日本医科大学/2024年度/後期

2日本医科大学 2024年 数学 第2問解答・解説

1問題

日本医科大学2024年度第2問
OOを原点とする複素数平面において、OOを中心とする半径22\dfrac{\sqrt2}{2}の円をC1C_1とし、C1C_1上の点P(z)P(z)に対して、複素数平面上の点Q(w)Q(w)を次で定義する。w=z+iz+1w=\dfrac{z+i}{z+1}
ただし、iiを虚数単位とする。また、2点P,QP,Qを通る直線をLLとおき、LL上の任意の点をR(u)R(u)とおく。このとき、以下の各問いのア\boxed{ア}~ソ\boxed{ソ}に適する実数を求めよ。問4については導出過程も記せ。
問1 点P(z)P(z)がC1C_1上を動くとき、点Q(w)Q(w)の軌跡は中心ア+イi\boxed{ア}+\boxed{イ}i、半径ウ\boxed{ウ}の円C2C_2となる。
問2 z=−12+12iz=-\dfrac12+\dfrac12iのとき、LL上の任意の点R(u)R(u)は次の直線の方程式を満たす(ただし、複素数uuと共役な複素数をu‾\overline uで表す)。(エ+オi)u+(カ+キi)u‾=1(\boxed{エ}+\boxed{オ}i)u+(\boxed{カ}+\boxed{キ}i)\overline u=1
また、LLと問1のC2C_2の2つの交点A(α),B(β)A(\alpha),B(\beta)はα=ク, β=ケ+コi\alpha=\boxed{ク},\ \beta=\boxed{ケ}+\boxed{コ}iで与えられる。
問3 LLが問2の点A(α)A(\alpha)を通るための必要十分条件は次のように表せる(ただし、0でない複素数γ\gammaに対して、arg⁡γ\arg\gammaはγ\gammaの偏角を表す)。arg⁡(z−αz−w)=サ\arg\left(\dfrac{z-\alpha}{z-w}\right)=\boxed{サ}またはシ\boxed{シ}(ただし、0≦サ<シ<2π0\leqq\boxed{サ}<\boxed{シ}<2\pi)
問4 点P(z)P(z)がC1C_1上を動くとし、かつLLが問2の点A(α)A(\alpha)を通るとする。これら2つの条件を満たす点P(z)P(z)は全部でス\boxed{ス}個あり、ス\boxed{ス}個の複素数zzの中で実部の値が最も大きい複素数はセ+ソi\boxed{セ}+\boxed{ソ}iである。

まずは自分で解いてみましょう。解けたら「答え」、詰まったら「解答」で確かめられます。

タイマー

15:00

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 問1
    アは−1-1、イは22、ウは22。
  • 問2
    エは−12-\dfrac12、オは−12-\dfrac12、カは−12-\dfrac12、キは12\dfrac12、クは−1-1、ケは11、コは22。
  • 問3
    サは00、シはπ\pi。
  • 問4
    スは44、セは3−14\dfrac{\sqrt3-1}4、ソは3+14\dfrac{\sqrt3+1}4。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

解答

(1)

z=i−ww−1z=\dfrac{i-w}{w-1}であり、∣z∣2=12|z|^2=\dfrac12から2∣w−i∣2=∣w−1∣22|w-i|^2=|w-1|^2となる。
w=X+iYw=X+iYとおけば、(X+1)2+(Y−2)2=4(X+1)^2+(Y-2)^2=4である。w=1w=1はこの円上にないので逆変換も成立し、軌跡は中心−1+2i-1+2i、半径22の円全体である。

(2)

z=−12+12iz=-\dfrac12+\dfrac12iを代入すると、w=1+2iw=1+2iである。両点を通る直線はY=X+1Y=X+1である。
u=X+iYu=X+iYを用いると、(−12−12i)u+(−12+12i)u‾=−X+Y=1(-\dfrac12-\dfrac12i)u+(-\dfrac12+\dfrac12i)\overline u=-X+Y=1となる。
円C2C_2と合わせて(X+1)2+(X−1)2=4(X+1)^2+(X-1)^2=4、すなわちX=±1X=\pm1である。交点は−1-1と1+2i1+2iとなる。

(3)

α=−1\alpha=-1はC1C_1上にないのでz−α≠0z-\alpha\ne0である。また、z=wz=wならz2=iz^2=iとなるが、その根は絶対値11でC1C_1上にない。したがって、比は定義され、非零である。
P,Q,AP,Q,Aの共線条件はz−αz−w\dfrac{z-\alpha}{z-w}が実数であること、すなわち偏角が00またはπ\piである。

(4)

z=x+iy, x2+y2=12z=x+iy,\ x^2+y^2=\dfrac12とおく。問3の比は(z+1)2z2−i\dfrac{(z+1)^2}{z^2-i}である。
分母の共役を掛けると、実数条件は(z+1)2(z2−i)‾(z+1)^2\overline{(z^2-i)} の虚部が 00 となる。展開してx2+y2=12x^2+y^2=\dfrac12を代入すると、(2x+1)(x+12−y)=0(2x+1)(x+\dfrac12-y)=0である。
x=−12x=-\dfrac12ならy=±12y=\pm\dfrac12の2点である。y=x+12y=x+\dfrac12なら、2x2+x−14=02x^2+x-\dfrac14=0よりx=−1±34, y=1±34x=\dfrac{-1\pm\sqrt3}4,\ y=\dfrac{1\pm\sqrt3}4の2点である。
4点は相異なり、実部の最大値は3−14\dfrac{\sqrt3-1}4、その点の虚部は3+14\dfrac{\sqrt3+1}4である。

読み終えたら解答を閉じて、もう一度自分の手で解いてみましょう。

答えと解答は AI で作成したものです。誤りに気づいたらお問い合わせから教えてください。

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