東海大学/2023年度/2日目

2東海大学 2023年 数学 第2問解答・解説

図形と方程式いろいろな式

1問題

東海大学2023年度第2問
xyxy 平面上で、次の3つの円を考える。
C1C_1:中心が第2象限にあり、xx 軸と点 (−1,0)(-1,0) で接する半径 aa の円。
C2C_2:中心が第1象限にあり、xx 軸と点 (1,0)(1,0) で接する半径 bb の円。
C3C_3:中心が点 (0,c)(0,c) で、2点 (−1,0),(1,0)(-1,0),(1,0) を通る円。
(1) a=2, b=1a=2,\ b=1 のとき、C1C_1 と C2C_2 の交点の座標は、(ア,イ)(\boxed{\text{ア}},\boxed{\text{イ}}) と (ウ,エ)(\boxed{\text{ウ}},\boxed{\text{エ}}) である。ただし、ア<ウ\boxed{\text{ア}}<\boxed{\text{ウ}} とする。
(2) C1C_1 と C2C_2 が異なる2点 P,QP,Q で交わるとき、原点 OO との距離の積 OP⋅OQOP\cdot OQ の値は オ\boxed{\text{オ}} である。
(3) C1C_1 と C2C_2 が接するとき、bb を aa を用いて表すと、b=カb=\boxed{\text{カ}} である。
(4) C3C_3 が点 (−1,2)(-1,2) を通るとき、c=キc=\boxed{\text{キ}} である。
(5) ss を実数、tt を正の実数とする。C1,C2,C3C_1,C_2,C_3 が共に点 R(s,t)R(s,t) を通るとき、aa は s,ts,t を用いて表すと、a=クa=\boxed{\text{ク}} である。また、積 abab の値を cc のみで表すと、ab=ケab=\boxed{\text{ケ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    (15,25), (1,2)\left(\frac15,\frac25\right),\ (1,2)
  • (2)
    11
  • (3)
    1a\frac1a
  • (4)
    11
  • (5)
    (s+1)2+t22t, c2+1\frac{(s+1)^2+t^2}{2t},\ c^2+1

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

円の方程式を立て、交点では差・和を使う。接する場合は中心間距離を半径と比較し、三円の共通点では各円の条件を連立してパラメータを消去する。

解答

円 C1,C2C_1,C_2 の中心はそれぞれ (−1,a),(1,b)(-1,a),(1,b) である。方程式は
C1: x2+y2+2x−2ay+1=0,C2: x2+y2−2x−2by+1=0 C_1:\ x^2+y^2+2x-2ay+1=0, \qquad C_2:\ x^2+y^2-2x-2by+1=0
となる。

(1) a=2,b=1a=2,b=1 を代入して二つの式を引くと 4x−2y=04x-2y=0、すなわち y=2xy=2x である。これを C2C_2 に代入すると
5x2−6x+1=0,(5x−1)(x−1)=0. 5x^2-6x+1=0, \qquad (5x-1)(x-1)=0.
よって x=15,1x=\frac15,1、対応する y=25,2y=\frac25,2 である。xx 座標の小さい順に、交点は (15,25)\left(\frac15,\frac25\right) と (1,2)(1,2) である。

(2) C1,C2C_1,C_2 の異なる交点を P,QP,Q とし、各点の座標を (x,y)(x,y) とする。上の二つの円の式を引くと
2x+(b−a)y=0,x=a−b2y. 2x+(b-a)y=0,\qquad x=\frac{a-b}{2}y.
また二つの式を足すと
x2+y2−(a+b)y+1=0. x^2+y^2-(a+b)y+1=0.
K=1+(a−b)24K=1+\frac{(a-b)^2}{4} とおけば、交点では x2+y2=Ky2x^2+y^2=Ky^2 だから、交点の yy 座標は
Ky2−(a+b)y+1=0 Ky^2-(a+b)y+1=0
の二つの解である。その積は 1/K1/K である。各円は xx 軸と異なる一点 (−1,0),(1,0)(-1,0),(1,0) で接するため、共有点 P,QP,Q の yy 座標は正である。したがって
OP⋅OQ=K yP⋅K yQ=K yPyQ=1. OP\cdot OQ =\sqrt{K}\,y_P\cdot\sqrt{K}\,y_Q =K\,y_Py_Q=1.

(3) 二つの中心間の距離は 4+(a−b)2\sqrt{4+(a-b)^2} である。これは ∣a−b∣|a-b| より大きいので、接する場合は外接であり、中心間距離は半径の和 a+ba+b に等しい。よって
4+(a−b)2=(a+b)2整理すると4ab=4. 4+(a-b)^2=(a+b)^2\quad\text{整理すると}\quad 4ab=4.
a,b>0a,b>0 から b=1ab=\frac1a である。

(4) C3C_3 の方程式は x2+(y−c)2=1+c2x^2+(y-c)^2=1+c^2 である。点 (−1,2)(-1,2) を代入すると
1+(2−c)2=1+c2整理すると4−4c=0, 1+(2-c)^2=1+c^2\quad\text{整理すると}\quad 4-4c=0,
よって c=1c=1 である。

(5) R(s,t)R(s,t) が C1,C2C_1,C_2 上にあることから
a=s2+t2+2s+12t=(s+1)2+t22t,b=s2+t2−2s+12t=(s−1)2+t22t. a=\frac{s^2+t^2+2s+1}{2t} =\frac{(s+1)^2+t^2}{2t}, \qquad b=\frac{s^2+t^2-2s+1}{2t} =\frac{(s-1)^2+t^2}{2t}.
したがって a=(s+1)2+t22ta=\frac{(s+1)^2+t^2}{2t} である。また RR が C3C_3 上にあることから
s2+t2−2ct=1. s^2+t^2-2ct=1.
ここで S=s2+t2+1S=s^2+t^2+1 とおくと S=2ct+2S=2ct+2 であり、上の a,ba,b の式から
ab=(S+2s)(S−2s)4t2=(2ct+2)2−4s24t2=c2+2ct+1−s2t2=c2+2ct+1−2ct=c2+1. \begin{aligned} ab&=\frac{(S+2s)(S-2s)}{4t^2} =\frac{(2ct+2)^2-4s^2}{4t^2}\\ &=c^2+\frac{2c}{t}+\frac{1-s^2}{t^2} =c^2+\frac{2c}{t}+1-\frac{2c}{t} =c^2+1. \end{aligned}
ゆえに ab=c2+1ab=c^2+1 である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 解と係数の関係

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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