した根は w1=iz1,w2=iz2w_1=iz_1,w_2=iz_2。実係数式はその共役 −iz2,−iz1-iz_2,-iz_1 も根に持つ。[A]より z1,z2z_1,z_2 は非実で実部も非零なので、この4根は全て相異なる。従って最小次数は4。
w1,w2w_1,w_2 を根とする二次式は x2+ipx−qx^2+ipx-q、共役根側の式は x2−ipx−qx^2-ipx-q。積は (x2−q)2+p2x2=x4+(p2−2q)x2+q2(x^2-q)^2+p^2x^2=x^4+(p^2-2q)x^2+q^2。

保存した解説図(配置未確定)

保存された解説図(掲載前の内容照合は別途必要)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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