日本医科大学/2025年度/後期

3日本医科大学 2025年 数学 第3問解答・解説

1問題

日本医科大学2025年度第3問
OOを原点とする座標平面において、曲線CCを次で定める。
C: x2+2y2=2  (x>0, y<0) C:\,x^{2}+2y^{2}=2\ \ (x>0,\,y<0)
曲線CC上の点をP(2cos⁡θ, −sin⁡θ)P(\sqrt{2}\cos\theta,\,-\sin\theta)(ただし、0<θ<π20<\theta<\dfrac{\pi}{2})とおき、点PPにおける曲線CCの法線をLθL_{\theta}とおく。また、連立不等式0≦x≦140\leqq x\leqq\dfrac{1}{4}、0≦y0\leqq yによって定まる座標平面上の領域をRRとおく。点PPが曲線CC上を動くとき、法線LθL_{\theta}とRRの共通部分からなる線分が通過する領域をDDとおく。このとき、以下の各問いに答えよ。

問1 法線LθL_{\theta}の方程式をy=アx+イy=\boxed{\text{ア}}x+\boxed{\text{イ}}の形で表すとき、空欄に適するθ\thetaの式を求めよ。答えのみでよい。

問2 kkを0<k<10<k<1を満たす定数とする。関数f(θ)=−ktan⁡θ+sin⁡θ (0<θ<π2)f(\theta)=-k\tan\theta+\sin\theta\ \left(0<\theta<\dfrac{\pi}{2}\right)に対して、θ\thetaの方程式f′(θ)=0f'(\theta)=0の解をα\alphaとし、θ\thetaの方程式f(θ)=0f(\theta)=0の解をβ\betaとする。このとき、f(α)f(\alpha)をkkを用いて表し、関数y=f(θ)y=f(\theta)のグラフの概形をかけ。ただし、グラフの凹凸は考えなくてよい。

問3 DDの概形を図示せよ。またDDの境界を表す方程式を図中に記入せよ。

問4 DDの面積SSを求めよ。ただし、DDの境界の面積は0とみなしてよい。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

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  • 問1 法線
    ア=−2tan⁡θ=-\sqrt{2}\tan\theta、イ=sin⁡θ=\sin\theta。
  • 問2 最大値とグラフ
    cos⁡α=k13\cos\alpha=k^{\dfrac{1}{3}}、cos⁡β=k\cos\beta=k を満たす α\alpha、β\beta(0<α<π20<\alpha<\dfrac{\pi}{2}、0<β<π20<\beta<\dfrac{\pi}{2})。f(α)=(1−k23)32f(\alpha)=(1-k^{\dfrac{2}{3}})^{\dfrac{3}{2}}。
  • 問3 領域Dと境界
    0<x≦140<x\leqq\dfrac{1}{4} では 0≦y≦{1−(2 x)23}320\leqq y\leqq\left\{1-\left(\sqrt{2}\,x\right)^{\dfrac{2}{3}}\right\}^{\dfrac{3}{2}}。x=0x=0 では 0<y<10<y<1。境界は x=0x=0、x=14x=\dfrac{1}{4}、y=0y=0、および (2 x)23+y23=1\left(\sqrt{2}\,x\right)^{\dfrac{2}{3}}+y^{\dfrac{2}{3}}=1 の該当部分。
  • 問4 面積
    S=3π+4642S=\dfrac{3\pi+4}{64\sqrt{2}}。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

問1 法線

x2+2y2=2x^{2}+2y^{2}=2 を微分して接線の傾きは −x2y=cos⁡θ2sin⁡θ-\dfrac{x}{2y}=\dfrac{\cos\theta}{\sqrt{2}\sin\theta}。法線の傾きは −2tan⁡θ-\sqrt{2}\tan\theta で、PP を通ることから y=−2tan⁡θ⋅x+sin⁡θy=-\sqrt{2}\tan\theta\cdot x+\sin\theta。

