東北医科薬科大学/2024年度/前期

III東北医科薬科大学 2024年 数学 第III問解答・解説

二次関数図形と方程式平面上の曲線と複素数平面

1問題

東北医科薬科大学2024年度第III問
座標平面において、極方程式
r=35−3cos⁡θ r=\frac{3}{5-3\cos\theta}
で与えられる楕円の直交座標 (x,y)(x,y) による方程式を f(x,y)=0f(x,y)=0 とおく。以下の問に答えなさい。

(1) 楕円 f(x,y)=0f(x,y)=0 の長軸の長さは アイウ\dfrac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウ}}}、短軸の長さは エオ\dfrac{\boxed{\text{エ}}}{\boxed{\text{オ}}} である。

(2) 楕円 f(x,y)=0f(x,y)=0 の焦点は (カキ,ク)\left(\dfrac{\boxed{\text{カ}}}{\boxed{\text{キ}}},\boxed{\text{ク}}\right) と (ケ,コ)\left(\boxed{\text{ケ}},\boxed{\text{コ}}\right) である。ただし、ケ<カキ\boxed{\text{ケ}}<\dfrac{\boxed{\text{カ}}}{\boxed{\text{キ}}} とする。

(3) 楕円 f(x,y)=0f(x,y)=0 を yy 軸に関して対称な楕円になるように xx 軸方向に平行移動する。この yy 軸対称の楕円の方程式を g(x,y)=0g(x,y)=0 とする。楕円 g(x,y)=0g(x,y)=0 と直線
163x+20y−153=0 16\sqrt{3}x+20y-15\sqrt{3}=0
の2つの共有点の座標は
(サシスセ,ソタチ)および(ツテトナ,ニ) \left(\dfrac{\boxed{\text{サシ}}}{\boxed{\text{スセ}}},\dfrac{\boxed{\text{ソ}}\sqrt{\boxed{\text{タ}}}}{\boxed{\text{チ}}}\right) \quad\text{および}\quad \left(\dfrac{\boxed{\text{ツテ}}}{\boxed{\text{トナ}}},\boxed{\text{ニ}}\right)
である。ただし、サシスセ<ツテトナ\dfrac{\boxed{\text{サシ}}}{\boxed{\text{スセ}}}<\dfrac{\boxed{\text{ツテ}}}{\boxed{\text{トナ}}} とする。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 長軸の長さ 158,短軸の長さ 32(2) 焦点 (98,0), (0,0)(3) 共有点 (1532,338), (1516,0)\begin{gathered}\text{(1) 長軸の長さ }\dfrac{15}{8},\quad\text{短軸の長さ }\dfrac{3}{2}\\\text{(2) 焦点 }\left(\dfrac{9}{8},0\right),\ (0,0)\\\text{(3) 共有点 }\left(\dfrac{15}{32},\dfrac{3\sqrt{3}}{8}\right),\ \left(\dfrac{15}{16},0\right)\end{gathered}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

考え方

極座標の定義から直交座標の式へ移し、平方完成して楕円の標準形を求める。半径から軸の長さと焦点を出し、中心を原点に平行移動した楕円と直線を連立する。

解答

極方程式の分母は 5−3cos⁡θ≧2>05-3\cos\theta\geqq 2>0 なので、r>0r>0 である。直交座標では x=rcos⁡θx=r\cos\theta、r2=x2+y2r^2=x^2+y^2 だから、与式は 5r−3x=35r-3x=3 と同値である。両辺を平方すると 25(x2+y2)=9(x+1)225(x^2+y^2)=9(x+1)^2、すなわち 16x2+25y2−18x−9=016x^2+25y^2-18x-9=0 を得る。平方完成して
16(x−916)2+25y2=22516,(x−916)2(1516)2+y2(34)2=1.16\left(x-\dfrac{9}{16}\right)^2+25y^2=\dfrac{225}{16},\qquad \dfrac{\left(x-\dfrac{9}{16}\right)^2}{\left(\dfrac{15}{16}\right)^2}+\dfrac{y^2}{\left(\dfrac{3}{4}\right)^2}=1.
この楕円上では ∣x−916∣≦1516\left|x-\dfrac{9}{16}\right|\leqq\dfrac{15}{16} より −38≦x≦32-\dfrac{3}{8}\leqq x\leqq\dfrac{3}{2}、特に x+1>0x+1>0 である。したがって、平方後の式からも 5r=3(x+1)5r=3(x+1) が従い、平方による余分な点は生じない。また原点はこの楕円上にないので r>0r>0 であり、各点に極角をとれば元の極方程式に戻る。よってこの標準形は与えられた軌跡と一致する。

(1)

標準形から中心は (916,0)\left(\dfrac{9}{16},0\right)、長半径は a=1516a=\dfrac{15}{16}、短半径は b=34b=\dfrac{3}{4} である。a>ba>b なので長軸は xx 軸に平行であり、長軸・短軸の長さはそれぞれ 2a=1582a=\dfrac{15}{8}、2b=322b=\dfrac{3}{2} である。

(2)

焦点までの距離を cc とすると、c2=a2−b2=225256−144256=81256c^2=a^2-b^2=\dfrac{225}{256}-\dfrac{144}{256}=\dfrac{81}{256} より c=916c=\dfrac{9}{16}。したがって焦点は (916−916,0)=(0,0)\left(\dfrac{9}{16}-\dfrac{9}{16},0\right)=(0,0) と (916+916,0)=(98,0)\left(\dfrac{9}{16}+\dfrac{9}{16},0\right)=\left(\dfrac{9}{8},0\right) であり、指定の順序では (98,0)\left(\dfrac{9}{8},0\right)、(0,0)(0,0) となる。

(3)

元の楕円の中心の xx 座標は 916\dfrac{9}{16} なので、これを xx 軸方向に −916-\dfrac{9}{16} だけ平行移動すると yy 軸対称となる。移動後の楕円は
g(x,y)=0:x2(1516)2+y2(34)2=1,すなわち256225x2+169y2=1.g(x,y)=0:\quad \dfrac{x^2}{\left(\dfrac{15}{16}\right)^2}+\dfrac{y^2}{\left(\dfrac{3}{4}\right)^2}=1,\quad\text{すなわち}\quad \dfrac{256}{225}x^2+\dfrac{16}{9}y^2=1.
直線から y=3(15−16x)20y=\dfrac{\sqrt{3}(15-16x)}{20} と表せる。これを楕円に代入すると
256225x2+(15−16x)275=1であるための必要十分条件は512x2−720x+225=0.\dfrac{256}{225}x^2+\dfrac{(15-16x)^2}{75}=1\quad\text{であるための必要十分条件は}\quad 512x^2-720x+225=0.
判別式は 7202−4⋅512⋅225=2402720^2-4\cdot512\cdot225=240^2 なので、x=720±2401024x=\dfrac{720\pm240}{1024}、すなわち x=1532,1516x=\dfrac{15}{32},\dfrac{15}{16}。これらを直線の式に戻すと、x=1532x=\dfrac{15}{32} のとき y=338y=\dfrac{3\sqrt{3}}{8}、x=1516x=\dfrac{15}{16} のとき y=0y=0 である。1532<1516\dfrac{15}{32}<\dfrac{15}{16} であり、両点は代入した楕円・直線をともに満たす。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

この問題で使う考え方

  • 二次方程式とグラフ
  • 直線の方程式
  • 楕円
  • 焦点と準線
  • 極座標と極方程式

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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