日本医科大学/2026年度/後期

4日本医科大学 2026年 数学 第4問解答・解説

1問題

日本医科大学2026年度第4問
OOを原点とする座標平面において、曲線CCを次で定める。C:y=f(x)=3x+e−x (x≧0)C:y=f(x)=\sqrt3x+e^{-x}\ (x\geqq0)。nnを1以上の整数とし、直線y=ny=nと曲線CCの共有点を点Pn(an,n)P_n(a_n,n)とする。点PnP_nから直線L:y=3xL:y=\sqrt3xに垂線PnXnP_nX_nを下ろす。曲線CC、直線LL、線分PnXnP_nX_n、線分Pn+1Xn+1P_{n+1}X_{n+1}で囲まれた部分を直線LLの周りに1回転させてできる立体の体積をVnV_nとおく。

問1 CC上の点P(x,f(x))P(x,f(x))から直線LLに垂線PXPXを下ろし、線分PXPXと線分OXOXの長さをそれぞれd(x),s(x)d(x),s(x)とおく。d(x),s(x)d(x),s(x)をそれぞれxxで表せ。答えのみでよい。

問2 極限lim⁡n→∞(an−33n)\displaystyle\lim_{n\to\infty}\left(a_n-\dfrac{\sqrt3}3n\right)を求めよ。

問3 次の等式が成り立つ関数F(x)F(x)を求め、xxで表せ。Vn=[F(x)]anan+1V_n=\left[F(x)\right]_{a_n}^{a_{n+1}}。ただし、実数α,β\alpha,\betaに対して、[F(x)]αβ\left[F(x)\right]_\alpha^\betaはF(β)−F(α)F(\beta)-F(\alpha)を表す。

問4 kkを正の定数とする。次の極限が存在し、かつその極限値が正となるkkの値を1つ求めよ。また、そのときの極限値も答えよ。lim⁡n→∞eknVn\displaystyle\lim_{n\to\infty}e^{kn}V_n。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    d(x)=e−x2d(x)=\frac{e^{-x}}2、s(x)=2x+32e−xs(x)=2x+\frac{\sqrt3}{2}e^{-x}。
  • 問2
    00。
  • 問3
    例えば F(x)=−π4e−2x+π324e−3xF(x)=-\frac\pi4e^{-2x}+\frac{\pi\sqrt3}{24}e^{-3x}。
  • 問4
    k=23k=\frac2{\sqrt3}、極限値 π4(1−e−23)\frac\pi4(1-e^{-\frac2{\sqrt3}})。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

直線 LL は 3x−y=0\sqrt3x-y=0 なので距離公式から d=∣3x−f(x)∣2=e−x2d=\frac{|\sqrt3x-f(x)|}{2}=\frac{e^{-x}}2。LL の正方向の単位ベクトルは (12,32)(\frac12,\frac{\sqrt3}{2}) だから射影長 s=x+3f(x)2=2x+32e−xs=\frac{x+\sqrt3f(x)}2=2x+\frac{\sqrt3}{2}e^{-x}。x≧0x\geqq0 では正なので線分 OXOX の長さそのものになる。

(2)

f′(x)=3−e−x>0f\prime(x)=\sqrt3-e^{-x}>0 で f(0)=1f(0)=1、かつ f(x)→∞f(x)\to\infty なので各 ana_n は一意に存在し、n→∞n\to\infty で an→∞a_n\to\infty。f(an)=nf(a_n)=n から an−n3=−e−an3→0a_n-\frac n{\sqrt3}=-\frac{e^{-a_n}}{\sqrt3}\to0。

(3)

問1より s′(x)=2−32e−x>0s\prime(x)=2-\frac{\sqrt3}{2}e^{-x}>0。LL に垂直な断面は半径 d(x)d(x) の円であり、軸座標 ss は単調だからVn=∫anan+1πd(x)2s′(x) dx=π4∫anan+1(2e−2x−32e−3x)dx.V_n=\int_{a_n}^{a_{n+1}}\pi d(x)^2s\prime(x)\,dx=\frac\pi4\int_{a_n}^{a_{n+1}}\left(2e^{-2x}-\frac{\sqrt3}{2}e^{-3x}\right)dx.この原始関数が記載の FF であり、要求する端点差を満たす。

(4)

問2より an−n3→0a_n-\frac n{\sqrt3}\to0 なので e2n3−2an→1e^{\frac{2n}{\sqrt3}-2a_n}\to1、また an+1−an→13a_{n+1}-a_n\to\frac1{\sqrt3}。問3の端点差のうち e−2xe^{-2x} の部分は π4e−2an{1−e−2(an+1−an)}\frac\pi4e^{-2a_n}\{1-e^{-2(a_{n+1}-a_n)}\}。これに e2n3e^{\frac{2n}{\sqrt3}} を掛けると記載の正の値へ収束する。e−3xe^{-3x} の部分に同じ因子を掛けたものは、e2n3−3an=e2n3−2ane−an→0e^{\frac{2n}{\sqrt3}-3a_n}=e^{\frac{2n}{\sqrt3}-2a_n}e^{-a_n}\to0から消える。したがって指定の kk が条件を満たす。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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