問2 最大値とグラフ

f′(θ)=cos⁡3θ−kcos⁡2θf'(\theta)=\dfrac{\cos^{3}\theta-k}{\cos^{2}\theta}。cos⁡θ\cos\theta は 0<θ<π20<\theta<\dfrac{\pi}{2} で 11 から 00 へ減少するので、α\alpha の左で f′(θ)>0f'(\theta)>0、右で f′(θ)<0f'(\theta)<0。
cos⁡α=k13\cos\alpha=k^{\dfrac{1}{3}} を代入すると f(α)=sin⁡α(1−kcos⁡α)=(1−k23)32f(\alpha)=\sin\alpha\left(1-\dfrac{k}{\cos\alpha}\right)=(1-k^{\dfrac{2}{3}})^{\dfrac{3}{2}}。
f(θ)=sin⁡θ(1−kcos⁡θ)f(\theta)=\sin\theta\left(1-\dfrac{k}{\cos\theta}\right) なので、唯一の零点 β\beta は cos⁡β=k\cos\beta=k を満たす。0<k<10<k<1 より k13>kk^{\dfrac{1}{3}}>k、従って 0<α<β<π20<\alpha<\beta<\dfrac{\pi}{2}。
グラフは θ→+0\theta\to+0 で 00 へ近づき、α\alpha で正の最大値を取り、β\beta で横軸を横切り、θ→π2−0\theta\to\dfrac{\pi}{2}-0 で −∞-\infty へ下がる。概形は図に示す。

問3 領域Dと境界

固定した 0<x≦140<x\leqq\dfrac{1}{4} について k=2 xk=\sqrt{2}\,x は 0<k<10<k<1。法線上の高さは問2の f(θ)f(\theta) なので、θ\theta を動かした値域は y≦(1−k23)32y\leqq(1-k^{\dfrac{2}{3}})^{\dfrac{3}{2}} である。y≧0y\geqq0 と交わらせて、領域の縦断面を得る。
x=0x=0 では y=sin⁡θy=\sin\theta なので 0<y<10<y<1。したがって点 (0,0)(0,0)、(0,1)(0,1) は DD に含まれないが、境界には属する。右上端は x=14x=\dfrac{1}{4} で、k23=12k^{\dfrac{2}{3}}=\dfrac{1}{2} より y=122y=\dfrac{1}{2\sqrt{2}}。
以上の上の曲線、両側の縦線、下辺を図示し、方程式を記入した。

問4 面積

境界の有無は面積に影響しないので、
S=∫014{1−(2 x)23}32 dx. S=\displaystyle\int_{0}^{\dfrac{1}{4}}\left\{1-\left(\sqrt{2}\,x\right)^{\dfrac{2}{3}}\right\}^{\dfrac{3}{2}}\,dx.
x=cos⁡3t2x=\dfrac{\cos^{3}t}{\sqrt{2}}、y=sin⁡3ty=\sin^{3}t と置く。x=0x=0 で t=π2t=\dfrac{\pi}{2}、x=14x=\dfrac{1}{4} で t=π4t=\dfrac{\pi}{4} なので
S=32∫π4π2sin⁡4tcos⁡2t dt. S=\dfrac{3}{\sqrt{2}}\displaystyle\int_{\dfrac{\pi}{4}}^{\dfrac{\pi}{2}}\sin^{4}t\cos^{2}t\,dt.
sin⁡4tcos⁡2t=2−cos⁡2t−2cos⁡4t+cos⁡6t32\sin^{4}t\cos^{2}t=\dfrac{2-\cos2t-2\cos4t+\cos6t}{32} より、積分値は π64+148\dfrac{\pi}{64}+\dfrac{1}{48}。よって S=3π+4642S=\dfrac{3\pi+4}{64\sqrt{2}}。

保存した解説図(配置未確定)

保存された解説図(掲載前の内容照合は別途必要)

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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