日本医科大学/2025年度/後期

1日本医科大学 2025年 数学 第1問解答・解説

1問題

日本医科大学2025年度第1問
中が見える番号付きの3つの箱、箱1、箱2、箱3の中に、それぞれ白球が1個ずつ入っている。また、箱の外に、白球、黒球がそれぞれ十分多くある。1から6の目をもつ1つのさいころを1回投げて出た目をnnとするとき、出た目に応じて以下の操作を行う。

(i) n=1, 2, 3n=1,\,2,\,3 の場合、箱nnの中に白球が入っている場合には、その1つの白球を箱の外にある1つの黒球と入れかえる。ただし、箱nnの中に黒球が入っている場合には何も操作をしない。

(ii) n=4, 5n=4,\,5 の場合、箱1、箱2、箱3のいずれかの中に黒球が入っている場合には、黒球が入っているすべての箱に対し、その1つの黒球を箱の外にある1つの白球と入れかえる。ただし、箱の中に入っている球がすべて白球である場合には何も操作をしない。

(iii) n=6n=6 の場合、箱1、箱2、箱3のいずれかの中に白球が入っている場合には、白球が入っているすべての箱に対し、その1つの白球を箱の外にある1つの黒球と入れかえる。ただし、箱の中に入っている球がすべて黒球である場合には何も操作をしない。

さいころを3回投げたとき、以下の各問いの空欄に適する1以上の整数を求めよ。ただし、分数は既約分数で答えること。

問1 箱1、箱2、箱3の中に入っている球がすべて白球である確率はアイ\dfrac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}となる。

問2 箱1、箱2の中に入っている球が共に黒球であり、箱3の中に入っている球が白球である確率はウエ\dfrac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}}となる。

問3 箱1の中に入っている球が黒球であり、箱2、箱3の中に入っている球が共に白球である確率はオカ\dfrac{\boxed{\text{オ}}}{\boxed{\text{カ}}}となる。

問4 箱1の中に入っている球が黒球であるという条件のもとで、箱3の中に入っている球が白球である確率はキク\dfrac{\boxed{\text{キ}}}{\boxed{\text{ク}}}となる。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1 全て白
    13\frac13。ア=1=1、イ=3=3。
  • 問2 箱1,2が黒、箱3が白
    5108\frac5{108}。ウ=5=5、エ=108=108。
  • 問3 箱1だけが黒
    572\frac5{72}。オ=5=5、カ=72=72。
  • 問4 条件付き確率
    25104\frac{25}{104}。キ=25=25、ク=104=104。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

問1 全て白

出目列は 63=2166^3=216 通り。黒の入った箱の集合を状態とし、初期状態は空集合。各状態から 1,2,31,2,3 では該当箱を集合へ追加、4,54,5 では空集合へ、66 では {1,2,3}\{1,2,3\} へ移す。
3回後に全白となるのは3回目が 44 または 55 の72通りだけ。3回目が 11 から 33 ならその箱が黒、66 なら全黒になるので他の場合はない。従って 72216=13\frac{72}{216}=\frac13。

問2 箱1,2が黒、箱3が白

最後のリセット(4,5,64,5,6)を考える。66 が最後のリセットなら全黒のままで不可。最後の白リセットが1回目なら、1回目 4,54,5 と残りの出目 (1,2),(2,1)(1,2),(2,1) で4通り。白リセットなしなら3回とも 1,21,2 で、両方が少なくとも1回出る 23−2=62^3-2=6 通り。2回目以後の白リセットでは2箱を黒にできない。
計10通りなので 10216=5108\frac{10}{216}=\frac5{108}。

問3 箱1だけが黒

最後の白リセットが2回目なら1回目任意6通り、2回目 4,54,5 の2通り、3回目 11 で12通り。1回目なら出目 (4,1,1),(5,1,1)(4,1,1),(5,1,1) の2通り。リセットなしなら (1,1,1)(1,1,1) の1通り。66 が最後のリセットの場合は不可。
計15通りなので 15216=572\frac{15}{216}=\frac5{72}。

問4 条件付き確率

全黒の出目列は、3回目 66 の36通り、2回目 66 かつ3回目 11 から 33 の18通り、1回目 66 かつ残り 11 から 33 の9通り、リセットなしで 1,2,31,2,3 が全て出る6通りで計69通り。
対称性から各1箱だけ黒は15通り、各2箱だけ黒は10通り。従って箱1が黒の列数は 15+10+10+69=10415+10+10+69=104。
そのうち箱3が白なのは黒集合 {1}\{1\} と {1,2}\{1,2\} なので 15+10=2515+10=25 通り。求める条件付き確率は 25104\frac{25}{104}。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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